【カードケース】
【用語:
TCG全般】
構築したデッキを収納するためのケース。主にプラスチック製。
専用のケースが販売されているが、名刺入れやスターターの空き箱を利用する人も多い。
関連:
【カードの王様】
(作品:その他)
『別冊花とゆめ』(白泉社)にて連載された漫画。原作は立野真琴。
「少女漫画でTCG」という、TCGブームの広がりを象徴する漫画。主人公、水見まなみがあこがれの従兄に近付くため「CHAOS(作中の架空TCG)」を購入したところ、何故か幻のレアカードを偶然入手してしまい、恋愛とカード勝負の中で揺れ動く心を描くというストーリー。
直接TCGには触れていないという作者の描いたプレイ風景は、洒落たバーの如きデュエルスペースで美形の兄ちゃん姉ちゃんが華麗にプレイするというものとなり、現実を知るTCGプレイヤーを悶え苦しませることになった。
また、肝心の「CHAOS」のルールも、場に出したカードについて神話伝承にまつわる屁理屈を並べ立て(カードに具体的な効果が記載されていないのでどうしてもそう見える)それを聞いたジャッジが分厚いルールブックを」確かめつつ承認すると「イベント」と称されるコンボが成立する。…参考資料が『遊戯王』だったのだろう(遊戯王ではジャッジの承認さえ要らない)。
一般人のTCGに関する誤ったイメージを苦笑しつつ見守る余裕があるなら面白い漫画である。
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【カードファイル】
(用語:TCG全般)
カードを収納し、分類するためのポケット式クリアファイル。
通常は縦3×横3、計9枚のカードを収納することができ、専用のバインダーを使って綴じる。
このクリアファイルとバインダーを一括した「ポートフォリオ」と呼ばれるものもある。
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【カウンター】
(用語:TCG全般)
(1)
(ゲーム全般で使用する)駒。主にシミュレーションゲームで使用されるユニット(マーカー)を指す。
(2)
TCGで使われる特定の数値を記録しておくための小道具。何らかの数を記録し、公表しておく必要がある場合に使用する。
(3)
「相手のカードの効果を打ち消す」効果。または、その効果を使うこと。
【カウンターデッキ】
【用語:TCG全般】
Counter deck。相手のカードをカウンター(打ち消す)し、「相手に何もさせずに勝利する」ことを目的としたデッキ。「パーミッションデッキ」とも。M:tGの基本的なデッキ種類の一つ。
相手の切り札を無効化できるので、強力な少数のカードに依存するデッキに強い。
ただし、カウンター用呪文にも限りがあるので、全てのカードをカウンターすることは事実上不可能。そのため相手の行動を見極める戦略眼と直感が必要とされる。また、弱いクリーチャーを大量投入するウィニーデッキとは相性が悪い。
【火力】
(用語:M:tG)
クリーチャーの力ではなく直接攻撃呪文によってダメージを与えること。あるいはそのダメージを生むカード。
【ガンスリンガー】
(用語:TCG全般)
Gunslinger。M:tGをはじめとしたTCGの大会で行われるイベントの一つ。プロのプレイヤーや製作スタッフなどの熟練者に挑戦する「腕試し」。
語源は(西部劇に登場する)早撃ちの達人を指す「Gunslinger」。西部劇での決闘を模した1対1の勝負を行うことからこの言葉が生まれたという説がある。
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【グッピー】
(用語:TCG全般)
Guppy。カードのトレードにて、カードの価値を分からずに交換および売買をする人。またはトレードで騙される人。
語源はカダヤシ科の小型熱帯魚。悪どいトレードをする「シャーク」の食い物にされる小魚というニュアンスがある。
【構築済みデッキ】
(用語:TCG全般)
デッキの構築がすでに完了した形で売られているスターターセットのこと。主にゲーム初心者のために発売される。
【コンボ】
(用語:TCG全般)
Combo。一緒に使った時に初めて効果的に働く、2枚以上のカードの組み合わせのこと。
関連のないようなカードの組み合わせでも、実際に使用したときに劇的な効果を生むことが多い。
【コンボデッキ】
(用語:TCG全般)
Combo deck。コンボを決めるために最適化し、コンボでの勝利を目指したデッキ。
コンボの材料となるカード、材料を集めるための山札操作カード、決めるまで相手を妨害するカードなどが使用される。
最終更新:2016年08月15日 11:13