THEビッグオー

「THEビッグオー」

放映日時 
1999年10月~2000年1月 
2003年1月~同年4月(second season)

ストーリー

主人公のロジャー・スミスは、パラダイムシティのネゴシエイター。40年前に起きた“何か”によって、パラダイムシティを除く他全てが死滅。残されたパラダイムシティの住人は、それまでの記憶(メモリー)を――その“何か”に関する事も含めて――全て失っていた。過去の記憶を失って40年、ようやく再建されはじめた街においてロジャーは様々な交渉を執り行う。だが、交渉だけで事が済まず、暴力に訴えてくる相手も多い。そんな時、彼はメガデウス・ビッグオーを操り、力に力で対抗する。
「ビッグオー、ショウターイム!!」

主要人物

ロジャー・スミス

本作の主人公。ネゴシエイター(交渉人)であり、ビッグオーの操縦者(ドミュナス)でもある。
紳士的かつフェミニストである事を自任しているが、少々のことで頭に血が上ったり、
「レディーファーストだ」等といいつつ危険な場所へ女性を先に行かせたりするため、少々「紳士的」という言葉からは程遠い人物である。
また、病的なまでに黒を好む為、自身の服装のみならず屋敷に住むドロシー、ノーマンの服装まで黒に統一している。「あんた達の趣味、最低だわ」(by.ドロシー)
人間離れした怪力を見せたり、機械で大量生産される描写があったり、すでに死んでいる描写があったりと、謎が多い人物。

R・ドロシー・ウェインライト

ウェインライト博士の亡き娘に似せて作られた少女型アンドロイド。
博士以外の前では喋りが機械的で表情も変化に乏しく無愛想だったが、次第に柔らかい表情を見せるようになっていく。
彼女が弾くピアノの騒々しい音色から、ロジャーの朝は始まる。
体内に「40年前の何か」に関するメモリーを隠し持っており、様々な敵に狙われる。

ノーマン・バーグ

ロジャーに仕える執事。家事からビッグオーのメンテナンス、果ては大量の機械群との銃撃戦まで何でもこなす。
何が起きても動じない精神の持ち主であり、ロジャーの無茶な注文にも完璧な対応を見せる。
どう見ても老齢だが、54歳である。

ダン・ダストン

パラダイム・シティ軍警察少佐(後に大佐)。ロジャーの元上司。
ロジャーと親交を持つが、メガデウス犯罪に対して自分が無力な事への苛立ちをぶつける事も。
部下からの信頼は厚く、軍警察としての誇りも高い。

エンジェル

ロジャーに幾度となく接触してくる、正体不明の女性。背中に天使の羽のような形の傷を持つ。

シュバルツ・バルト

40年前の真実を執拗に追い求めた元新聞記者。本名はマイクル・ゼーバッハ。
全身に負った火傷を隠す為に包帯を巻いている。
数多くのメモリーを手に入れ、「何か」の一部を知ることとなったが、その結果として狂気を抱くようになる。
その真実を世に知らしめるべく、自ら発掘したビッグデュオを駆ってロジャーと対決する。
後に行方不明となり、霊のような形であちらこちらのシーンに登場する。

ジェイソン・ベック

ロジャーに恨みを持つ犯罪者。特徴的な髪型と黄色いスーツが特徴。
短気で自信家だが、技術者としての腕は天才的。
技術者としてのメモリーを持ち、自作のロボットなどを用いてロジャーの前に立ちはだかった。

アラン・ゲイブリエル

アレックスに付き従っている、仮面を付けた謎の男。常に相手を小バカにしたような薄ら笑いを浮かべている。
半機械人間で、その身体能力はロジャーに勝るとも劣らない。
アレックスからビッグデュオ・インフェルノを与えられるが、デュオにドミュナスとして認められず取り込まれる。

アレックス・ローズウォーター

パラダイムシティの全てを取り仕切るパラダイム社の社長。
冷酷非道かつ、子供のような自己中心的言動も目立つ。自称「正当なるドミュナス」。
古き世界を破壊して新しい世界を作ろうとし、ロジャーと対立することになる。

ゴードン・ローズウォーター

アレックスの父親であり、初代パラダイム社社長。温厚な性格であり「トマト」という単語をよく口にする。
現在は一線を退き、農園でのんびりと暮らしている。
40年前の「何か」について知っていることがあるようだが……

