チェンジ・ザ・ワールド☆
act.6(春日)
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streetpoint
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就職難民 黙って俺についてこい!
「うわ、ひっどい顔」
朝一番、顔を会わせた瞬間に私は春日さんにそう言われた。なじられた?
「営業は会社にとって大事な仕事って言ったよね。そんなひどい顔で営業回ったら、悪印象与えるって分かんないかな? うち、化粧品の会社なんだけど」
「すみません……」
私のこのひどい顔は、昨日遅くまでカレンに借りた本や貰った新製品の資料を読んでいたから。
読み出すと色々な事が気になっちゃって、ネットで調べたりしてたら夜中の2時過ぎてたのよね……おかげでクマはできるし肌はカサつくし、最悪。春日さんに怒られて当然だ。
「取りあえず今日一緒に外回りに行く美容部の人に、そのひどい顔をもう少し見られる位にメイクしてもらって」
くるっと私に背を向けると、春日さんは自分の席に戻って行った。
「―――はい」
ずっと怖い顔をしてた。当たり前よね、仕事を始めた翌日にいきなりこんな寝不足全開の顔で出社したんだもん。
私は肩を落としてカレンのいる美容教育部へと向かった。
美容部に到着すると、今度はカレンに怒られた。
すぐに椅子に座らされ、私が施したメイクを落とし、手際良く顔を作って行く。
「ごめんね、カレン」
「あたしに謝ってどうするのよ! そんな顔じゃ営業回りなんて出来ないわよ! うちは化粧品会社なのよ!」
「さっき春日さんにも同じ事言われた……」
「そりゃそうでしょうね。もう、じっとして!」
決まりが悪くてもじもじしていた私の顔をぐい! と掴んであげると、カレンは少し怒ったような呆れたような顔でメイクを続けた。
本当にごめんね、カレン。
「メイクは終わった?」
入り口から声がして、美容部の人が返事をする。
「もうすぐ終わります」
「少しは見れる顔になったみたいだけど」
鏡越しに私の顔を見て春日さんが呟く。
「あと10分で出るよ。僕たちは先に駐車場に行ってるから、早く来てよね」
「はい!」
そして美容部の女性2名と一緒に、部屋を出て行った。
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お帰りの際は、窓を閉じてくださいv
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