超重神グラヴィオン

放映日時

2002年10月~2002年12月 ツヴァイ 2004年1月8日~2004年3月

ストーリー

紅エイジの元に行方不明の姉アヤカより助けを求める手紙が届いた。
エイジはアヤカを救出するためサンジェルマン城に潜入するも失敗、やむなく城内のバイクで脱出を図るが、
それはバイクではなくグランディーヴァ「Gアタッカー」のコックピットであった。
時を同じくして謎の敵ゼラバイアが襲来、何も知らずGアタッカーで戦場に飛び出したエイジは、
ゼラバイアとサンジェルマン城の私設部隊グランナイツの戦闘に巻き込まれてしまう。
何とかその場を切り抜けたものの、サンドマンの口よりアヤカの手紙はエイジをおびき出しグランナイツに入れるための偽物であると知らされる。
エイジはサンジェルマン城に残りグランナイツとして戦いつつ、城の何処かにいるアヤカを探すのだった。

主要人物


天空侍斗牙 (てんくうじ とうが)

グランカイザーのパイロット。幼少期に施設からサンドマンに引き取られ、以後はサンジェルマン城でグランカイザーのパイロットとなる為の訓練を受け続けていた。
引き取られて以後は城から出たことが無く、戦闘以外のことは何も教わらず育ってきた為、世間の常識に疎く、子供のように無邪気。
温厚な性格だが、心が幼いゆえに他人の痛みを理解できない一面もある。
戦闘中は戦い以外のことは何も考えられなくなるらしく、性格が豹変し、冷徹な戦闘マシンとなる(二重人格の類ではない)。
主人公の一人ではあるが、公式に「ヒロイン」と称されている。また、彼の視点の話も2期になってから。

紅 エイジ (しぐれ・えいじ)

グランカイザーをサポートするグランディーヴァの一機、Gアタッカーのパイロット。合体後は右脚。ミサイルとバルカンを担当する。
サンジェルマン城に行って以来消息を絶っている姉、アヤカを探す為に城に潜入するが成り行き上戦闘に巻き込まれる。戦闘終了後もそのまま城に残り、アヤカに代わりGアタッカーのパイロットとなる。
アヤカの捜索は諦めてはおらず、チャンスあらば城の中を探索している。
熱血漢で面倒見が良い兄貴分。世間知らずな斗牙の世話を焼いたり、ちびメイドの3人に玩具にされたりしている。
物語当初は斗牙に殴りかかっても軽くあしらわれたり、精神面でも未熟な面が目立つが、ストーリーを通して心身ともに成長していく。
シスコンなのか天然なのか姉のことを名前で呼ぶ。
実質主人公であり、彼の視点からストーリーが進行することが多い。公式の呼称は「ヒーロー」。

城 琉菜(ぐすく・るな)

Gドリラーのパイロット。合体時は左腕。グラヴィトンプレッシャーパンチをはじめ、ロケットパンチ系の武器を担当する。
エイジより前にサンドマンに呼ばれ、城で戦闘訓練を受けていた。
エイジとは事故で風呂を覗かれて以来喧嘩友達であり、お互いを「脚男」「ドリル女」と呼び合っている。
斗牙に想いを寄せているが、実る気配は無い。
父親もサンジェルマン城で働いていたがゼラバイアに殺されており、グランナイツに入った理由の1つとなっている。

ミヅキ・立花

Gストライカーのパイロット。合体時は左脚。レーザーとグラヴィトンヴァイパー(鞭)を担当。
行方不明になる前のアヤカと共に訓練を受けていた事があり、そのころ深い関係にあったようである。
エイジと共にアヤカを探しているが、ハッキング、物理学、体術など、何処で習得したかも判らない高度な技術や知識を持つ謎の多い女性。
病的なまでの巨乳キャラであり、動くたびに乳が揺れていた。
エイジを色気でからかったりしているが、男に媚びることや軽い男は嫌いらしい。

エィナ

サンジェルマン城のメイド長。斗牙の教育係。戦闘では琉菜と共にGドリラーに乗り込み、右腕を担当する。
絵に描いたようなドジっ子眼鏡っ子メイドであり、それらのタイプのキャラのお約束の塊である。
パイロットとしては目立った活躍はないが……。
ある出来事を切欠に姿を変え、眼鏡が無くなり、髪がピンクになり、性格にもやや変化する。

リィル

Gシャドウのパイロットであり、合体時には胸部。グラビティクレッセント(ブーメラン)を担当する。
Gシャドウ共々グランナイツには存在を知らされておらず、実戦で初めて姿を現した。
当初は正体不明であり、戦闘になると現れる謎のパイロットであった。
人見知りが激しく、サンジェルマン城の立ち入り禁止エリアにフェレットのロロットと一緒に暮らしている。
城に来る以前の記憶を失っており、苗字は不明。
失った記憶に関わると思われる、青い炎に包まれ雄たけびを上げる男の悪夢に苦しんでおり、火を恐れる。

