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*ネタページ:その他キャラ(TOZ) -アタック(声優:[[進藤尚美>ネタページ:進藤尚美(声優)]])…現在は各地に散らばり生活していると言われている「[[ノルミン天族>設定:ノルミン天族]]」の一人。他のノルミンと同様京都弁で話す。 --芸術が好きで、マーリンドのダムノニア美術館に住み着いていたが、戦争と共に芸術品の毀損や横流しが行われた事で、[[憑魔>設定:憑魔]]ナイトアーサーと化してしまう。 --[[スレイ>ネタページ:スレイ]]による浄化後はドラゴンパピー浄化の手助けをし、それからは他のノルミンと同じく、地の主の従者として恩恵を与えてくれるようになる。 ---彼の加護は名前の通り、対象の力を増強するというもの。ノルミン天族には他にもディフェンスやマインドといった者がいるが、彼らもその名前に対応した加護の力を持っていると思われる。 ---[[ライラ>ネタページ:ライラ]]とは他のノルミン共々旧知の間柄で、昔一族(フェニックスを除く49人)でライラと[[陪神>設定:陪神]]契約を結んで彼女の旅に同行しようとしたが断られた。[[ミクリオ>ネタページ:ミクリオ]]曰く「陪神になるには多すぎる」。 --1000年前はノルミン島に滞在しており、他のノルミンと同様の帽子をかぶっていた。甲冑を頭にかぶっているのは、[[ビエンフー>ネタページ:ビエンフー]]や[[グリモワール>ネタページ:その他キャラ(TOBe)]]の影響である。 --TOZ-Xでは憑魔化しておらず、森の中で憑魔に追われているところを神器を携えたミクリオに助けられ、彼と共にマーリンドでドラゴンパピーと交戦していたスレイ達に合流した。 ---その後はロハンの加護を手伝う為、スレイ達と別れマーリンドに残った。 --2期では、終盤に大勢のノルミンを引き連れ、[[災禍の顕主>設定:災禍の顕主]]を倒す為の[[導師>設定:導師]]スレイの遠征に同行する。 ---- -フェニックス(声優:[[セルゲイ>ネタページ:堀秀行(声優)]])…アタックと同じくノルミン天族の一人で、自他共に認めるノルミン天族最強の漢。非常に暑苦しくかつ濃く、京都弁も使わない。 --ゲームでは彼を除く49人全てのノルミンに会うと、挑戦状を送り付けてくる。そしてその正体は[[エドナ>ネタページ:エドナ]]の傘についていたマスコット。 ---三属性に耐性を持ち強力な技を使用してくるほか、秘奥義まで使用してくる。そしてその名の通り倒しても蘇る。運が悪いと何度も。 --[[アイゼン>ネタページ:アイゼン]]に妹を託されており、[[ドラゴン>設定:ドラゴン]]化した彼からもマスコットのフリをしながらエドナを守っていた。 ---なおその事は彼女自身気付いており、アタック達にもバレバレだったが気付かないふりをされていた。 --彼に勝利すると、スレイはエドナを託すに足る者と認められ、エドナは夜なべして作った自分そっくりのノルミン人形を与えられる。 ---その後はノルミンの権威復興を掲げて「第二次ノルミン独立闘争」の開始を宣言するも、他のノルミンからは「そういうのいいから」と賛同は得られなかった…。だが彼は諦めない。いつかノルミンのノルミンによるノルミンの為の覇権を打ち立てる為、彼の戦いは続く。 ----名前に加えて、ノルミン達から「兄さん」と呼ばれている点、中の人ネタなのか? --ベルセリアではエドナに土産と手紙を寄越すばかりで、会うどころか本心からの手紙すら書かないアイゼンに痺れを切らし、決闘を申し込む。 ---なおエドナとは直接面識があったわけでなく、彼女を陰ながら見ていて義憤が湧いたとか。下手をせずとも事案モノである。 ---イベント自体はクリア前でも起こせるうえ、レベルだけ見てもラスボスより強い。当然軽い気持ちで戦うと泣きを見る。 ----ゼスティリア同様戦闘不能になった際に復活するが、その際に特殊な秘奥義まで使ってくる。防ぐには状態異常にするしかない。 --敗れると、その「不死鳥」というアイゼンの「[[死神の呪い>設定:死神]]」とは逆の性質の加護を持っていた事を見込まれ、エドナを守るようアイゼンに託される。 ---そして彼はかめにんによってエドナのもとへ送られていくのであった…… --他のノルミン曰く、ノルミンに対して「凡隷」などと口にしようものならマジギレするらしい。まあ強烈な個性の塊みたいな彼を凡隷などとは誰も呼べないだろうが。 --『レイズ』では、彼も具現化しており、スイートピア遺跡内部の3ヶ所にいる。 ---公式Twitterで彼の登場が発表された際は、シリーズ恒例の下手な絵の手配書でネタにされた。 ---- -ロッシュ(声優:[[ガリスタ>ネタページ:宮本充(声優)]])…[[ロゼ>ネタページ:ロゼ]]の所属する商隊ギルド「[[セキレイの羽>設定:セキレイの羽]]」のメンバー。 --公式からはブンガクの趣味があるなどと紹介されていたが、それを活用したような場面はほぼ無い。それどころか、ロッシュ自体の登場が少ない。一体何だったというのか...。 --TOZ-X1期のEDでエギーユ共々[[ジイジ>ネタページ:ジイジ]]と談話している様子が見られた。TOZ-Xでは天族が見えている(=霊応力がある)のか? ---- -エギーユ(声優:[[ミゲール>ネタページ:増谷康紀(声優)]])…ロゼの所属する商隊ギルド「セキレイの羽」の隊長。 #region(close,ネタバレ) -実は霊峰レイフォルクで襲ってきた男暗殺者は彼。 --しかし5年で要人100人を暗殺したと言われる[[風の骨>設定:風の骨]]にしては弱すぎる。あくまで不意討ちが多いのであってタイマンには慣れていないという事か。 --主に「セキレイの羽」は彼が運営している事もあり、表のボスという側面の方が強いのだろう。 #endregion ---- -アン・フィル(声優:[[フェニモール&テューラ>ネタページ:小清水亜美(声優)]])…ロゼの所属する商隊ギルド「セキレイの羽」のメンバー。 --愛称はフィル。トルは双子の兄。 ---兄のトル共々目立った活躍はしないどころか、二人一緒で行動する事も多い。正直、ベテラン声優の無駄遣いという気もしなくもない。 ----フィルに関しては続編でのキャスティングに[[影響>ネタページ:エレノア・ヒューム]]した為、結果的には良かったのかもしれない。トルは何とも言えないが。 --TOZ-X1期のEDではトルと一緒にライラの占いに付き合っている。彼らも天族が見えているのか? ---お茶の煎れ方にはこだわりがあり、雑な煎れ方をしたロゼに難色を示すという場面が描かれる。 ---- -アン・トルメ(声優:[[梶裕貴>ネタページ:梶裕貴(声優)]])…ロゼの所属する商隊ギルド「セキレイの羽」のメンバー。 --愛称はトル。フィルは双子の妹。 --TOZ-Xでは、本編では全く喋っていないのにドラマCDには出ているという謎の扱いがされている。 ---- -マイセン(声優:[[マルコ(TOX2)>ネタページ:高坂篤志(声優)]])…[[ルナール>ネタページ:ルナール]]に喰われた[[天族>設定:天族]]。アニメ「導師の夜明け」では尺の都合かスレイとミクリオ以外には死んだ事がスルーされている可哀想な役どころ。 --本編では何事も無かったようにお祝いムードになるという事はなく、一応追悼する雰囲気にはなっていた。 ---しかし本編では[[もっと扱いの>ネタページ:アリーシャ]][[酷いキャラ>ネタページ:デゼル]]がいたので大して話題になる事も無かった。 --ルナールとの再戦でスレイもミクリオも彼の事には全然触れなかったが、物語後半でも里の天族達が彼の死について悲しむ描写がある。 --TOZ-Xではルナールにエネルギーを吸収されたものの、死んではいない。 ---- -カイム(声優:[[ユークレス>ネタページ:鳥海勝美(声優)]])…スレイとミクリオと同郷の天族。マイセンに比べると目立たない。 --ルナールを追い返す際ジイジの横にいて出ていくよう勧告したり、終盤真っ先にスレイ達を出向かえたあたり、里ではジイジに次ぐ立場にいると思われる。 ---- -ハイランド評議会…[[バルトロ>ネタページ:バルトロ]]と共に[[ハイランド>設定:ハイランド王国]]を実質動かしている面々。 --マティア軍機大臣(声優:[[ヴェランド>ネタページ:石住昭彦(声優)]])…スレイと対面時はバルトロ側に就いてアリーシャを失脚させようとしていたが、アリーシャアフターエピソードでは手のひらを反して和平交渉を薦めるアリーシャ側についた。 ---気骨な性格で知られており、[[ローランス>設定:ローランス帝国]]との戦争開戦・停戦に際し、[[評議会>設定:評議会]]が機能しなかった責任を取って、アフターエピソードでのマーリンド視察を最後に大臣を退任する事を表明。 --シモン律令博士…ハイランドの法律を司る。 --ナタエル大司教(声優:[[ヨーク>ネタページ:渋谷茂(声優)]])…一応大司教という立場もあってか、天族の事は信じている模様。 ---TOZ-Xでは聖剣祭に来た若者を徴兵しようとするマティアの案に反対したアリーシャに、マーリンドの状況を説明して諌めている。 ---- -ウーノ(声優:?)…レディレイクの[[加護天族>設定:加護天族]]。憑魔ウロボロスとなって川を荒らし、グリフレット大橋を壊していたところをスレイに浄化された。 --ゲーム本編で初めて出会う加護天族であり、地の主関連のチュートリアル的な意味合いのキャラクター。 ---しかし彼が橋を壊してしまった事で、ある意味禍根を残す事になる。