雅楽峠
ノーダステラ国内、東側にある山……だが、殆どの場合その山の頂上にある色町を指す。東洋風の建物、格子越しに客を誘う遊女達、青暖簾と、日ノ国らしい町である。遊女やそこで働く料理番や風呂番は頂上の色町に住んでいるが、それぞれの店のオーナー(楼主)は山の中腹に住居を構えている。また、色町よろしく遊女が町から出る事は禁止されている。
雅楽峠の色町は元々日ノ国にあったものだが、風俗への規制が厳しくなった事とそれによる客の減少により、規制を避けるため、また新天地開拓のためにも町ごとノーダステラに移ってきた。ノーダステラに移転後、無事成功しており、現在は国のお偉いさんなども客としている。
鹿音苑、朧逢坂……などなど様々な遊郭が並ぶが、その中でも一番大きい遊郭が“碧華殿”である。
雅楽峠の色町は元々日ノ国にあったものだが、風俗への規制が厳しくなった事とそれによる客の減少により、規制を避けるため、また新天地開拓のためにも町ごとノーダステラに移ってきた。ノーダステラに移転後、無事成功しており、現在は国のお偉いさんなども客としている。
鹿音苑、朧逢坂……などなど様々な遊郭が並ぶが、その中でも一番大きい遊郭が“碧華殿”である。
碧華殿
色町“雅楽峠”の中でもひと際大きな遊郭。店は町の一番奥にある。代々涼代家が楼主をしており、現在の楼主はレイアの父、次期楼主はレイアである。ちなみに前楼主であるレイアの祖父は隠居中である。色町の遊郭においてトップであるため、この店の楼主は実質この町のトップである。
建物は遊女達が暮らす“翡翠ノ館”と客を接待する“玻璃ノ館”に分かれており、二つの館の間には橋を架けている。中庭には水が引かれ、季節ごとに草花が咲く。
建物は遊女達が暮らす“翡翠ノ館”と客を接待する“玻璃ノ館”に分かれており、二つの館の間には橋を架けている。中庭には水が引かれ、季節ごとに草花が咲く。