機動新世紀ガンダムX

「機動新世紀ガンダムX」

放映日時 
1996年4月~1996年12月 


ストーリー

宇宙革命軍と地球連邦軍の戦争によるコロニー落としから環境の回復が見られるようになった15年後の地球。
戦災孤児のガロード・ランは、ニュータイプの少女ティファ・アディールの導きで「ガンダムX」を入手する。
彼女を守ろうとフリーデンに同乗したガロードは、仲間と共にニュータイプを巡る戦いや困難を乗り越えていく……


主要人物

ガロード・ラン

本作の主人公。15歳。
第7次宇宙戦争による大破壊によって戦災孤児となり、モビルスーツ狩りやジャンク屋などで一人生計を立てていた。
とある依頼によりヒロインであるティファと出逢い、ガンダムXのパイロットとなる。その後、一目惚れした彼女を守るためにバルチャー艦フリーデンに乗り込み、行動を共にする。
パイロットとして天性の素質があり、何より行動理念が「ティファを守りたい」という単純明快な物だけに迷いが無く、強い。
そのあふれんばかりの行動力はやがてフリーデンのクルー達を動かし、新連邦と宇宙革命軍との争いを終結に導く事になるのだが、彼にとって最大の勲功はやはりティファの笑顔であろう。
戦争終結後はティファと共に世界を巡る旅に出る。

ティファ・アディール

本作のヒロイン。15歳。
同時代では希少な天然モノのニュータイプであり、その力(だけ)を求める大人達の間を生きてきたせいか、寡黙で人見知りが激しい。
そんな彼女を分け隔て無く、一人の女の子として接してくれるガロードにいつしか心を開き、やがて恋心を抱くまでになる。
ニュータイプとしての能力は絶大であり、最強兵器であるサテライトキャノンは彼女の力無しでは起動しない。
その特別な力を疎ましく思うこともあったが、ガロード達の戦う姿を見るにつけ、自分に出来ることは何だろうかと考えられるまでに成長する。

ジャミル・ニート

バルチャー艦フリーデンの艦長。30歳。
少年時代、旧連邦軍のニュータイプ兵としてガンダムXを駆り、宇宙革命軍のコロニー落としのきっかけとなる引き金を引いてしまった過去を持つ。
このトラウマのせいでコクピット恐怖症になり、同時にニュータイプ能力も失ってしまった。
現在は艦長として、クルーやバルチャー仲間からの信頼を集める身であるが、中身は少年時代のトラウマを引きずったままの未成熟さを残しており、それを隠すためにサングラスをかけている。
そんな中で出会ったガロードに在りし日の自分を重ね、パイロットとしてノウハウをたたき込むのだが、ピンチの際にはコクピット恐怖症も顧みず自ら出撃し、ついには克服するに至る。
その操縦技術は確かで、フロスト兄弟も舌を巻くほど。元エリート少年兵は伊達ではない。

ウィッツ・スー

ガンダムエアマスターのパイロット。17歳。竹を割ったような性格をしている。
実は大家族の長男で家族思いの彼は、家族の生活費を賄おうと家から飛び出しフリーのバルチャーとなった。
フリーデンとの契約解除時に一度はロアビィと共にフリーデンを降りたが、後に専属契約を交わして再度同行する事に。
最終決戦前にトニヤにプロポーズした。

ロアビィ・ロイ

カンダムレオパルドのパイロット。18歳。クールな性格でマイペースだが、義理堅い一面も。
かなりの女好きで、各地に口説いた女性がいるが、その全員にバラの花を贈るというまめさも持つ。
戦渦に飛び込もうとするフリーデンの状況を嫌い、一度はウィッツと共に艦から降りたが、現地で出会った女性の死を目の当たりにした事で戦争について再考。フリーデンに戻る事を決めた。
最終決戦前にサラに告白するが、結果として振られた。戦後は何故かエニルと行動を共にしていた。

キッド・サルサミル

フリーデンのチーフメカニック。自称「天才少年」の12歳。
その自称に恥じない腕前とプロ意識を持ち、ガンダムX、エアマスター、レオパルドの改修なども行っている。

サラ・タイレル

フリーデンの通信士。19歳。真面目で、一見するときつい印象を与えそうな顔立ち。
実質的な副官でもあり、ジャミルがMSで戦う時は艦長代理を任されている。
ジャミルに想いを寄せていて、彼が過保護な態度を取るティファに対して嫉妬を抱くが、後に和解。
最終決戦前にロアビィに告白され、ジャミルへの想いとの間で揺れ動くが、最終的にはジャミルに着いていく事を選んだ。

トニヤ・マーム

フリーデンの通信士。17歳。奔放だが、他人への気遣いなども忘れない性格。
ウィッツにプロポーズされた。

フロスト兄弟

兄シャギア、弟オルバの二卵性双生児(一説には一卵性)。19歳。本作におけるライバルキャラ。
それぞれ、ガンダムヴァサーゴ、アシュタロンを操縦する。
端正な面持ちと品性を備えており、素性を隠しフリーデンに潜入した際には女性クルー達を色めき立たせた。
兄弟間でテレパシーによる意思疎通ができるという特殊能力を持ち、連邦軍でニュータイプとしての訓練を受けていたが、サテライトシステムには対応しなかったため「カテゴリーF」という扱いを受けてきた。
この扱いを不服とし、自分たちを差別した世界を戦乱に陥れるため、暗躍を繰り返している。
最終決戦にてこの鬱積した思いをガロードにぶつけるが、元来特別な力を持たず、様々な苦境を必死で乗り越えてきたガロードに「みんな色んな物抱えて生きてるんだ!」の一言で否定され、DXとの死闘の末に敗北する。

エニル・エル

フリーのMS乗り。19歳。
ガロードに興味を持って近づくが拒絶され、それ以来彼を付け狙うようになった。

カリス・ノーティラス

フォートセバーン市の市長であるノモアの手で作り出された人工ニュータイプ。
非常に潔癖な理想主義者であり、自ら望んで人工ニュータイプになり、自警団を率いていた。
しかし、もうこの世には存在しないと言われていた天然のニュータイプであるティファと出会った事でノモアへの疑念を抱き、その真意を悟る。
その後、ガロードにわざと負けて死のうとするが果たせず、フリーデンに救助されるが脱走。
結果として、ノモアの手によってMAパトゥーリアの生体ユニットにされてしまうが、ガロードの手によって救出された。

ランスロ-・ダーウェル

宇宙革命軍のエースパイロット。34歳。15年前、ジャミルと幾度も交戦したことがある。
かつてはニュータイプ能力を持っていたが、現在ではジャミル同様に失われている。

主要ロボット

ガンダムエックス(X)


ガンダムダブルエックス(DX)


ガンダムエアマスター


ガンダムレオパルド


ガンダムヴァサーゴ


ガンダムアシュタロン





補足


過去参戦作品

スーパーロボット大戦α外伝(PS)
スーパーロボット大戦R(GBA)
最終更新:2008年09月28日 23:35
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