交響詩篇エウレカセブン

「交響詩篇エウレカセブン」

放映日時 
2005年4月~2006年4月 全50話

ストーリー

 珊瑚のようなスカブ・コーラルが大地を覆い、トラパーと呼ばれる粒子が大気中を漂う惑星。
 ある晩、その辺境の街に暮らし、退屈で「最悪」な日々を送る少年レントン・サーストンの部屋に、1体のLFOが落ちてきた。
 部屋を半壊させたそのLFO-ニルヴァーシュの中から現れたのは、エウレカという美しい少女だった――

 一つの出会いが、やがて世界を変えていく。そんな愛と青春の物語。

主要人物

  • レントン・サーストン
本作の主人公。ベルフォレストに住む14歳。
英雄と呼ばれる故・アドロックを父に、失踪したダイアンを姉に、そしてメカニック屋を営むアクセルを祖父に持つ。
トラパーの波に乗る空中サーフィン・リフが趣味で、有名なリフボーダーであるホランドに憧れている。
退屈な日々に不満を抱く普通の少年だったが、エウレカとの出会いを境に様々な体験をし、大きく成長していく。
ゲッコーステイト参加後は、エウレカと共にニルヴァーシュ type ZEROのライダーを務める。

  • エウレカ
本作のヒロイン。年齢不詳。
ゲッコーステイトのLFOライダーで、卓越したセンスでニルヴァーシュ type ZEROを操る。
当初は感情表現に乏しかったが、レントンと接するようになってからは様々な感情が芽生え始め、大きく変わっていく自分に戸惑いを覚える。
惑星の運命を握る存在の一人。戦場で出会った三人の孤児の母親代わりをしている。
彼女のある変化は視聴者を驚かせた。

  • ホランド・ノヴァク
ゲッコーステイトのリーダー。29歳。粗野なように見えて冷徹。タルホの恋人でもある。
元は軍の特殊部隊所属で、LFOの操縦、白兵戦、戦闘指揮の全てに卓越している。
エウレカの秘密の一端を知っている人物。鬱屈とした物を抱えているのか、時としてレントンに辛く当たる事も。

  • タルホ・ユーキ
月光号の操舵士でホランドの恋人。26歳。
ゲッコーステイト設立当初からのメンバーで、元は軍の情報部に所属していた。
ホランドがエウレカに対して過保護なのを不愉快に思っている。
ゲッコーステイトが発行する雑誌のグラビアモデルもしており、露出の高い格好をしていたが、ホランドの子を妊娠したのを切っ掛けに、服装を露出の少ない物へと一新させた。

  • アクセル・サーストン
レントンの祖父。
ベルフォレストでメカニック屋を営んでおり、常日頃からレントンに後を継ぐようにと口うるさく言っている。
実は凄腕のメカニックであり、軍の技術研究所所長はアクセルを師匠と称しているほど。
息子であるアドロックから預かっていた謎の装置・アミタドライヴを隠し持っており、軍のモンスーノと交戦中のニルヴァーシュにこれを届けるようにと、レントンに託した。
後に、ニルヴァーシュの改修なども手掛ける事に。

  • アネモネ
塔州連邦軍所属のLFOライダー。年齢不詳。
ニルヴァーシュ type the ENDを操る。日常的に大量の薬物を投与されており、精神的にとても不安定。
デューイを慕い、世話役であるドミニクをいつも殴り、蹴り、罵倒している。
惑星の運命を握る存在の一人。ガリバーという名のペットを飼っている。

  • ドミニク・ソレル
塔州連邦軍少尉。20歳。
デューイの腹心の部下で、アネモネの世話役を勤める。アネモネからは酷い扱いを受けているが、それでも常に彼女の事を案じている。
軍人として優秀な素質を持っているが、一方で地図を読めなかったり死体を見ると吐いてしまったりと、軍人として致命的な欠陥も持っている。
お互いの素性を知らないまま、レントンと行動を共にした事も。