特に[[アリーシャ>ネタページ:アリーシャ]]関連で。 --TOZ-Xでも憑魔として暴走していたが、同時にドラゴンパピーが現れた為、そちらに攻撃を届かせる踏み台として利用されてしまう。 ---浄化自体は(ついでに)為されたようだが、彼は登場しなかった。実質ただの足場扱いで不憫極まりない。 ---- -ブルーノ(声優:[[フリオ>ネタページ:菅沼久義(声優)]])…レディレイク・湖の乙女の聖堂にいる教主。敬虔さを買われ、加護天族ウーノを祀る事になる。 --信者の母子に親身になって相談に乗っている事で悪い噂を流すものがいたり、スリの少年グループがカモにしていたりする。 --押し付けられるようにして貰ったお布施を酒代に使おうとしていたり、全く潔白な人というわけではなく非常に人間らしい人柄を持つ。上記の事も考えるに、悪く言えば敬虔なだけの弱い人間とも言えるが。 ---- -ネイフト(声優:[[塩谷翼>ネタページ:塩谷翼(声優)]])…マーリンドの代表。霊峰レイフォルクに登ろうとするスレイ達にドラゴン伝承の話ををして忠告した。 --彼の話にスレイは[[天遺見聞録>設定:天遺見聞録]]には載ってないと繰り返していたが、少しは彼の話に耳を傾けた方がいいと思う。 --ろくに話を聞いてもらえないという扱いを受けてはいるが、スレイが[[神依>設定:神依]]の力を発揮した際に、恐れ疎むのではなく驚きつつも褒めている。村を救ってもらえるからかもしれないが、きちんとスレイ自身を見ている好人物。 ---- -ロハン(声優:[[ヨーク>ネタページ:渋谷茂(声優)]])...マーリンドの加護天族。スレイ達が初めてマーリンドに来た時はドラゴンパピーとなっていた。 --TOZ-Xではウーノが出なかったので、スレイが出会った最初の加護天族になる。ただし、地の主関連の話は出ていない。 ---ウロボロスとの交戦中に姿を現し、ウロボロスを踏み台に攻撃しようとするも届かず、後にマーリンドで合流したミクリオとの神依で ---なおドラゴンパピーは水属性に耐性があるにも関わらず、弓の一撃で撃ち落とされる(TOZ-Xではそれだけで倒せる)。まあウロボロスも地耐性を持っているのに、地神依のワンパンで倒されていたが。 --スレイ達がマーリンドを離れる際、アタック共々マーリンドを加護する事を約束した。 ---- -ランドン(声優:[[宝亀克寿>ネタページ:宝亀克寿(声優)]])…グレイブガント盆地でローランスと戦っているハイランド軍師団長。アリーシャを楯にスレイに戦闘に参加するよう強要する。 --名声の為だけに戦いを求める男で、その欲望から[[ヘルダルフ>ネタページ:ヘルダルフ]]の[[穢れ>設定:穢れ]]に飲まれて憑魔化する。 --スレイの秘奥義の最初の餌食になる人。 --TOZ-Xでは兵の指揮を取りながら高みの見物を決め込んでおり、戦争を止めようとやってきたアリーシャとロゼに自身の兵を仕向けた。 ---アリーシャに深手を負わせたものの、[[デゼル>ネタページ:デゼル]]に部下もろとも吹き飛ばされた挙句、ロゼに人質に取られて停戦を強いられた。 ---停戦後、憑魔と化してスレイ達を襲う。スレイはアリーシャに傷を負わせた彼を怒りに身を任せて攻撃しようとするが、寸での所で踏みとどまり、浄化に成功。その後然るべき裁きを受けさせるため、アリーシャによってレディレイクへと連行されていった。 ---- -リュネット・フォートン(声優:[[進藤尚美>ネタページ:進藤尚美(声優)]])…[[ローランス教会>設定:ローランス教会]]枢機卿で、教皇マシドラが疾走している為、事実上の教会のトップ。マシドラが消息を絶った後、幼帝であるライトに代わって帝国を統治しているが黒い噂も絶えず、[[セルゲイ>ネタページ:セルゲイ・ストレルカ]]達騎士団が調査している。 #region(close,ネタバレ) -マシドラが責任を放棄した事で枢機卿として政治を動かす事になったが、強すぎる責任感と使命感から憑魔メデューサと化した。 --1年前にメデューサと化してからはハイランドとの対外戦争を煽るべく国内の生産力を落とす為に雨を降らせ続けた。 --セルゲイの弟ボリスをはじめ、調査に来た騎士団員は皆彼女によって石化されていた。 ---ロゼら女性陣は石化された騎士団員の前でボケかましていたが、彼女の初登場時にすでにスレイ達の前で教会の人間が石化されるのを目撃していたはず、特にライラはメデューサ族の事を知っているのだから不謹慎である。 -最期はスレイとライラの力では強すぎる穢れの為に、浄化ができないという事でロゼが殺害する。 -マシドラは彼女のような人間がなぜ豹変したかと驚いていたが、彼女の最期や、なぜそのような事になったのかは知ろうとはしなかった。 -長女にエニド・フォートン、次女にロディーヌ・フォートンという二人の姉がいるが、彼女達はいずれもメデューサ族となっており、彼女達の関わった村は全て滅びている。もはやフォートン一族は呪われているとしか言い様がない。 --ロゼはこの姉妹が憑魔化したのは本人達の自己責任的な事を言っていたが、それ他の憑魔化した人間や天族に対しても同じ事言えるのか…!? --彼女達の出生地の村・フォートンはグレイブガント盆地にあるが、ここも既に廃村となっている。だがその原因が[[サイモン>ネタページ:サイモン]]だと示唆される描写がある。そう考えると、リュネットを除く二人を憑魔へと仕立て上げたのがサイモン、とも考えられる。 ---設定資料集によると眠り病が起きた理由はサイモンの「人に好きな夢を見せる」加護により、夢の中が居心地が良すぎてフォートン村の全員が目覚めたがらなくなったのが原因。それによりサイモンも自分の力に悩み、ヘルダルフに下ったようだ。 #endregion -TOZ-Xでは長雨の原因が、教会神殿に隠されたドラゴンの死骸による穢れと変更された為、未登場。 --そもそもマシドラが失踪していない為、穢れていない。ある意味改変によって救われたキャラの一人。登場していないが。 ---- -マシドラ(声優:[[大木民夫>ネタページ:大木民夫(声優)]]、[[平野俊隆>ネタページ:平野俊隆(声優)]](TOZ-X))…ローランス教会教皇。 #region(close,ネタバレ) -周囲からの期待に応え、家族を支えるべく教皇として責務を果たそうと頑張るあまり、家族を省みる事が出来なくなり、その家族から「仕事人間」と罵倒され、家族は離散。その事実に虚無感と絶望を覚え、教皇としての責任を放棄し失踪した。結果、残っている教会の人間で最も位の高い枢機卿であった為に政治を動かす事になったリュネットが、強すぎる責任感と使命感から憑魔メデューサと化したのはある意味彼のせい。 --失踪後、僻地で自殺しようとしたがゴドジンの村人に救われた事により、村長「スランジ」として、学校を建築したり教皇の立場を利用して証明書を偽造した偽エリクシールを販売して村の生活を助けようとしていた。 --この偽エリクシール、中毒性の高いいわば麻薬なのだがニセ導師であるマルフォと交渉する事により販売が黙認される事となった。 ---スレイ達も真実を知りつつも黙認しているし、「村の将来の為に学校を立てるのは立派」と褒めている。犯罪者容認に見える要素がここにも…。 ---偽エリクシール生成の際に出る毒に蝕まれており、余命幾許もない。ゴドジンの加護天族となったフォーシア曰く死を罰として受け入れているとか。 ----しかしデゼルの言葉を借りるなら死は逃げでしかない。リュネットの件は勿論、ラストンベルで偽エリクシールが横行した事が加護天族サインドが町を去った一因であるし、それによりサインドと懇意にあった少女マーガレットが憑魔化して住人を殺害した上に死亡、マーガレットの母は心を病んでしまった。それまでの行動も責任の取り方も浅はかすぎる。 -----終盤では村人の話を聞く限り、ついに亡くなってしまった模様。 #endregion -TOZ-Xでは失踪しておらず、ドラゴンの死骸を隠匿する為に教会神殿を封鎖していた。 --スレイ達に追いついて制止しようとするも、皇帝ドランの命令と、痺れを切らしたデゼルによって門を吹き飛ばされた事でスレイ達の侵入を許す。そして死骸はロゼが[[従士>設定:従士]]になる事でスレイにより浄化された。 ---しかしなぜドラゴンの死骸を隠していたのかは不明。教会としてもメリットのようなものはないだろうに。 ----教会が穢れの原因だったと分かると、教会の権威や統治の安定が揺らぐからだと思われる。 --偽エリクシールの件には、コナン皇子が教会と共謀していたため関わっている可能性は否定できないが、直接的な主犯ではないと思われる。 ---- -ラファーガ(声優:ロッシュ)…デゼルの親友で共に「セキレイの羽」に同行していた風の天族。コナン皇子の件で憑魔フューズドフェイスと化してしまい、デゼルを失明させる事になる。 --デゼルの着ている服は彼の形見。 --重要なキャラにも拘らず本編では名前は明らかにされず、語られるのは宿屋チャットで、設定資料集にてキャスト共々公表された。 ---今のところTOZ-Xでも存在が語られていない。デゼルの言う「復讐」は…? ----TOZ-Xでは彼の役割はブラドが担っており、デゼルの「復讐」というのはブラドの事である。 ---- -先代導師(声優:[[日野聡>ネタページ:日野聡(声優)]])…かつてライラと契約し、[[グリンウッド>設定:グリンウッド]]を旅した導師。スレイ達の愛読書「天遺見聞録」の著者でもある。旅路の果ての行方は知られておらず、ライラも彼について多くを語ろうとしない。