主要ロボット

本作ではロボットを「メガデウス」と呼称する。

ザ・ビッグ

本作最強のメガデウスシリーズ。
共通して起動時に「CAST IN THE NAME OF GOD, YE NOT GUILTY.」という文字列が表示される。
それぞれが意思のようなものを持っており、機体自身が認めた「ドミュナス」と呼ばれる操縦者によって操縦される。(何をもってドミュナスを選ぶのかは不明)
ドミュナスでない者が操縦することも可能ではあるが、その場合突然停止・暴走を起こすことが多くなり正常な稼動は期待できない状態になる。

ビッグオー

主人公ロジャーの駆る黒いメガデウスで、ザ・ビッグの一体。
かつての地下鉄路線を利用し、ロジャーが呼べばどこにでも現れる。
全身に実弾兵器と光学兵器を内蔵しており、格闘戦時も重装甲による打撃を行うことができる。
メガデウスの中でも最大級の火力を持っている。
尚、電撃が弱点となっている。

ビッグデュオ(マミー)

シュバルツ・バルトの駆る赤いメガデウスで、ザ・ビッグの一体。
プロペラユニットを装備し、飛行する事が可能。武装の大半が実弾兵器である。
マミーは、ザ・ビッグとしての姿を隠すためにデュオに包帯が巻かれた状態。
メガデウスの中でも圧倒的な機動力を誇る(Act:12に登場)。

ビッグデュオ・インフェルノ

アラン・ゲイブリエルの駆る桃色のメガデウスで、大破したビッグデュオをパラダイム社が回収・改造した物。
手の部分がドリルに変形できるようになっており、格闘性能・機動性は向上しているが、中・遠距離戦での火力は低下している(Act:23,24に登場)。

ビッグファウ

アレックス・ローズウォーターの駆る白いメガデウスで、ザ・ビッグの一体。
両腕にスクリューを備え、水中戦闘も得意とする。ビーム、実弾兵器、スクリューパンチなどの
多種にわたる武装に加え、ビッグオーの必殺技・サドンインパクトすら防ぐバリアを展開している。
総合的に見れば、最も安定したレベルで高い戦闘力を持つメガデウスである(Act:21,25,26に登場)。

ビッグヴィヌス

搭乗者不詳のメガデウスで、ザ・ビッグの一体と思われる。
ビッグオーのカラーリングを光学的に反転させた色をしており、神の如き力を持つ(Act:26に登場)。

その他のロボット


ベックビクトリーDX

ジェイソン・ベックが作ったヘビーメタルユニット。メガデウスではない。
火力・装甲ともに貧弱だが、運動性と奇襲性は高い(Act:9に登場)。

ベック・ザ・グレートRX3

メモリーの一部を取り戻したベックが作った巨大ロボ。
スポーツカー、Tボーントレーラー、建設用車両の3台が「ファイナル・トゥギャザー」という合言葉とともに変形・合体する。
作中では専用BGM・合体シーンも用意されていた(Act:18に登場)。

ドロシー1

ウェインライト博士が作り上げたロボット。月をイメージして造られている。
腕部ワイヤーによる攻撃が可能である(Act:1,2に登場)。

グリンダ

ウェインライト博士が作り上げたロボット。太陽をイメージして造られている。
かなりの高機動が可能であり、剣とビームにより戦闘を行う(Act:15に登場)。
余談だが、同人物が同時期に作成したとは思えないほどドロシー1との性能差がある。

ロベスピエール、フーシェ、カルノー

異国から現れた3体のメガデウス。
それぞれドリル、音響、電撃による攻撃が可能であり、連携して戦う。
それぞれの内部にビッグファウのパーツが隠されており、本来はその輸送用であった(Act:13,14に登場)。

ポナパルド

上記3体のメガデウスの破片を組み合わせたメガデウス。
全身を分割しての活動が可能である。
元ネタはウルトラセブンのキングジョーとマジンガーZのダブラスM2。
ロペスピエール、フーシェ、カルノー共々、ネーミングはフランス革命に由来。
ポナパルドはフランスのナポレオン・ボナパルドに由来(Act:20,21に登場)。

過去参戦作品

スーパーロボット大戦D(GBA)
(second seasonは今作初参戦)
最終更新:2008年09月28日 23:31
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