ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン―――
電車が動き出した時、理奈はこの車両に乗ったことを後悔していた。
遠足帰りだろうか、大量の小学生と教師達と同じ車両に居合わせてしまったのだ。しかも、よりによって特急快速で。
もともと子供が好きではない理奈にとって、これは苦痛以外の何物でもなかった。
子供があまりいない方のドアにもたれ、今日の授業で使ったノートを取り出して時間をつぶすことにした。


「お姉ちゃん、こーこーせい?」

だいたい15分くらい経ったくらいだろうか。
小学生の輪から外れてきた女の子が、理奈に話しかけてきた。

「そうよ」

理奈はノートから目を離さず、静かに答える。
適当に相手をしていれば、そのうち飽きて向こうに帰るだろう。
そう思っていたが、少女はおもむろに理奈とドアの間に入り込むと、スカートの中に頭を突っ込んできた。

「は…!?」

いくら小学生の女の子相手とはいえ、さすがにそれは恥ずかしい。

「ちょっとあなた、何してんのよ」
「しー、お姉ちゃん、声出しちゃダメ!かくれんぼなんだから」
「かくれんぼって、あのねぇ…」

強引に引っ張り出して教師の元へ連れていこうとも思ったが、さすがにそれはバツが悪い。…気がする。
仕方なく、あと30分ほどなんとか乗り切ることにした。

それにしても。
足を手でがっちり押さえられているのはともかく、股間に少女の吐息がかかるのは辛いものがあった。
ここ数日、翌週に迫ったテストのための勉強に追われて、1人で慰めることもしていなかった。
そんな時に、この状況は…男性なら、ムラムラくる、とでも言うのだろうか。

「って、何考えてんのよ、私」
「しーっ!お姉ちゃん、しーだよ!」
「…ああ、ごめんなさいね」

思わず声に出してしまっていたことに気付き、少し恥ずかしくなった。
ともかくもう少し耐えよう、家に着いたら久しぶりにするのもいいかもしれない。
そんなことをぼんやりと考えていると、大きな音を立てて電車が揺れた。

「ふわっ」
「ぁんっ!」

ちゃんと手摺りに捕まっていたため、怪我はなかったが、少女の顔に思いきり股間を擦り付けてしまった。
思わず甘い声を出してしまったことに気付き、慌てて周りを見渡すも、誰も理奈の異常に気付いてはいなかった。
――ただ一人、スカートの中の少女を除いては。

「お姉ちゃん」
「…な、なぁに?」
「気持ち良かったんでしょ」
「っ…!」

この娘はいきなり何を言い出すのか。
見たところ3年生くらいなのに、最近はこの歳でもう性教育を受けるのか?
などと考えていた理奈の思考は、突如遮断されてしまった。

「…んっ!や、なに…!?」

少女の舌が、理奈の股間を這っていた。
下着越しに、割れ目やクリトリスを的確になぞってくる。

「あ、やめっ…!あん!」
「あたしのお姉ちゃんもね、こうすると喜んでくれるんだよー」
「あ…っ!う、んっ!」

こんな年端もいかない、しかも女の子に喘がされるなんて…!
そう思いつつも、理奈にできるのはノートを口にあてて必死に声を抑えることくらいだった。

「お姉ちゃんのアソコ、見てもいい?」
「…え!?ちょっ、やめ…っ!」

一気に下着を膝まで降ろされ、よく手入れされた秘部があらわになった。

「すっごーい、もうこんなに濡れちゃってるんだー♪」
「やっ、違っ…!あ!っああ!」

膣に指を差し込まれ、入口を開かれる。
愛液が流れだし、理奈のふとももを伝って光った。

「じゃ、続きしてあげるね」
「ちょ、だめ―――っああ!あん、や、あっ、そこぉっ、いやっ…!」

一気に奥まで侵入した少女の指が、膣内を掻き回す。
理奈も、もう限界だった。

「あ、もう、私、だ、めぇぇぇっ…!」
「いいよ、イっちゃえ♪」
「あ…、――――――っっっ!!」

一際大きな喘ぎ声をあげ、理奈は達した。
少女が指を引き抜くと、まだ体を震わせながら床にへたりこむ。

「っはぁ…はぁっ…あはぁっ…」
「ふふ…お姉ちゃん、かわいかったよ♪」

ちょうど向かいのドアが開き、乗客と小学生達が降り始める。
少女は一言、

「またしてあげるね、お姉ちゃん」

と理奈の耳元で囁き、他の子供達への元へと駆けていく。
一人残された理奈は、電車が再び走り出してもなお、荒い呼吸を押さえられずにいた。

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最終更新:2009年08月14日 20:44