彼の足跡は「大地の記憶」から窺い知る事ができる。 #region(close,ネタバレ) -名前はミケル。本編の20年ほど前にライラと別れた後、(おそらく)[[マオテラス>キャラクター:マオテラス]]を祀りつつ、普通の人間として暮らす為に始まりの村「カムラン」を興した。 --12歳でライラと契約し、「挫折と苦悩の日々に疲れ果てて」25歳で[[カムラン>設定:始まりの村カムラン]]開拓・導師引退。 ---12歳の時点で、ペンドラゴのマオテラス信仰の現状に危機感を覚えていたらしい。宗教のあり方に危機感を覚える12歳って…。 -ヘルダルフの部隊によって村は接収され、その後ハイランド軍の襲撃の際に見捨てられた為にカムランは滅亡。ミケルは憎しみのままに自身と甥のミクリオを生贄にし、ヘルダルフに永遠の孤独の呪いをかける。 --本来ならカムランを直接蹂躙したハイランド軍を恨むべきなのに、なぜかヘルダルフを恨み呪いを掛けた。 --つまりは、ゼスティリアの物語に至る引き金を引いた人物。もっとも、スレイ達の言う通り誰が悪いと断じられる話ではないが。 --とはいっても、導師としての力を失っているのに、いつどこの軍に狙われるとも分からない土地に村を興した事には首を傾げざるを得ない。マオテラスがあの場所にいなければならない、という説明もない為、あんたは両国を旅して何を見てきたんだとしか思いようがない。 --勝手にマオテラスをペンドラゴ教会神殿から連れ出したのもそうだが、(前の五大神筆頭だったカノヌシが祀られていた神殿だったアルトリウスの玉座がマオテラスを祀るのにうってつけだと考えたんだろうけど)あの位置に村を興すのはどう考えても間違いだよね。 ---ちなみに穢れの影響を受けていたマオテラスをペンドラゴ教会神殿から連れ出し人々に忘れられたせいで穢れから逃れた清浄な遺跡があったから移すようミケルに提言したのはライラ。…あれ、今の災厄の時代の発端ってライラじゃね? -天遺見聞録が書かれたのもカムランに移住してから。スレイ達からはまるで稀代のベストセラー古文書のように扱われている本だが、まさか高々21年前のものとは思いもしないだろう…。世界的に有名なのは、カムランに宣伝上手な人間でもいたとしか思えない。 --26歳で見聞録執筆、30歳でヘルダルフに呪いかけて世界から忘れ去られる…と非常に短い一生。3000年分の年表なんて作るよりきちんと本編作りこめや…。 ---書き始めた26歳の時点で本を上梓できたとしても、著者であるミケルは4年しか天遺見聞録の売れ行きを見ていない事になる。まさか出版社があるような世界設定とも思えないので自身も本の販売に関わっていたと思われるが、何故そんな導師が人々の記憶から忘れ去られ、どころか古文書的な扱いになってしまったのか…。 --スレイがやたら載っていないとした[[レイフォルクのドラゴン伝承>ネタページ:アイゼン]]に関しても、本当にこの人世界を見て回ってきたのか疑問である。 -TOZ-Xでは、「世界から全ての穢れを消し去るのが自分の使命」であると常々語っていたが、一方で「人には良くない心が誰しも潜んでいる。その心を穢れと言うなら私にも穢れが存在する」とも語っていた。 --本来の天遺見聞録とは別に、世界中を旅して彼が知った世界の秘密を記した「もう一つの天遺見聞録」を遺していた事が判明。 ---ローランス皇家の伝承では伝えられていなかった古代の導師[[アルトリウス>ネタページ:アルトリウス・コールブランド]]の名が記されている等、かなり詳細な事実が書かれている。 --こちらは一般には存在すら知られておらず、ライラが所持していたが、ドラゴン浄化を成し遂げたスレイに渡す。 --ヘルダルフは友人であり、彼をマオテラスに紹介するほどであった。 ---焼き討ちの実行犯がハイランド軍でなくヘルダルフ率いるローランス軍になったことで、彼の怨恨にも正当性が生まれたといえる。 #endregion ---- -ミューズ(声優:[[原由実>ネタページ:原由実(声優)]])…先代導師の妹。 #region(close,ネタバレ) -人間だった頃の[[ミクリオ>ネタページ:ミクリオ]]の母親。ミクリオの額のサークレットは、彼女が親子の証として託したもの。 --夫(ミクリオの父親)の存在は示唆されていない。そのせいでまさかミケルとの…と下衆な勘ぐりをされる事も。 ---ミケルは「家族を持てない導師の身」とこぼしている為、近親相姦ではないと思われる。 --カムランへの道を「実の息子の顔を二度と目にしない事」を代償とする[[誓約>設定:誓約]]をかけて封印していた。その誓約があった為、最期までミクリオの顔を見なかったし「天族様」としか呼ばなかった。また、その制約を確実に履行する為盲目になっている。 --[[災厄の時代>設定:災厄の時代]]を引き起こした兄を持ち、兄のせいで強烈な穢れに満ちたカムランから穢れを外に出さないように自らの命をかけて結界を生成している苦労人。 --最期はカムランへの道を開こうとしたバルトロ率いる兵団と相打ちになる。直後、ヘルダルフの力が強まり、彼の穢れ及びヘルダルフと繋がっているマオテラスの穢れが[[イズチ>設定:天族の杜イズチ]]に流れそうになった為、その命と引き換えに一時的に穢れをせき止めた。持っていた杖は息子ミクリオが引き継いだ。 --TOZ-Xではミケル共々回想シーンのみの登場で、ミクリオとの関係は触れられていない。なお、夫と思われる人物がヘルダルフらの焼き討ちで死亡しているシーンがある。 #endregion ---- -ブラド(声優:[[リーガル>ネタページ:大塚明夫(声優)]](TOZ-X))…ロゼの養父にして、風の傭兵団の団長。本編の時点で故人。 --戦場で孤児だったロゼを拾い、自身の後継者となるように剣術を教え育て上げた。 ---そしてコナン皇子の誘いに乗った事で、レオン皇子暗殺の汚名を着せられた結果処刑されてしまった。 ---比較的重要な人物のはずなのだが、名前だけ出てくるばかりで、デゼルの回想でも姿一つ現さなかった。 ---[[ランゲツ流>設定:ランゲツ流]]を引き継いだ人の1人。[[ロクロウ>ネタページ:ロクロウ・ランゲツ]]から学んだのかどうかは定かではないが、ロゼの戦い方を見るに暗殺剣としてかなりアレンジが入っている。 --TOZ-Xにてようやくビジュアルが明らかとなり、村を襲撃した野盗に攫われそうになるロゼを助けた。 ---「届かない理想より目の前の正義」を信条としていながらも、理想を求めてコナン皇子に手を貸した結果、身を滅ぼす事となった。 ---- -コナン皇子(声優:[[ヨーク>ネタページ:渋谷茂(声優)]])…ローランス帝国の第二皇子で、本編の時点で既に故人。下記の妃殿下の息子。 #region(close,ネタバレ) -デゼルの回想で登場。風の傭兵団をローランス帝国軍に組み入れるため、ロゼと婚約を結ぶ。 --しかしデゼルの疫病神の加護の為か皇子は憑魔と化し、そのためかレオン皇子を母と結託して暗殺、その罪を風の傭兵団に押し付けた。 ---首謀者を当時の団長でありロゼの養父であったブラドとし拘束。後に彼は処刑されたと思われる。 --逆上して襲い掛かる彼女を返り討ちにしようとするもラファーガに妨害され、結局彼女の手に懸かり、死亡した。 ---力尽きる寸前、ロゼに有りっ丈の穢れをぶつけようとするも、ラファーガが被った事で彼女は助かった。その代わりラファーガは憑魔フューズドフェイスと化してしまう。 #endregion -TOZ-Xでは生存しており、風の傭兵団に戦争終結を条件に戦争への協力を依頼し、その後彼らを裏切ってブラドを殺害した。 --協力を依頼した時には「弱者が虐げられずに済む世界を共に創ろう」と語っていたが全くの嘘であった。 ---こちらでもロゼと婚約していたが、当然ながら顔すら覚えていなかった。 ---加えて教会と結託して偽エリクシールの製造および販売もしており、まさに悪の権化と呼ぶに相応しい人物である。 ---ちょうど本編でいう所のスランジ(マシドラ)の役どころと、[[ラゴウ>ネタページ:その他キャラ(TOV)]]やキュモールみたいな悪辣さを合わせたような人物となっている。 --ロゼに文字通り寝首を掻かれるも憑魔化していた為に生き延び、憑魔としての力で抵抗し、脱走を図る。しかしそれも虚しく、自身の力とデゼルにより居城を崩され湖に転落していった。 ---死体こそ見つからなかったものの、憑魔でも人間は人間。間違いなく命は落としたと思われる。 ---- -ドラン皇帝(声優:[[糸博>ネタページ:糸博(声優)]](TOZ-X))…ローランス帝国先代皇帝。本編時点では故人。 --名前が出ている限りでは、レオン、コナン、ライトの3人の皇子を下記の妃殿下や側室の間に為している。しかしコナン皇子は妃殿下の私生児だと噂されている様子。 ---崩御後、レオンとコナンが相次いで命を落とした為、次代皇帝にはまだ年若いライト皇子が即位した。 --TOZ-Xでは存命、現皇帝であり、ペンドラゴを訪れたスレイ達を出迎える。 ---なおスレイはコナン皇子の暗殺現場に居合わせた足でペンドラゴ入りしている。というか主犯も一緒についてきてる。 --彼は穢れの事を数百年前に誓約を破った[[語り部>設定:刻遺の語り部]]より伝えられた皇家の伝承より知っており、その伝承の内容をスレイに伝えた。 ---この語り部が誰かは不明だが、[[感情を奪おうとした者>ネタページ:アルトリウス・コールブランド]]の存在と『[[ベルベット・クラウ>ネタページ:ベルベット・クラウ]]』の名が出て来た点から、[[彼女>ネタページ:マギルゥ]]である事がほぼ確実視されている。 --最終回にてセルゲイとグルードマンを連れてレディレイクを訪れ、女王となったアリーシャと和平を結ぶことになった。 ---- -ローランス妃殿下(声優:なし)…先代皇帝ドランの妻、つまり前皇后。ちなみにローランスは帝国なので王妃や妃殿下と呼ぶのではなく「皇后」「皇太后」と称するのが正しい。 #region(close,ネタバレ) -コナン皇子とレオン皇子の母親に当たり、コナン皇子と結託してレオン皇子を殺した人物。そしてレオン皇子暗殺の罪を風の傭兵団に押し付けた、いわば風の傭兵団の仇とも言える人物。 --ちなみに実の息子であるレオン皇子を殺した理由は「夫であるドランと折り合いが悪く、彼と似ているレオン皇子とそりが合わなかったから」「(別の男性との不義の子であると噂される)コナン皇子の方に愛情を注ぎ、皇位に推していた」というしょうもない理由。要は自分が思い通りに動かせるコナン皇子を推したかっただけである。 --その帝位に推していたコナン皇子もロゼに殺されたので野望も潰えたかと思いきや、今度は甥を養子にして側室の子である現皇帝ライトを排除し帝位につかせようとしている現在進行形の悪党。 ---「悪ならやるよ」と言っているロゼがなぜか放置している悪。ローランスの通商条約によって保証された通行手形を発行してもらっているからでは、とか言われている。 #endregion ---- -マルフォ…導師と同じ奇跡の体現者と噂される人物。実際にはローランスで導師を騙るただの詐欺師同然の男。スレイの活躍を自分が起こした奇跡として広めている。帝国貴族で皇帝と親しい間柄のトロワ将軍の後ろ盾もある為にセルゲイも手が出せない。 --スランジ(マシドラ)の正体を知って偽エリクシールを製造するよう脅迫し、ラストンベルで横流しさせている張本人。 ---マシドラは自分が死んだ後は村人には手を出させないよう彼に頼んであると言っていたが、はたして彼がそれを本当に守るやら…。今度はこれをネタに村人達をゆする可能性とか考えなかったのか。 --ロゼがなぜか放置している悪その2。「調べてみるよ」とは言っていたがその後の音沙汰なし。 ---- -アミシスト…ローランス教会の司祭。帝国内で起こっている殺人事件の捜査を怠っていると非難した市民達を諌めていたが…。 --実は事件の張本人で、「浄化」と称してセルゲイを非難していた市民達を皆殺しにした。事件を引き起こしたのは天族が見える体質で、夢の中でサイモンに唆された為。 --いくら殺人を犯しても罪の意識が無いばかりか全く穢れておらず、逮捕したセルゲイが抱えていた「弟を犠牲にした罪を許す」という上から目線の物言いをして退場という、後味の悪い展開で終わった。 --ロゼからは「どんなに理由つけていても。その罪の意識を感じないで殺めていたあいつは怪物だったんだよ」と非難されていたが、それロゼ自身にもそのまんまあてはまる事である。 ---一応ロゼは罪の意識は感じており、その上で悪なら殺すという信念を貫くと決めている為に穢れない事になっている。罪の意識とか信念とかといった理由で、人殺しが許されるわけは無いが…。 ---- -ゼスティリアザクロス登場キャラ --クレム(声優:[[加隈亜衣>ネタページ:加隈亜衣(声優)]])…アリーシャの側近で鼻に傷がある。アリーシャからもらった天遺見聞録が宝物。第0話でアリーシャ達が調査に向かったグリエルの村に叔父がいる。 ---サイモンとルナールの戦いに巻き込まれ、地割れに落ちてしまった。 --ガネット(声優:[[森永千才>ネタページ:森永千才(声優)]])…アリーシャの側近その2。赤毛。ボルタ共々[[地脈>設定:地脈]]から出た竜巻に巻き込まれる。 --ボルタ(声優:[[古城門志帆>ネタページ:古城門志帆(声優)]])…アリーシャの側近その3。ポニーテール。 --タオ(声優:[[東内マリ子>ネタページ:東内マリ子(声優)]])…アリーシャの側近その4。金髪の麗人。グリエルにて待機していたが…。 --ドレイク教授(声優:[[てらそままさき>ネタページ:てらそままさき(声優)]])…ハイランドの天文学者。グリエルに異常な兆候が見られた為、アリーシャの命によりクレムの後を追うも、地脈の調査中にドラゴンが放つ穢れに飲み込まれる。 --グリエルの少女(声優:[[田中あいみ>ネタページ:田中あいみ(声優)]])…グリエルの様子を視察に来たアリーシャをブドウ泥棒だと勘違いした。ラストでアリーシャの眼前で村ごと竜巻に巻き込まれる。 ---名前のないモブにしてはそれなりに目立っている。名前つけてやればよかったのに…。 --ノルミン天族(声優:[[江原裕理>ネタページ:江原裕理(声優)]])…1話に登場。遺跡でアリーシャの行動を真似して遊ぶほか、天響術や体術で大量の虫からアリーシャを守った。 ---フェニックスのように加護だけでなく直接力を行使できるノルミン天族が存在する事が窺えるが、言葉らしい言葉を話さない理由は不明。アリーシャの霊応力が不足していたからか? --シレル(声優:[[田澤茉純>ネタページ:田澤茉純(声優)]])...10話で初登場。アリーシャ直属の騎兵。バルトロ陣営に潜り込んでいた。 --イアン(声優:江原裕理)…11話で初登場。シレルの幼馴染で弓の名手。とにかく饒舌で、噂の導師に会えたうえ手を取る事ができて感激していた。 ---好きになった人の話を始めた事でフラグかと噂されたが、1期終了時点で無事二人共生き残った。2期で命を落とさない事を祈る。 ----2期では15話から登場。シレルはバルトロにより暗殺の為の兵を差し向けられたアリーシャを守る為に奮戦、イアンはバルトロの計画とマルトランが国家反逆罪で拘束された事実をアリーシャに伝える。 ----終盤で、スレイの遠征に同行。二人共かなりの料理上手で、遠征先の寒冷な気候を利用したカボチャのムースを作っていた。 --最終回まで二人とも無事生存。しかし、好きな相手に振られたことをネタにいじられていた。(シレル曰く「また」とのこと) --ガスパーロ(声優:[[手塚秀彰>ネタページ:手塚秀彰(声優)]])...13話に登場。ラストンベルの教会の司教で、統治者的役割も果たす。 ---しかしその裏で、私腹を肥やしており、財産を聖堂の地下に隠していた。それだけでなく、財産を奪った相手や私腹を肥やしていた事実を知った者を口封じに殺して、隠し財産の更に奥深くに遺体を隠す行為が、風の骨の怒りを買いロゼに暗殺される。 --グルードマン(声優:[[チェスター>ネタページ:伊藤健太郎(声優)]])...14話で初登場。青嵐騎士団の団長。教会直属である為、ガスパーロが暗殺された事実を隠蔽しようとしたり、聖堂の地下に繋がる下水路を封鎖したりした。 ---しかし、根っからの悪人ではなく、戦争についても「したいのではなく必要ならやむを得ない」と考えている現実主義者。終盤でセルゲイと共にスレイの遠征に同行。 --ハイランド国王(声優:[[ふくまつ進紗>ネタページ:ふくまつ進紗(声優)]])…19話で初登場。アリーシャの父親であり、ハイランドの現国王。かなりの老齢で、死期が近いのか、重病を患っている様子。 ---ゲーム版ではアリーシャの父親は国王ではなく王家の末席の人間で、平民の娘を見初めて妻にしたという設定。TOZ-Xではアリーシャの父親が国王になり、老年になってから娶った平民の娘に生ませた娘がアリーシャとなっているのでゲーム版よりも地位が上がっている。 ----さらに付け加えるとゲーム版ではハイランド王はアリーシャ「幼い王を擁する大臣達は煙たがっているんだ。継承順位が低いくせに、政治に口を出す私を。すまない。君(スレイ)にまで嫌な思いを……。」という台詞でのみ語られ、一切登場しない。 ---アリーシャに最期に一目会いたいと、生かして捕らえるようバルトロに命ずるも、やむを得ない場合は手に掛けてもよいという言葉を捻じ曲げられてしまう。 ----王宮にやってきたアリーシャに妻の姿を見出すも、バルトロの凶刃から彼女を庇って命を落とす。 ---なお彼の姿は穢れに満ちていた(アリーシャの目には憑魔に見える程だった)為、アリーシャは絶句する事となる。それでも彼女の命を救った彼は、紛れもなくアリーシャの父親であった。 ----
