アニメ「ソードアートオンライン」マザーズ・ロザリオ編設定
このページでは、アニメ「ソードアートオンライン」
マザーズ・ロザリオ編についての設定についてまとめていきます。
多少のネタバレがあります。
加筆・修正・編集大歓迎。
*各用語は放送上、変更すべき点がでてくるため、設定内容を放送終了時点までに沿って、変更致します。
目次
OSS(オリジナルソードスキル)
- 文字通り、プレイヤー自らが編み出し、ソードスキルを登録できるというもの。つまり「ぼくのかんがえた必殺技」がシステム的に正当な技として使える。また、作成したプレイヤーであれば《伝承》という形で他プレイヤーに伝えることができる(再伝承は基本的にはできない)。
- しかしシステムにOSSを登録させるためには、『本来システムアシストなしには会得不可能な速度の連続技を、身体に無理がかからないモーションで、アシストなしに実行しなくてはならない』という厳しい条件が設定されている。
- さらに既存のスキルと同じとみなされると登録されないため、単発のスキルはまず登録できず、基本的に連続技を目指すこととなるが、前述の厳しい条件により、アスナですら5連撃が精いっぱいというのが現状。
- 公表されているものではユージーン将軍の8連撃が最高であったが、そこに脅威の11連撃を報酬にデュエルをするという「絶剣」が現れたという噂からマザーズ・ロザリオ編が動き出すこととなる。
剣士の碑
- 新生アインクラッドの黒鉄宮(こくてつきゅう)にある、金属製の巨大な碑。
- かつてデスゲームだったSAO時代には、《生命の碑》があった場所(SAO階層参照)であり、新生アインクラッドにおいては、各階層の迷宮区フロアボスを最初に討伐したプレイヤー達の名が記載されるため、刻まれた名前は書き変わらず半永久的に残ることになる。
- SAO時代は6人×8パーティ=48人がレイド(ボス討伐)上限だったが、新生アインクラッドではALOと同様の7人×7パーティ=49人が上限となる。しかし49人も記載していてはとてもスペースが足りないため、複数パーティの場合は各リーダー、単独パーティの場合はパーティメンバー全員が記される。
新生ALO(MR)
- HPゲージなどについて、アニメ1期に比べて2期はデザイン変更がされている。
- SAO時代:名前(ローマ字)の下にHPゲージ、HPゲージの左端にギルドタグ(ギルド未所属の場合は空欄)
- ALO時代:名前(ローマ字)の下にHP・MPゲージ、HPゲージの左端にギルドタグ(ギルド未所属の場合は空欄)、MPゲージはHPゲージと同じ幅
- 新生ALO:名前(ローマ字)の下にHP・MPゲージ、HPゲージの左端にギルドタグ(ギルド未所属の場合はそのプレイヤー種族のマーク)、MPゲージは各メンバー最大値に応じて長さが異なる。
新生アインクラッド(MR)
- 今編では原作でほんの数行である21層ボス攻略の様子が描かれている。
- 新生アインクラッドでは、ボスのHPゲージは今までと違い表示されない仕様となっている。そのため、行動パターンの変化などから相手の残りHPを推測するしかない。
- また、全体的に難易度がSAO時点より上がっていたり、変更されていたりする(たとえば階層全体がボスの影響で焼け野原になる、など)。特にボスに関してはやけくそ気味に強化されており、単純に比べても以下のように大幅強化されている。
- SAO時代:綿密な調査と対策を行えば死者0で突破可能な難易度(25,50,75層は除く)
- 新生ALO:蘇生魔法などを前提とし、何度も全滅させられる難易度(10層毎にさらに強力なボスあり)
魔法破壊(スペルブラスト)
- 新生ALOにてキリトが生み出した《システム外スキル》。
- キリトがGGOにて行っていた「銃弾を斬り落とす」経験を元に、新生ALOで魔法を斬って防ぐ、という形で実践したもの。
- だがGGOでは弾道予測線(バレット・ライン)が表示され、それに光剣を合わせ(それすら相当な芸当なのだが)れば良かったが、新生ALOの魔法には弾道予測線は当然ながら無く、軌道も誘導型(単焦点・多焦点)・広範囲曲弾道型等など様々である。
- さらに、銃弾という目に見えるオブジェクトと違い、魔法は目に見える大部分がエフェクト(=当たり判定はない)ため、エフェクトの中の実体である1ドット(ただしドットがどのくらいの大きさなのかは原作でも不明)を斬り落とす必要がある。
- また、魔法は物理属性では斬れない(というか魔法属性同士で相殺するしかない)ため、新生ALOで魔法属性を付与されたソードスキルを使用する必要がある。当然、システムアシストにより狙いをつけることやタイミングを合わせることはより困難となる。
- その上、上位スキルでないと属性はつかないため、その分スキル使用後の隙は大きく、タイミングをずらして魔法を連発されたら防ぎようがなく、乱戦にも対応できない。
- と、なかなかに一発芸要素が強いものの、その行為自体のインパクトにより大手ギルドの増援を引き付けるという意味では大いに役立ったといえる。
- キリト曰く「どんな高速魔法も対物ライフルの弾丸よりは遅い」ものの、キリト以外は仕組みを聞いてどれだけ練習しても結局できなかった模様。そんなんチートやチーターや!と言いたくなる(実際使われた側も「これだから…」等となかば呆れられている)。
メディキュボイド
- NERDLES技術を医療用に転用したフルダイブ機の開発コードネーム。
- 3年2か月前にSAO事件が発生し騒がれている最中である、現在から見て3年前から臨床試験をおこなっており、開発にはある人物がかかわっている。
- キュボイドという名前の通り、試験機は大きな箱型をしており、ベッドと一体化し脳から脊髄をカバーできるようになっており、ナーヴギアの数倍規模の電磁パルス発生素子密度を持つ。これらは医療用として体感覚の完全なキャンセルを目的としている。
- またCPU等も性能が高くVR(仮想現実)だけでなくAR(拡張現実)技術にも対応可能なスペックとなっている(出力もスペックも絶対安全をうたい文句にSAO事件の1年後に登場したアミュスフィアとはほぼ真逆)。
- つまりゲーム機ではないものの、本機をゲーム機として機能を比較した場合、事実上のナーヴギア(およびアミュスフィア)の上位互換機。
- 前述のとおりの高出力により、麻酔や麻薬なしで痛覚を遮断したり施術を行ったり、五感に重い障害を負った人に対してVRやAR技術を用いて意思疎通ができるようになると期待される。木綿季の場合、臨床試験が無菌室で行われるため、日和見感染を防ぐことができるという意味でも有用。
- とはいえ、患者を治療する機能があるわけではなく、また既に体内にいる細菌等による症状の悪化を防ぐことはできず、薬品や施術等による従来の治療も並行して行われることになる。
最終更新:2014年12月12日 15:30