「超時空世紀オーガス」
放映日時
1983年7月3日~1984年4月8日
ストーリー
西暦2062年、地球では軌道エレベータの奪い合いで戦争が勃発しており、自由宇宙軍の兵士「桂木桂(かつらぎけい)」は最新兵器「時空振動弾」の使用による敵軍の壊滅任務を受けた。
だが作戦は思わぬ難航を示し、撤退を余儀なくされる。しかし、桂は成功のために無茶を起こし、本来敵ごと時空を吹き飛ばすための時空振動弾を暴走させてしまう。この結果、世界の時空は崩壊し、複数の世界が混濁する「相克界」を作り上げてしまった。
主要人物
元は軍の戦闘機パイロットだった男。女性に手が早く、いわゆる助平な性格。
相克界を作り上げた張本人であり、彼はその責任に蹂躙される事になる。パイロットとしての実力は確かで、崩壊した世界で可変メカ「オーガス」を任せられた。
時空破壊の影響で地球に現れた種族「エマーン」の少女。
超時空シリーズに伝統とされる主人公との恋愛役の一人。
自由宇宙軍時代の桂の同僚。時空振動弾の暴走の際、その近くに居たため、
桂と同様に重要な使命を担わされる事になってしまう。
友情に篤く、本来恨んでもいいはずの桂に地位を捨ててまで協力する心意気を見せた。
時空破壊前の地球人による国家「チラム」に所属する女性兵士。
桂は時空破壊を行う前、一人の女性と寝屋を共にしており、その際出来た子供がアテナである。(桂は時空破壊の際20年未来に飛ばされているので、実質の年の差は少ない。) 不可抗力とはいえ自分の母をほったらかしにした自らの父・桂木桂をアテナは強く恨んでいる。
ある街で自分を桂に「売った」少女。
その正体は機械で構成される国家「ムー」で作られた看護用人型ロボットである。 桂に好意を抱いており、その愛らしさと設定の斬新さが、当時の視聴者達から絶大なる人気を得た。 恋敵であるミムジィには何かと敵意を見せていたが、桂と彼女の中が深まる内、モームはある決心をする事になる。
ロボット
桂が使用していた軍の戦闘機「ブロンコII」が破壊されたため、エマーン人の兵器「モラーバー」と組み合わせて製作された急造機。しかしエマーンの持つ「慣性制御技術」と人型であるポテンシャルのおかげで戦闘能力は高い。
フライヤー(戦闘機)・ガウォーク(足付き戦闘機)・タンク(戦車)・オーガロイド(人型)の4形態に変形可能。(SRWZではタンク形態は都合上オミットされている)
補足
オルソンに声を当てていた鈴置洋孝氏が既に亡くなっている為、堀内賢雄氏が代役を務める。
時空振動弾は爆弾ではない。
時空振動弾とは対象物を別の時空へと移動させる装置及びシステムの事を指す。第一弾PVのCGムービーで起動している装置が時空振動弾と呼ばれる物である。
余談だが、マクロスF13話に時空振動弾そっくりのディメンション・イーターという装置が登場した。
なし、シリーズ初参戦
最終更新:2008年09月28日 23:52