*ネタページ:その他キャラ(TOZ) #contents **ノルミン・アタック(声優:[[進藤尚美>ネタページ:進藤尚美(声優)]]) -現在は各地に散らばり生活していると言われている「[[ノルミン天族>設定:ノルミン天族]]」の一人。他のノルミンと同様京都弁で話す。 --芸術が好きで、マーリンドのダムノニア美術館に住み着いていたが、戦争と共に芸術品の毀損や横流しが行われた事で、[[憑魔>設定:憑魔]]ナイトアーサーと化してしまう。 --[[スレイ>ネタページ:スレイ]]による浄化後はドラゴンパピー浄化の手助けをし、それからは他のノルミンと同じく、地の主の従者として恩恵を与えてくれるようになる。 ---彼の加護は名前の通り、対象の力を増強するというもの。ノルミン天族には他にもディフェンスやマインドといった者がいるが、彼らもその名前に対応した加護の力を持っていると思われる。 ---[[ライラ>ネタページ:ライラ]]とは他のノルミン共々旧知の間柄で、昔一族(フェニックスを除く49人)でライラと[[陪神>設定:陪神]]契約を結んで彼女の旅に同行しようとしたが断られた。[[ミクリオ>ネタページ:ミクリオ]]曰く「陪神になるには多すぎる」。 --1000年前はノルミン島に滞在しており、他のノルミンと同様の帽子をかぶっていた。甲冑を頭にかぶっているのは、[[ビエンフー>ネタページ:ビエンフー]]や[[グリモワール>ネタページ:その他キャラ(TOBe)]]の影響である。 --TOZ-Xでは憑魔化しておらず、森の中で憑魔に追われているところを神器を携えたミクリオに助けられ、彼と共にマーリンドでドラゴンパピーと交戦していたスレイ達に合流した。 ---その後はロハンの加護を手伝う為、スレイ達と別れマーリンドに残った。 --2期では、終盤に大勢のノルミンを引き連れ、[[災禍の顕主>設定:災禍の顕主]]を倒す為の[[導師>設定:導師]]スレイの遠征に同行する。 **ノルミン・フェニックス(声優:[[セルゲイ>ネタページ:堀秀行(声優)]]) -アタックと同じくノルミン天族の一人で、自他共に認めるノルミン天族最強の漢。非常に暑苦しくかつ濃く、京都弁も使わない。 --火属性のイメージが強いが元々は風属性の天族として誕生。火属性は後天的に操れるようになった。 --ゲームでは彼を除く49人全てのノルミンに会うと、挑戦状を送り付けてくる。そしてその正体は[[エドナ>ネタページ:エドナ]]の傘についていたマスコット。 ---三属性に耐性を持ち強力な技を使用してくるほか、秘奥義まで使用してくる。そしてその名の通り倒しても蘇る。運が悪いと何度も。 --[[アイゼン>ネタページ:アイゼン]]に妹を託されており、[[ドラゴン>設定:ドラゴン]]化した彼からもマスコットのフリをしながらエドナを守っていた。 ---なおその事は彼女自身気付いており、アタック達にもバレバレだったが気付かないふりをされていた。 --彼に勝利すると、スレイはエドナを託すに足る者と認められ、エドナは夜なべして作った自分そっくりのノルミン人形を与えられる。 ---その後はノルミンの権威復興を掲げて「第二次ノルミン独立闘争」の開始を宣言するも、他のノルミンからは「そういうのいいから」と賛同は得られなかった…。だが彼は諦めない。いつかノルミンのノルミンによるノルミンの為の覇権を打ち立てる為、彼の戦いは続く。 ----名前に加えて、ノルミン達から「兄さん」と呼ばれている点、中の人ネタなのか? ----強翼天翔は明らかに中の人繋がりで、聖闘士星矢のフェニックス一輝の鳳翼天翔(アニメVer.)のパロディ技。 --ベルセリアではエドナに土産と手紙を寄越すばかりで、会うどころか本心からの手紙すら書かないアイゼンに痺れを切らし、決闘を申し込む。 ---なおエドナとは直接面識があったわけでなく、彼女を陰ながら見ていて義憤が湧いたとか。下手をせずとも事案モノである。 ---イベント自体はクリア前でも起こせるうえ、レベルだけ見てもラスボスより強い。当然軽い気持ちで戦うと泣きを見る。 ----ゼスティリア同様戦闘不能になった際に復活するが、その際に特殊な秘奥義まで使ってくる。防ぐには状態異常にするしかない。 --敗れると、その「不死鳥」というアイゼンの「[[死神の呪い>設定:死神]]」とは逆の性質の加護を持っていた事を見込まれ、エドナを守るようアイゼンに託される。 ---そして彼はかめにんによってエドナのもとへ送られていくのであった…… --他のノルミン曰く、ノルミンに対して「凡隷」などと口にしようものならマジギレするらしい。まあ強烈な個性の塊みたいな彼を凡隷などとは誰も呼べないだろうが。 --『レイズ』では、彼も具現化しており、イベント「スイートピア遺跡と神のケーキ」では、スイートピア遺跡内部の3ヶ所にいる。 ---公式Twitterで彼の登場が発表された際は、シリーズ恒例の下手な絵の手配書でネタにされた。 ---イベント「幸せのノル様人形」では不死鳥の加護が強まり、一時的に死神の呪いの悪影響がエドナにだけいかないようにする大役を果たす。そのおかげで一時的にとはいえ兄妹は死神の呪いを気にせず一緒にいられるようになった。 ---イベント「お正月だよ! 凛々の明星」では、鬼門に出現した怪異退治の為に犬、猿、鳥を連れて行く事になり(裏鬼門は戌、申、酉である為)その中の鳥担当として(名前が「フェニックス」→不死鳥→鳥)[[イクス>ネタページ:イクス・ネーヴェ]]に起用される。 ----本番では怪異の引き付けを担当し、エドナには怪異ごと術で吹っ飛ばされるが持ち前の能力で何度も蘇生、役目を果たした。 -----立ち絵は新規描き下ろし。 ---2018年10月12日からの200万DL突破記念キャンペーンにて、今日のおすすめキャラ2万リツイートで彼のプレイアブル参戦が用意されている。 ----10月17日に2万リツイート達成。めでたく実装が決まった。 ----2019年6/15よりかめにんショップ限定加入キャラクターとして正式に実装された。 **ロッシュ(声優:[[ガリスタ>ネタページ:宮本充(声優)]]) -[[ロゼ>ネタページ:ロゼ]]の所属する商隊ギルド「[[セキレイの羽>設定:セキレイの羽]]」のメンバー。 --公式からはブンガクの趣味があるなどと紹介されていたが、それを活用したような場面はほぼ無い。それどころか、ロッシュ自体の登場が少ない。一体何だったというのか...。 --TOZ-X1期のEDでエギーユ共々[[ジイジ>ネタページ:ジイジ]]と談話している様子が見られた。TOZ-Xでは天族が見えている(=霊応力がある)のか? **エギーユ(声優:[[ミゲール>ネタページ:増谷康紀(声優)]]) -ロゼの所属する商隊ギルド「セキレイの羽」の隊長。 #region(close,ネタバレ) -実は霊峰レイフォルクで襲ってきた男暗殺者は彼。 --しかし5年で要人100人を暗殺したと言われる[[風の骨>設定:風の骨]]にしては弱すぎる。あくまで不意討ちが多いのであってタイマンには慣れていないという事か。 --主に「セキレイの羽」は彼が運営している事もあり、表のボスという側面の方が強いのだろう。 #endregion **アン・フィル(声優:[[フェニモール&テューラ>ネタページ:小清水亜美(声優)]]) -ロゼの所属する商隊ギルド「セキレイの羽」のメンバー。 --愛称はフィル。トルは双子の兄。 ---兄のトル共々目立った活躍はしないどころか、二人一緒で行動する事も多い。正直、ベテラン声優の無駄遣いという気もしなくもない。 ----フィルに関しては続編でのキャスティングに[[影響>ネタページ:エレノア・ヒューム]]した為、結果的には良かったのかもしれない。トルは何とも言えないが。 --TOZ-X1期のEDではトルと一緒にライラの占いに付き合っている。彼らも天族が見えているのか? ---お茶の煎れ方にはこだわりがあり、雑な煎れ方をしたロゼに難色を示すという場面が描かれる。 --意味はフランス語で「1本の糸」を意味する。同じ兄妹でトルメとは名前に全然繋がりが無いのはなぜだ? **アン・トルメ(声優:[[梶裕貴>ネタページ:梶裕貴(声優)]]) -ロゼの所属する商隊ギルド「セキレイの羽」のメンバー。 --愛称はトル。フィルは双子の妹。 --TOZ-Xでは、本編では全く喋っていないのにドラマCDには出ているという謎の扱いがされている。 --アン・トルメとはフランス語でフルコースの主菜とデザートの間に出るプリンやババロア等の蒸し菓子の事。 **マイセン(声優:[[マルコ(TOX2)>ネタページ:高坂篤志(声優)]]) -[[ルナール>ネタページ:ルナール]]に喰われた[[天族>設定:天族]]。アニメ「導師の夜明け」では尺の都合かスレイとミクリオ以外には死んだ事がスルーされている可哀想な役どころ。 --本編では何事も無かったようにお祝いムードになるという事はなく、一応追悼する雰囲気にはなっていた。 ---しかし本編では[[もっと扱いの>ネタページ:アリーシャ]][[酷いキャラ>ネタページ:デゼル]]がいたので大して話題になる事も無かった。 --ルナールとの再戦でスレイもミクリオも彼の事には全然触れなかったが、物語後半でも里の天族達が彼の死について悲しむ描写がある。 --TOZ-Xではルナールにエネルギーを吸収されたものの、死んではいない。 **カイム(声優:[[ユークレス>ネタページ:鳥海勝美(声優)]]) -スレイとミクリオと同郷の天族。マイセンに比べると目立たない。 --ルナールを追い返す際ジイジの横にいて出ていくよう勧告したり、終盤真っ先にスレイ達を出向かえたあたり、里ではジイジに次ぐ立場にいると思われる。 **ハイランド評議会 -[[バルトロ>ネタページ:バルトロ]]と共に[[ハイランド>設定:ハイランド王国]]を実質動かしている面々。 ***マティア軍機大臣(声優:[[ヴェランド>ネタページ:石住昭彦(声優)]]) -スレイと対面時はバルトロ側に就いてアリーシャを失脚させようとしていたが、アリーシャアフターエピソードでは手のひらを反して和平交渉を薦めるアリーシャ側についた。 --気骨な性格で知られており、[[ローランス>設定:ローランス帝国]]との戦争開戦・停戦に際し、[[評議会>設定:評議会]]が機能しなかった責任を取って、アフターエピソードでのマーリンド視察を最後に大臣を退任する事を表明。 ***シモン律令博士 -ハイランドの法律を司る。 ***ナタエル大司教(声優:[[ヨーク>ネタページ:渋谷茂(声優)]]) -一応大司教という立場もあってか、天族の事は信じている模様。 --TOZ-Xでは聖剣祭に来た若者を徴兵しようとするマティアの案に反対したアリーシャに、マーリンドの状況を説明して諌めている。 **ウーノ(声優:?) -レディレイクの[[加護天族>設定:加護天族]]。憑魔ウロボロスとなって川を荒らし、グリフレット大橋を壊していたところをスレイに浄化された。 --ゲーム本編で初めて出会う加護天族であり、地の主関連のチュートリアル的な意味合いのキャラクター。 ---しかし彼が橋を壊してしまった事で、ある意味禍根を残す事になる。特に[[アリーシャ>ネタページ:アリーシャ]]関連で。 --TOZ-Xでも憑魔として暴走していたが、同時にドラゴンパピーが現れた為、そちらに攻撃を届かせる踏み台として利用されてしまう。 ---浄化自体は(ついでに)為されたようだが、彼は登場しなかった。実質ただの足場扱いで不憫極まりない。 **ブルーノ(声優:[[フリオ>ネタページ:菅沼久義(声優)]]) -レディレイク・湖の乙女の聖堂にいる教主。敬虔さを買われ、加護天族ウーノを祀る事になる。 --信者の母子に親身になって相談に乗っている事で悪い噂を流すものがいたり、スリの少年グループがカモにしていたりする。 --押し付けられるようにして貰ったお布施を酒代に使おうとしていたり、全く潔白な人というわけではなく非常に人間らしい人柄を持つ。上記の事も考えるに、悪く言えば敬虔なだけの弱い人間とも言えるが。 **ネイフト(声優:[[塩屋翼>ネタページ:塩屋翼(声優)]]) -マーリンドの代表。霊峰レイフォルクに登ろうとするスレイ達にドラゴン伝承の話ををして忠告した。 --彼の話にスレイは[[天遺見聞録>設定:天遺見聞録]]には載ってないと繰り返していたが、少しは彼の話に耳を傾けた方がいいと思う。 --ろくに話を聞いてもらえないという扱いを受けてはいるが、スレイが[[神依>設定:神依]]の力を発揮した際に、恐れ疎むのではなく驚きつつも褒めている。村を救ってもらえるからかもしれないが、きちんとスレイ自身を見ている好人物。 **ロハン(声優:[[ヨーク>ネタページ:渋谷茂(声優)]]) -マーリンドの加護天族。スレイ達が初めてマーリンドに来た時はドラゴンパピーとなっていた。 --TOZ-Xではウーノが出なかったので、スレイが出会った最初の加護天族になる。ただし、地の主関連の話は出ていない。 ---ウロボロスとの交戦中に姿を現し、ウロボロスを踏み台に攻撃しようとするも届かず、後にマーリンドで合流したミクリオとの神依での蒼穹の十二連で撃ち落とされた。 ---なおドラゴンパピーは水属性に耐性があるにもかかわらず、弓の一撃で撃ち落とされる(TOZ-Xではそれだけで倒せる)。まあウロボロスも地耐性を持っているのに、地神依のワンパンで倒されていたが。 --スレイ達がマーリンドを離れる際、アタック共々マーリンドを加護する事を約束した。 **ランドン(声優:[[宝亀克寿>ネタページ:宝亀克寿(声優)]]) -グレイブガント盆地でローランスと戦っているハイランド軍師団長。アリーシャを楯にスレイに戦闘に参加するよう強要する。 --名声の為だけに戦いを求める男で、その欲望から[[ヘルダルフ>ネタページ:ヘルダルフ]]の[[穢れ>設定:穢れ]]に飲まれて憑魔化する。 --スレイの秘奥義の最初の餌食になる人。 --TOZ-Xでは兵の指揮を取りながら高みの見物を決め込んでおり、戦争を止めようとやってきたアリーシャとロゼに自身の兵を仕向けた。 ---アリーシャに深手を負わせたものの、[[デゼル>ネタページ:デゼル]]に部下もろとも吹き飛ばされた挙句、ロゼに人質に取られて停戦を強いられた。 ---停戦後、憑魔と化してスレイ達を襲う。スレイはアリーシャに傷を負わせた彼を怒りに身を任せて攻撃しようとするが、寸での所で踏みとどまり、浄化に成功。その後然るべき裁きを受けさせるため、アリーシャによってレディレイクへと連行されていった。 **リュネット・フォートン(声優:[[進藤尚美>ネタページ:進藤尚美(声優)]]) -[[ローランス教会>設定:ローランス教会]]枢機卿で、教皇マシドラが疾走している為、事実上の教会のトップ。マシドラが消息を絶った後、幼帝であるライトに代わって帝国を統治しているが黒い噂も絶えず、[[セルゲイ>ネタページ:セルゲイ・ストレルカ]]達騎士団が調査している。 #region(close,ネタバレ) -マシドラが責任を放棄した事で枢機卿として政治を動かす事になったが、強すぎる責任感と使命感から憑魔メデューサと化した。 --1年前にメデューサと化してからはハイランドとの対外戦争を煽るべく国内の生産力を落とす為に雨を降らせ続けた。 --セルゲイの弟ボリスをはじめ、調査に来た騎士団員は皆彼女によって石化されていた。 ---ロゼら女性陣は石化された騎士団員の前でボケかましていたが、彼女の初登場時にすでにスレイ達の前で教会の人間が石化されるのを目撃していたはず、特にライラはメデューサ族の事を知っているのだから不謹慎である。 -最期はスレイとライラの力では強すぎる穢れの為に、浄化ができないという事でロゼが殺害する。 -マシドラは彼女のような人間がなぜ豹変したかと驚いていたが、彼女の最期や、なぜそのような事になったのかは知ろうとはしなかった。 -長女にエニド・フォートン、次女にロディーヌ・フォートンという二人の姉がいるが、彼女達はいずれもメデューサ族となっており、彼女達の関わった村は全て滅びている。もはやフォートン一族は呪われているとしか言い様がない。 --ロゼはこの姉妹が憑魔化したのは本人達の自己責任的な事を言っていたが、それ他の憑魔化した人間や天族に対しても同じ事言えるのか…!? --彼女達の出生地の村・フォートンはグレイブガント盆地にあるが、ここも既に廃村となっている。だがその原因が[[サイモン>ネタページ:サイモン]]だと示唆される描写がある。そう考えると、リュネットを除く二人を憑魔へと仕立て上げたのがサイモン、とも考えられる。 ---設定資料集によると眠り病が起きた理由はサイモンの「人に好きな夢を見せる」加護により、夢の中が居心地が良すぎてフォートン村の全員が目覚めたがらなくなったのが原因。それによりサイモンも自分の力に悩み、ヘルダルフに下ったようだ。 #endregion -TOZ-Xでは長雨の原因が、教会神殿に隠されたドラゴンの死骸による穢れと変更された為、未登場。 --そもそもマシドラが失踪していない為、穢れていない。ある意味改変によって救われたキャラの一人。登場していないが。 **マシドラ(声優:[[大木民夫>ネタページ:大木民夫(声優)]]、[[平野俊隆>ネタページ:平野俊隆(声優)]](TOZ-X)) -ローランス教会教皇。 #region(close,ネタバレ) -周囲からの期待に応え、家族を支えるべく教皇として責務を果たそうと頑張るあまり、家族を省みる事が出来なくなり、その家族から「仕事人間」と罵倒され、家族は離散。その事実に虚無感と絶望を覚え、教皇としての責任を放棄し失踪した。結果、残っている教会の人間で最も位の高い枢機卿であった為に政治を動かす事になったリュネットが、強すぎる責任感と使命感から憑魔メデューサと化したのはある意味彼のせい。 --失踪後、僻地で自殺しようとしたがゴドジンの村人に救われた事により、村長「スランジ」として、学校を建築したり教皇の立場を利用して証明書を偽造した偽エリクシールを販売して村の生活を助けようとしていた。 --この偽エリクシール、中毒性の高いいわば麻薬なのだがニセ導師であるマルフォと交渉する事により販売が黙認される事となった。 ---スレイ達も真実を知りつつも黙認しているし、「村の将来の為に学校を立てるのは立派」と褒めている。犯罪者容認に見える要素がここにも…。 ---偽エリクシール生成の際に出る毒に蝕まれており、余命幾許もない。ゴドジンの加護天族となったフォーシア曰く死を罰として受け入れているとか。 ----しかしデゼルの言葉を借りるなら死は逃げでしかない。リュネットの件は勿論、ラストンベルで偽エリクシールが横行した事が加護天族サインドが町を去った一因であるし、それによりサインドと懇意にあった少女マーガレットが憑魔化して住人を殺害した上に死亡、マーガレットの母は心を病んでしまった。それまでの行動も責任の取り方も浅はかすぎる。 -----終盤では村人の話を聞く限り、ついに亡くなってしまった模様。 #endregion -TOZ-Xでは失踪しておらず、ドラゴンの死骸を隠匿する為に教会神殿を封鎖していた。 --スレイ達に追いついて制止しようとするも、皇帝ドランの命令と、痺れを切らしたデゼルによって門を吹き飛ばされた事でスレイ達の侵入を許す。そして死骸はロゼが[[従士>設定:従士]]になる事でスレイにより浄化された。 ---しかしなぜドラゴンの死骸を隠していたのかは不明。教会としてもメリットのようなものはないだろうに。 ----教会が穢れの原因だったと分かると、教会の権威や統治の安定が揺らぐからだと思われる。 --偽エリクシールの件には、コナン皇子が教会と共謀していたため関わっている可能性は否定できないが、直接的な主犯ではないと思われる。 **ムルジム(声優:[[幼少期ミクリオ>ネタページ:浜崎奈々(声優)]]) -当初は憑魔「虎武人」として登場し、浄化後はペンドラゴの加護天族になってくれる。 --[[ライラ>ネタページ:ライラ]]から「ムルジム様」と様付けで呼ばれるほど位の高い天族。 #region(close,ネタバレ) -ベルセリアでは[[シグレ>ネタページ:シグレ・ランゲツ]]の聖隷。 --特等対魔士の聖隷ながらも彼女との戦闘はなく、彼女の力が如何ほどのものかは不明。 --彼女はシグレの力を高める為の存在ではなく彼の力を抑えていたに過ぎず、最終決戦に際してそのリミッターを解除した。 ---この経験が、大都会ペンドラゴを加護できる程の実力を得たのは間違いない。 -真名はリューディン=メキュア=セブ。意味は「トラマユゲ」で、ムルジムのコンプレックスを表す名前だったが、「いい(おかしな)名前だ」と言ったシグレのお陰で気にいる事が出来た。 -レイズでもシグレのパートナーとして具現化。 #endregion **ラファーガ(声優:ロッシュ) -デゼルの親友で共に「セキレイの羽」に同行していた風の天族。コナン皇子の件で憑魔フューズドフェイスと化してしまい、デゼルを失明させる事になる。 --デゼルの着ている服は彼の形見。 --重要なキャラにも拘らず本編では名前は明らかにされず、語られるのは宿屋チャットで、設定資料集にてキャスト共々公表された。 ---今のところTOZ-Xでも存在が語られていない。デゼルの言う「復讐」は…? ----TOZ-Xでは彼の役割はブラドが担っており、デゼルの「復讐」というのはブラドの事である。 **先代導師(声優:[[日野聡>ネタページ:日野聡(声優)]]) -かつてライラと契約し、[[グリンウッド>設定:グリンウッド]]を旅した導師。スレイ達の愛読書「天遺見聞録」の著者でもある。旅路の果ての行方は知られておらず、ライラも彼について多くを語ろうとしない。彼の足跡は「大地の記憶」から窺い知る事ができる。 #region(close,ネタバレ) -名前はミケル。本編の20年ほど前にライラと別れた後、(おそらく)[[マオテラス>キャラクター:マオテラス]]を祀りつつ、普通の人間として暮らす為に始まりの村「カムラン」を興した。 --12歳でライラと契約し、「挫折と苦悩の日々に疲れ果てて」25歳で[[カムラン>設定:始まりの村カムラン]]開拓・導師引退。 ---12歳の時点で、ペンドラゴのマオテラス信仰の現状に危機感を覚えていたらしい。宗教のあり方に危機感を覚える12歳って…。 -ヘルダルフの部隊によって村は接収され、その後ハイランド軍の襲撃の際に見捨てられた為にカムランは滅亡。ミケルは憎しみのままに自身と甥のミクリオを生贄にし、ヘルダルフに永遠の孤独の呪いをかける。 --本来ならカムランを直接蹂躙したハイランド軍を恨むべきなのに、なぜかヘルダルフを恨み呪いを掛けた。 --つまりは、ゼスティリアの物語に至る引き金を引いた人物。もっとも、スレイ達の言う通り誰が悪いと断じられる話ではないが。 --とはいっても、導師としての力を失っているのに、いつどこの軍に狙われるとも分からない土地に村を興した事には首を傾げざるを得ない。マオテラスがあの場所にいなければならない、という説明もない為、あんたは両国を旅して何を見てきたんだとしか思いようがない。 --勝手にマオテラスをペンドラゴ教会神殿から連れ出したのもそうだが、(前の五大神筆頭だったカノヌシが祀られていた神殿だったアルトリウスの玉座がマオテラスを祀るのにうってつけだと考えたんだろうけど)あの位置に村を興すのはどう考えても間違いだよね。 ---ちなみに穢れの影響を受けていたマオテラスをペンドラゴ教会神殿から連れ出し、人々に忘れられたせいで穢れから逃れた清浄な遺跡があったから移すようミケルに提言したのはライラ。…あれ、今の災厄の時代の発端ってライラじゃね? -天遺見聞録が書かれたのもカムランに移住してから。スレイ達からはまるで稀代のベストセラー古文書のように扱われている本だが、まさか高々21年前のものとは思いもしないだろう…。世界的に有名なのは、カムランに宣伝上手な人間でもいたとしか思えない。 --26歳で見聞録執筆、30歳でヘルダルフに呪いかけて世界から忘れ去られる…と非常に短い一生。3000年分の年表なんて作るよりきちんと本編作りこめや…。 ---書き始めた26歳の時点で本を上梓できたとしても、著者であるミケルは4年しか天遺見聞録の売れ行きを見ていない事になる。まさか出版社があるような世界設定とも思えないので自身も本の販売に関わっていたと思われるが、何故そんな導師が人々の記憶から忘れ去られ、どころか古文書的な扱いになってしまったのか…。 --スレイがやたら載っていないとした[[レイフォルクのドラゴン伝承>ネタページ:アイゼン]]に関しても、本当にこの人世界を見て回ってきたのか疑問である。 -TOZ-Xでは、「世界から全ての穢れを消し去るのが自分の使命」であると常々語っていたが、一方で「人には良くない心が誰しも潜んでいる。その心を穢れと言うなら私にも穢れが存在する」とも語っていた。 --本来の天遺見聞録とは別に、世界中を旅して彼が知った世界の秘密を記した「もう一つの天遺見聞録」を遺していた事が判明。 ---ローランス皇家の伝承では伝えられていなかった古代の導師[[アルトリウス>ネタページ:アルトリウス・コールブランド]]の名が記されている等、かなり詳細な事実が書かれている。 --こちらは一般には存在すら知られておらず、ライラが所持していたが、ドラゴン浄化を成し遂げたスレイに渡す。 --ヘルダルフは友人であり、彼をマオテラスに紹介するほどであった。 ---焼き討ちの実行犯がハイランド軍でなくヘルダルフ率いるローランス軍になったことで、彼の怨恨にも正当性が生まれたといえる。 #endregion **ミューズ(声優:[[原由実>ネタページ:原由実(声優)]]) -先代導師の妹。 #region(close,ネタバレ) -人間だった頃の[[ミクリオ>ネタページ:ミクリオ]]の母親。ミクリオの額のサークレットは、彼女が親子の証として託したもの。 --夫(ミクリオの父親)の存在は示唆されていない。そのせいでまさかミケルとの…と下衆な勘ぐりをされる事も。 ---ミケルは「家族を持てない導師の身」とこぼしている為、近親相姦ではないと思われる。 --カムランへの道を「実の息子の顔を二度と目にしない事」を代償とする[[誓約>設定:誓約]]をかけて封印していた。その誓約があった為、最期までミクリオの顔を見なかったし「天族様」としか呼ばなかった。また、その制約を確実に履行する為盲目になっている。 --[[災厄の時代>設定:災厄の時代]]を引き起こした兄を持ち、兄のせいで強烈な穢れに満ちたカムランから穢れを外に出さないように自らの命をかけて結界を生成している苦労人。 --最期はカムランへの道を開こうとしたバルトロ率いる兵団と相打ちになる。直後、ヘルダルフの力が強まり、彼の穢れ及びヘルダルフと繋がっているマオテラスの穢れが[[イズチ>設定:天族の杜イズチ]]に流れそうになった為、その命と引き換えに一時的に穢れをせき止めた。持っていた杖は息子ミクリオが引き継いだ。 --TOZ-Xではミケル共々回想シーンのみの登場で、ミクリオとの関係は触れられていない。なお、夫と思われる人物がヘルダルフらの焼き討ちで死亡しているシーンがある。 #endregion **ブラド(声優:[[リーガル>ネタページ:大塚明夫(声優)]](TOZ-X)) -ロゼの養父にして、風の傭兵団の団長。本編の時点で故人。 --戦場で孤児だったロゼを拾い、自身の後継者となるように剣術を教え育て上げた。 ---そしてコナン皇子の誘いに乗った事で、レオン皇子暗殺の汚名を着せられた結果処刑されてしまった。 ---比較的重要な人物のはずなのだが、名前だけ出てくるばかりで、デゼルの回想でも姿一つ現さなかった。 ---[[ランゲツ流>設定:ランゲツ流]]を引き継いだ人の1人。[[ロクロウ>ネタページ:ロクロウ・ランゲツ]]から学んだのかどうかは定かではないが、ロゼの戦い方を見るに暗殺剣としてかなりアレンジが入っている。 --TOZ-Xにてようやくビジュアルが明らかとなり、村を襲撃した野盗に攫われそうになるロゼを助けた。 ---「届かない理想より目の前の正義」を信条としていながらも、理想を求めてコナン皇子に手を貸した結果、身を滅ぼす事となった。 **コナン皇子(声優:[[ヨーク>ネタページ:渋谷茂(声優)]]) -ローランス帝国の第二皇子で、本編の時点で既に故人。下記の妃殿下の息子。 #region(close,ネタバレ) -デゼルの回想で登場。風の傭兵団をローランス帝国軍に組み入れるため、ロゼと婚約を結ぶ。 --しかしデゼルの疫病神の加護の為か皇子は憑魔と化し、そのためかレオン皇子を母と結託して暗殺、その罪を風の傭兵団に押し付けた。 ---首謀者を当時の団長でありロゼの養父であったブラドとし拘束。後に彼は処刑されたと思われる。 --逆上して襲い掛かる彼女を返り討ちにしようとするもラファーガに妨害され、結局彼女の手に懸かり、死亡した。 ---力尽きる寸前、ロゼに有りっ丈の穢れをぶつけようとするも、ラファーガが被った事で彼女は助かった。その代わりラファーガは憑魔フューズドフェイスと化してしまう。 #endregion -TOZ-Xでは生存しており、風の傭兵団に戦争終結を条件に戦争への協力を依頼し、その後彼らを裏切ってブラドを殺害した。 --協力を依頼した時には「弱者が虐げられずに済む世界を共に創ろう」と語っていたが全くの嘘であった。 ---こちらでもロゼと婚約していたが、当然ながら顔すら覚えていなかった。 ---加えて教会と結託して偽エリクシールの製造および販売もしており、まさに悪の権化と呼ぶに相応しい人物である。 ---ちょうど本編でいう所のスランジ(マシドラ)の役どころと、[[ラゴウ>ネタページ:その他キャラ(TOV)]]やキュモールみたいな悪辣さを合わせたような人物となっている。 --ロゼに文字通り寝首を掻かれるも憑魔化していた為に生き延び、憑魔としての力で抵抗し、脱走を図る。しかしそれも虚しく、自身の力とデゼルにより居城を崩され湖に転落していった。 ---死体こそ見つからなかったものの、憑魔でも人間は人間。間違いなく命は落としたと思われる。 **ドラン皇帝(声優:[[糸博>ネタページ:糸博(声優)]](TOZ-X)) -ローランス帝国先代皇帝。