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躰化の術 - (2019/02/17 (日) 12:22:00) のソース
広義には、魔法則や司神との誓約などによって肉体を変成させる術。 狭義には後者の、司神との永久誓約を行う術のことを指し、この項目では狭義の意味での躰化の術について記す。 司神との永久誓約は、[[神獣]]の血を飲むことでその神獣が仕える[[司神]]の特性を得、肉体と命を根本的に変成させる術である。 この術によって肉体を変成させた者たちは「躰化者」と呼ばれる。 その強度や効果、成功率や暴走率は誓約する司神や誓約者の適正によって異なるが、共通する点は ・一定時間(もしくは半永久的に)肉体を変化させ、銀と[[アカーシャ球体]]以外の攻撃をほぼ無効にする。 同時に幾つかの欠点もしょいこむ ・司神ごとに「[[戒律]]」が架され、それを破ったものは徐々に(あるいは一気に)暴走を始め、最後には「[[傀獣]]」となって「[[たましい]]」に肉体が食われてしまう。 ・一人の人間が誓約できる[[司神]]は原則一柱のみ。(ただし[[ネプリ]]のような例外や、骸者・司神による誓約の上書きなどは在り得る) といった部分である。 また、「躰化者がその力を行使する度に、誓約した[[司神]]の力を[[生成世界]]に増大させてしまうという」法則も存在する。 そのため[[悪魔]]や[[ヘッド]]は必要以上に躰化者を作りたがらず、逆に[[骸者]]たちは躰化者を増やすことで勢力を拡大させようとしている。 躰化のランクは『[[飲血躰化]]』『[[誓約躰化]]』『[[強制躰化]]』の三種類。 ・『誓約躰化』 それぞれの司神に従属している生き物の血を、 「[[言葉の力]]」と「[[賢者の石]](もしくはそのかけら)」によって神獣の血へと変成させ代用する躰化。 [[胎界主]]・[[胎界物]]関係なく誓約することができるため数が多く、 ヘッドに所属する誓約者の躰化者の大半がこれにあたる。(ルーサーなど) また[[骸者]]に属する躰化者が他者に血を与えることによって半ば強制的に誓約する 『感染躰化』もランク的にはこれに当たり、彼らは主にこの方法で勢力を拡大している。 躰化成功率は強制躰化→誓約躰化→飲血躰化の順で低くなり、 加えて暴走率も低くなり、自我は保持され、 個人の『[[たましい]]』の力も司神や[[四大神獣]]からある程度自由でいられるようになる。 また強制躰化も施す主で違いがあり [[ロックヘイムの大惨事]]における司神降臨では、人間はもちろん妖精や魚なども 骸者や[[キマイラ]]へと強制躰化されていっているが、これが他の司神だった場合何が起こるかは不明である。 (参照:第10話『ヘッド』『塔の男』『無責任飛行―予選』 骸者一覧)