クライン・サンドマン

人里離れたサンジェルマン城に住む謎の大富豪。数々の事業を展開しており、総資産は計り知れないという。
出生、年齢など全て不明である。
ゼラバイアの地球襲来に備えて、重力を動力とするロボット、グランカイザーと4機のグランディーバを造り、
その操縦資格者であるG因子の持ち主を集め、来るべき時に備えて戦闘訓練をさせていた。
大きな宝石のついた杖を持ち歩いており、戦闘時には通信マイクとして使用する。
おちゃめな面があり、年甲斐もなく海水浴ではしゃいだり杖の代わりに本物のマイクを使ったりとネタが絶えない人物であった。

レイヴン

サンドマンに付き従う謎の仮面の男。グランナイツの訓練などを任されている。
厳しくクールな性格であるが、サンドマンたちが自分を置いて遊びに出掛けると切れる。

紅アヤカ

行方不明となっているエイジの姉。サンジェルマン城でグランナイツとしての訓練を受けていたが、G因子が弱くパイロットには不適当であったとされている。

サンジェルマン城のメイド達

サンドマンの趣味なのか他に事情があるのかは不明だが、サンジェルマン城の使用人は皆メイドであり、司令室のオペレーターや、警備員、整備班などもメイドの衣装を着ている。
全員がメイドというより、従業員全員がメイドの衣装を着ているというのが正確かもしれない。
琉菜の父親の例があるので、画面に映らないだけで男性の関係者もいると思われる。
殆どがモブキャラでありエイジや斗牙と絡む描写も少ないが、目立つ出番のある人物として、整備班のトリア、警護メイド隊長のクッキー、生活兼衛生班だと思われるブリギッタ、アーニャ、セシルのちびメイドトリオがいる。


主要ロボット

グランカイザー

サンドマンが建造した人型ロボット。主に斗牙が搭乗する。
操縦システムはパイロットと神経接続し動きをトレースするシステムのようである。
武装は特になく、主に格闘術で戦う他、分離したGドリラーをスケートのように履いたり、下駄のように飛ばしたりできる。
合体などの為の単独での飛行能力を持つが、あくまで補助的なものらしく空中戦はできない。
「エルゴフォーム」というシステムを持ち、使用すると重力フィールドを展開し、機体の性能は勿論、装備している武器までもが大幅に強化される。
このシステムを生かすためにゴッドグラヴィオンへの合体が行われる。
しかし、グランカイザー本体にこそエルゴフォームの臨界点は無いものの、武装やグランディーヴァはそうもいかず、使い続ければ重力子に耐えきれなくなり自爆してしまう。

グランディーヴァ

グランカイザーをサポートするGアタッカー(右脚)、Gストライカー(左脚)、Gドリラー(両腕)、Gシャドウ(胸部)の総称。
エルゴフォーム状態のグランカイザーと合体することで、グランカイザーの性能を大幅に引き上げる。

ゴッドグラヴィオン

グランカイザーがエルゴフォーム状態でグランディーヴァと「超重合身」することにより武装強化された状態。
各武装のトリガーはそれぞれのパイロットがそのまま担当し、斗牙の指示により攻撃する。
前述のとおり、グランディーヴァはエルゴフォームに耐えられる時間が限られている為、合体には時間制限がある。
同じ武器でトドメが刺せないゼラバイアの特性のため、必殺武器は定まっていない。

ソルグラヴィオン

グランカイザーが4体のソルグランディーヴァと「炎皇合身」することにより完成する新たなグラヴィオン。

ソルグランディーヴァ

ゴッドグラヴィオンが敗れた時に備え、ある場所に隠されていたグランディーヴァ。
Geo(ジオ)ミラージュ(胸)、Geoジャベリン(腕)、Geoスティンガー(右脚)、Geoキャリバー(左脚)の4機からなり、
Gドリラーに相当するGeoジャベリンは単独で飛行可能になり、Geoミラージュはグランカイザーとドッキングすることでグランカイザーの翼となる他、他のソルグランディーヴァには無い特殊なシステムが積まれている。
グランカイザーと合体することでソルグラヴィオンとなる他、ソルグランディーヴァのみで合体することでGグラディウスという戦闘機になる。
原作での登場が遅く、分離状態での実戦の描写が無かったため単体での詳細なスペックは不明。

ゼラバイア

正体不明の敵。ゼラバイアという名も組織名なのか、種族の名称なのか、それ以外の意味があるのか不明。
敗北するたびに前回の戦闘データから強化が図られ、一度トドメに使用された武器は次以降は通用しなくなるか、ダメージがかなり落ちる。
空間ごどどんな物質でも切り裂く超重剣登場以降は学習能力は無意味となるが、今度は偽装、寄生など特殊能力の多様化で対抗してくる。
過去に破壊されたタイプが量産メカとして大量生産されている描写があり、それらを召喚するタイプもある。

補足

含ツヴァイ

過去参戦作品

シリーズ初参戦
最終更新:2008年09月28日 23:54
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