本編時点では故人。 --名前が出ている限りでは、レオン、コナン、ライトの3人の皇子を下記の妃殿下や側室の間に為している。しかしコナン皇子は妃殿下の私生児だと噂されている様子。 ---崩御後、レオンとコナンが相次いで命を落とした為、次代皇帝にはまだ年若いライト皇子が即位した。 --TOZ-Xでは存命、現皇帝であり、ペンドラゴを訪れたスレイ達を出迎える。 ---なおスレイはコナン皇子の暗殺現場に居合わせた足でペンドラゴ入りしている。というか主犯も一緒についてきてる。 --彼は穢れの事を数百年前に誓約を破った[[語り部>設定:刻遺の語り部]]より伝えられた皇家の伝承より知っており、その伝承の内容をスレイに伝えた。 ---この語り部が誰かは不明だが、[[感情を奪おうとした者>ネタページ:アルトリウス・コールブランド]]の存在と『[[ベルベット・クラウ>ネタページ:ベルベット・クラウ]]』の名が出て来た点から、[[彼女>ネタページ:マギルゥ]]である事がほぼ確実視されている。 --最終回にてセルゲイとグルードマンを連れてレディレイクを訪れ、女王となったアリーシャと和平を結ぶことになった。 **ローランス妃殿下(声優:なし) -先代皇帝ドランの妻、つまり前皇后。ちなみにローランスは帝国なので王妃や妃殿下と呼ぶのではなく「皇后」「皇太后」と称するのが正しい。 #region(close,ネタバレ) -コナン皇子とレオン皇子の母親に当たり、コナン皇子と結託してレオン皇子を殺した人物。そしてレオン皇子暗殺の罪を風の傭兵団に押し付けた、いわば風の傭兵団の仇とも言える人物。 --ちなみに実の息子であるレオン皇子を殺した理由は「夫であるドランと折り合いが悪く、彼と似ているレオン皇子とそりが合わなかったから」「(別の男性との不義の子であると噂される)コナン皇子の方に愛情を注ぎ、皇位に推していた」というしょうもない理由。要は自分が思い通りに動かせるコナン皇子を推したかっただけである。 --その帝位に推していたコナン皇子もロゼに殺されたので野望も潰えたかと思いきや、今度は甥を養子にして側室の子である現皇帝ライトを排除し帝位につかせようとしている現在進行形の悪党。 ---「悪ならやるよ」と言っているロゼがなぜか放置している悪。ローランスの通商条約によって保証された通行手形を発行してもらっているからでは、とか言われている。 #endregion **マルフォ -導師と同じ奇跡の体現者と噂される人物。実際にはローランスで導師を騙るただの詐欺師同然の男。スレイの活躍を自分が起こした奇跡として広めている。帝国貴族で皇帝と親しい間柄のトロワ将軍の後ろ盾もある為にセルゲイも手が出せない。 --スランジ(マシドラ)の正体を知って偽エリクシールを製造するよう脅迫し、ラストンベルで横流しさせている張本人。 ---マシドラは自分が死んだ後は村人には手を出させないよう彼に頼んであると言っていたが、はたして彼がそれを本当に守るやら…。今度はこれをネタに村人達をゆする可能性とか考えなかったのか。 --ロゼがなぜか放置している悪その2。「調べてみるよ」とは言っていたがその後の音沙汰なし。 **アミシスト -ローランス教会の司祭。帝国内で起こっている殺人事件の捜査を怠っていると非難した市民達を諌めていたが…。 --実は事件の張本人で、「浄化」と称してセルゲイを非難していた市民達を皆殺しにした。事件を引き起こしたのは天族が見える体質で、夢の中でサイモンに唆された為。 --いくら殺人を犯しても罪の意識が無いばかりか全く穢れておらず、逮捕したセルゲイが抱えていた弟ボリスへの罪悪感に対して「弟を犠牲にした罪を許す」という上から目線の物言いをして退場という、後味の悪い展開で終わった。 --ロゼからは「どんなに理由つけていても。その罪の意識を感じないで殺めていたあいつは怪物だったんだよ」と非難されていたが、それロゼ自身にもそのまんまあてはまる事である。 ---一応ロゼは罪の意識は感じており、その上で悪なら殺すという信念を貫くと決めている為に穢れない事になっている。罪の意識とか信念とかといった理由で、人殺しが許されるわけは無いが…。 **ゼスティリアザクロス登場キャラ ***クレム(声優:[[加隈亜衣>ネタページ:加隈亜衣(声優)]]) -アリーシャの側近で鼻に傷がある。アリーシャからもらった天遺見聞録が宝物。第0話でアリーシャ達が調査に向かったグリエルの村に叔父がいる。 --サイモンとルナールの戦いに巻き込まれ、地割れに落ちてしまった。 ***ガネット(声優:[[森永千才>ネタページ:森永千才(声優)]]) -アリーシャの側近その2。赤毛。ボルタ共々[[地脈>設定:地脈]]から出た竜巻に巻き込まれる。 ***ボルタ(声優:[[古城門志帆>ネタページ:古城門志帆(声優)]]) -アリーシャの側近その3。ポニーテール。 ***タオ(声優:[[東内マリ子>ネタページ:東内マリ子(声優)]]) -アリーシャの側近その4。金髪の麗人。グリエルにて待機していたが…。 ***ドレイク教授(声優:[[てらそままさき>ネタページ:てらそままさき(声優)]]) -ハイランドの天文学者。グリエルに異常な兆候が見られた為、アリーシャの命によりクレムの後を追うも、地脈の調査中にドラゴンが放つ穢れに飲み込まれる。 ***グリエルの少女(声優:[[田中あいみ>ネタページ:田中あいみ(声優)]]) -グリエルの様子を視察に来たアリーシャをブドウ泥棒だと勘違いした。ラストでアリーシャの眼前で村ごと竜巻に巻き込まれる。 --名前のないモブにしてはそれなりに目立っている。名前つけてやればよかったのに…。 ***ノルミン天族(声優:[[江原裕理>ネタページ:江原裕理(声優)]]) -1話に登場。遺跡でアリーシャの行動を真似して遊ぶほか、天響術や体術で大量の虫からアリーシャを守った。 --フェニックスのように加護だけでなく直接力を行使できるノルミン天族が存在する事が窺えるが、言葉らしい言葉を話さない理由は不明。アリーシャの霊応力が不足していたからか? ***シレル(声優:[[田澤茉純>ネタページ:田澤茉純(声優)]]) -10話で初登場。アリーシャ直属の騎兵。バルトロ陣営に潜り込んでいた。 ***イアン(声優:江原裕理) -11話で初登場。シレルの幼馴染で弓の名手。とにかく饒舌で、噂の導師に会えたうえ手を取る事ができて感激していた。 --好きになった人の話を始めた事でフラグかと噂されたが、1期終了時点で無事二人共生き残った。2期で命を落とさない事を祈る。 ---2期では15話から登場。シレルはバルトロにより暗殺の為の兵を差し向けられたアリーシャを守る為に奮戦、イアンはバルトロの計画とマルトランが国家反逆罪で拘束された事実をアリーシャに伝える。 ----終盤で、スレイの遠征に同行。二人共かなりの料理上手で、遠征先の寒冷な気候を利用したカボチャのムースを作っていた。 ---最終回まで二人とも無事生存。しかし、好きな相手に振られたことをネタにいじられていた。(シレル曰く「また」とのこと) ----イアンが振られた理由は「自分より強い女子はちょっと…」という理由。己の弱さを恥じろその男。 ***ガスパーロ(声優:[[手塚秀彰>ネタページ:手塚秀彰(声優)]]) -13話に登場。ラストンベルの教会の司教で、統治者的役割も果たす。 --しかしその裏で、私腹を肥やしており、財産を聖堂の地下に隠していた。それだけでなく、財産を奪った相手や私腹を肥やしていた事実を知った者を口封じに殺して、隠し財産の更に奥深くに遺体を隠す行為が、風の骨の怒りを買いロゼに暗殺される。 ***グルードマン(声優:[[チェスター>ネタページ:伊藤健太郎(声優)]]) -14話で初登場。青嵐騎士団の団長。教会直属である為、ガスパーロが暗殺された事実を隠蔽しようとしたり、聖堂の地下に繋がる下水路を封鎖したりした。 --しかし、根っからの悪人ではなく、戦争についても「したいのではなく必要ならやむを得ない」と考えている現実主義者。終盤でセルゲイと共にスレイの遠征に同行。 ***ハイランド国王(声優:[[ふくまつ進紗>ネタページ:ふくまつ進紗(声優)]]) -19話で初登場。アリーシャの父親であり、ハイランドの現国王。かなりの老齢で、死期が近いのか、重病を患っている様子。 --ゲーム版ではアリーシャの父親は国王ではなく王家の末席の人間で、平民の娘を見初めて妻にしたという設定。TOZ-Xではアリーシャの父親が国王になり、老年になってから娶った平民の娘に生ませた娘がアリーシャとなっているのでゲーム版よりも地位が上がっている。 ---さらに付け加えるとゲーム版ではハイランド王はアリーシャ「幼い王を擁する大臣達は煙たがっているんだ。継承順位が低いくせに、政治に口を出す私を。すまない。君(スレイ)にまで嫌な思いを……。」という台詞でのみ語られ、一切登場しない。 ---アリーシャに最期に一目会いたいと、生かして捕らえるようバルトロに命ずるも、やむを得ない場合は手に掛けてもよいという言葉を捻じ曲げられてしまう。 ----王宮にやってきたアリーシャに妻の姿を見出すも、バルトロの凶刃から彼女を庇って命を落とす。 ---なお彼の姿は穢れに満ちていた(アリーシャの目には憑魔に見える程だった)為、アリーシャは絶句する事となる。それでも彼女の命を救った彼は、紛れもなくアリーシャの父親であった。 ---彼の死後は、災厄の時代の終焉後にアリーシャが王位を継承、ハイランド女王となる。 ----

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