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チェンジ・ザ・ワールド☆
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act.11(白波瀬)

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streetpoint

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就職難民 黙って俺についてこい!










 新作発表の後、社長は私の顔を見ても何も言わなかった。急に消えた事もお咎めなし。それが逆に怖かったけど、ここ数日は何事もなく平和に過ごしている。


「葉月、こっちに来い」


 社長室で箒を片手に掃除をしていると、社長が私の事を呼んだ。


「これを正式に渡そうと思ってな」


 そう言って社長が取り出したのは―――


「こ、これって……!」

「ああ、採用通知だ」

「! あ、有難うございます!」


 そう言ってその紙に手を伸ばそうとしたその瞬間―――――


 バタン!


 と勢いよく社長室の扉が開いた。


「それはちょっと待ってほしいな」


 聞きなれたその声に振り向くと、そこには……。


「白波瀬、お前なにしに来た?」

「し、白波瀬さん!?」


 白波瀬さんは秘書さん達に笑顔を振りまきながら入室していた。


「何でお前がここに入れているんだ。ここの警備はザルか!? 受付はどうした?」

「ちゃんと済ませたよ。御影山、僕は天下の白波瀬グループの御曹司なんだよ。入れてもらえて当前だろう」

「何が天下だ。天下は我が御影山グループのものに決まっているだろう!」


 な、なんだかとっても不毛だわ。

 睨みつける社長の視線を物ともしないで、白波瀬さんはつかつかと私たちに近づいてくる。


「あ、そ。じゃあ天下は御影山グループにあげるよ」

「なに!?」

「その代り」


 言うが早いか白波瀬さんは社長の手から採用通知を奪い取り、そして――


 ビリビリッ!!


 激しい音とともに破り捨ててしまった。





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