えきへと とおいよぞらの とおいよぞらの
つづく はなびを はなびを
ひとごみに ひとりで ひとりで
あしをとめて あしをとめて
きみの
すがた いつまでもながめていた いつまでもながめていた
さがして
いた しずかななつのよる しずかななつのよる
ふとなまえ ゆかたにあわせ むねにいだいた
よばれた えらんだ ねがいは
きして かみかざりを かなえられない
はずして ままで
きみのこと
おもいだした すずしげに あるきだせずに
ふくよかぜに すごした
いっしょにかえろうって かみを しずまる
ひとこと なびかせる かえりみち
きっかけつかめない
うちに やさしくひびく とおいよぞらの
むしのね はなびが
きょう いつもより せつなく
つたえようって せつなくて むねにひびく
きめたのに
ちいさな ふりかえりながめていた
ゆうきだせず おもい
とどかず いつまでも
ためいきばかり いつまでも
きせつがすぎてゆく
ひとり
あるく むねにいだいた
かえりみち おもいは
つたえられない
むねにいだいた ままに
おもいは
つたえられない あてもないまま
ままに あるいた
しずかな
あてもないまま なつのよる
あるいた
しずかな
なつのよる
最終更新:2022年11月18日 22:06