  • デューイ・ノヴァク
塔州連邦軍最高司令官。36歳。
「アゲハ構想」と呼ばれる謎の計画を推し進める。
ホランドの実兄であり、宿敵。

  • チャールズ・ビームス&レイ・ビームス
元・軍特殊部隊所属の傭兵夫婦。
デューイからエウレカとニルヴァーシュ捕獲を依頼され、その為の行動中に偶然家出中のレントンと出会う。
彼らと過ごした短い、しかし家族のように親密な時間、そして悲しい別れは、レントンの成長の大きな糧となった。

主要ロボット

トラパーの波に乗る為のリフボードを操るLFO(ライト・ファインディング・オペレーション)と呼ばれる人型兵器が主力である。
要するに、ロボットが空中でサーフィンをしながら戦う。

  • ニルヴァーシュ type ZERO
レントンとエウレカが操縦する、複座型のLFO。機体カラーは白地に赤いライン。世界最古のLFOとされる。
武装は専用リフボードとブーメランのみ。
コクピットにアミタドライヴをセットする事で、セブンスウェルと呼ばれる現象を発生させる事が出来る。

  • ターミナスシリーズ
ゲッコーステイトで用いられているLFOのシリーズ。type R606、808、909が使用されていた。
細かい形状やカラーリング、装備などはそれぞれ異なっている。
また、type B303 デビルフィッシュと呼ばれる、初期型でリミッターが無いモンスターマシンも存在する。

  • ニルヴァーシュ type the END
アネモネが操る、もう一体のニルヴァーシュ。漆黒の機体で、コクピットは有機的な様相を呈している。
ターミナス type B303をベースとしている。専用リフボードは左右に分割でき、スキーのように扱う事も可能。
武装として、大型ナイフ、有線で遠隔操作が可能な大型クロー*2、ホーミングレーザー18門、精神攻撃兵器バスクード・クライシス2門を有する。

  • モンスーノシリーズ
塔州連邦軍の現行主力機。基本となるtype 10の武装は機関銃、肩部ミサイルポッド*2。
この他、ロングレンジレーザーを装備したtype 20や、デューイ直属のアゲハ隊が用いたVC10などがある。

  • スピアヘッド SH-101
ビームス夫妻の機体で、チャールズ機は青、レイ機は赤。
リフボードの代わりに、腰部の特殊装備「サーカスマニューバ」を用いる事で単独飛行が可能。
武装は腕部に内蔵されたナイフ、頭部スピア、小口径レーザー4基。

登場が確認されている機体

ニルヴァーシュ type ZERO、ターミナス type R606、type R808、ターミナス type R909、モンスーノ type 10は、登場が確認されている。
PVに登場する丸い緑の物体は、抗体コーラリアンと呼ばれる敵である。

補足

  • ゲッコーステイト
ホランドがリーダーを務める空賊にしてカリスマリフボーダー集団。月光号という最新鋭巡洋艦を本拠としている。
リフやファッションの話題を扱う「ray=out」という雑誌を発行し、その中で政府が隠匿しようとしている事実などについての啓蒙を行っている。
リフで金を稼がないというポリシーがある為、財政は常に火の車。資金稼ぎの為に軍との戦闘や危険な仕事に明け暮れている所為で、リフをする暇も無いのが実情。

  • 塔州連邦
この惑星を統べる政府組織。賢人会議という最高機関を持つ。
中盤以降、塔州連邦軍はデューイを最高司令官に迎え、彼の「アゲハ構想」の実現へと邁進する事になる。

  • コーラリアン
謎に包まれた存在。人類の敵とも惑星の抗体とも呼ばれる。その正体は……

今回はアクエリオンと共にメインになる?(うますぎWAVEより)

過去参戦作品

なし、シリーズ初参戦
(フロムソフトウェア開発、バンプレスト発売の Another Century's Episode 3には参戦)
最終更新:2008年09月28日 23:51
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