さてあとは連立一次方程式を解くだけです。コーヒーでも飲みながらさらさらと読んでください。
まず考えられるのはガウスの消去法です。CRSなので少し面倒ですが、
よく知られた方法なので組むのは難しくありません。
しかもガウスの消去法は汎用性が高く、ほとんどの連立一次方程式を解くことができます。
しかしながら欠点もあります。それは速度です。
ガウスの消去法はO(n^3)です。このオーダーを減らす方法がいくつも考えられています。
Aの成分が帯状に分布していることを利用した帯ガウスO(n^2)
CG法をはじめとする各種反復法O(n^2)
しかしこれらを実装するのは骨の折れる作業です。そこで外部ライブラリを利用しましょう。
代表的なものは
直接法:WSMP,
SuperLU
反復法:PETSc(知名度高い),
Lis(国産)
があります。
おつかれさまでした!
最終更新:2010年10月30日 19:25