なもないはなには       いつまでも          あらしふくかぜに
なまえをつけましょう     かわることのない       うたれても
このよにひとつしかない    なくさないで         やまないあめは
               きみのなかに         ないはずと
ふゆのさむさに
うちひしがれないように    さく Love          さくらのはなびら
だれかのこえで                       ちるたびに
またおきあがれるように    まちのなかみかけた      とどかぬおもいが
               きみはさみしげに       またひとつ
つちのなかでねむる      ひとごみにまぎれてた
いのちのかたまり                      なみだとえがおに
あすふぁるとおしのけて    あのころのすんだ       けされてく
               ひとみのおくのかがやき    そしてまた
あうたびにいつも       ときのはやさに        おとなになった
あえないときのさみしさ    よごされてしまわぬように
わけあうふたり                       おいかけるだけの
たいようとつきのようで    なにもはなさないで      かなしみは
               ことばにならないはずさ    つよくきよらかな
みのならないはなも      ながしたなみだはあめとなり  かなしみは
つぼみのままちるはなも    ぼくのこころをきずいやす
あなたとだれかのこれからを                 いつまでも
はるのかぜをあびてみてる   ひとはみな          かわることのない
               こころのきしべに       きみのなかに
さくらのはなびら       てばなしたくない       ぼくのなかに
ちるたびに          はながある
とどかぬおもいが                      さく Love
またひとつ          それはたくましい
               はなじゃなく
なみだとえがおに       はかなくゆれる
けされてく          いちりんか
そしてまた
おとなになった        はなびらのかずと
               おなじだけ
おいかけるだけの       いきていくつよさを
かなしみは          かんじる
つよくきよらかな
かなしみは
最終更新:2022年11月18日 16:30