料理（りょうり）
概要
テイルズ オブ シリーズ定番のシステムのひとつ。
料理を活用すると、HP回復など様々な効果が得られる。
作品によってレシピを入手して自分達で作ったり、店でそのまま購入したり違いがある。
ほとんどのパーティキャラには料理の得手不得手、好物や嫌いな物が設定されており、スキットやサブイベントで触れられることも多い。
各作品における内容
ファンタジア（SFC版）
フードサックシステムのため手にいれた食材を入れると自動的に回復する。
ファンタジア（PS版以降）
世界各地に存在する自称「すばらしき味の世界」の住人に話しかけてレシピを貰う。
ロンドリーネは料理を作ることができない。
デスティニー（PS版）
フードサックシステムのため手にいれた食材を入れると自動的に回復する。
リメイク版デスティニー
フードを溜めた状態でフードストラップをセットし条件を満たすと戦闘中・戦闘後に自動的に回復する。
エターニア
世界各地に存在するワンダーシェフに話しかけてレシピを貰う。
基本的に一食作るとおなかがいっぱいになり食べられなくなるが、戦闘をこなせばまた食べられる。
料理失敗の場合は成功するまで作ることが出来る。失敗した時の方が熟練度の上がりは早い。
インフェリア人はインフェリア料理の成功率が高く、セレスティア人はセレスティア料理の成功率が高い。
料理画面で“♪”の表示はそのキャラの好物を表しており、好物を食べるとそのキャラのみ通常より高い効果が得られる。
マスター料理というものがあり、同じキャラで特定の料理の熟練度をマスターすると習得する。
マスター料理は通常の料理より高い効果や特殊な効果が得られる。
デスティニー2
世界各地に存在するシェフに話しかけて食材を渡してレシピを貰ったり買い取ったり、宝箱から手に入れる。
自分で「新規追加レシピ」として作れば、レシピは無くても料理はできるため買う必要はない。
追加食材を加えることでアレンジ料理、基本料理にアレンジ食材以外の材料を加えるかシークレット料理から特定の食材を1つ抜いて料理すると「？料理」を作ることが出来る。
そのため、一番料理のバリエーションが豊富な作品である。
シンフォニア
世界各地に存在するワンダーシェフに話しかけてレシピを貰う。
熟練度が一定以上になると追加食材を入れるようになり効果がアップする。
好物が入っているとオーバーリミッツゲージが増えるが嫌いな食べ物が入っているとオーバーリミッツゲージが減る。
また、料理を作るのを担当したキャラクターはオーバーリミッツゲージが増える。
熟練度には差があり、料理の得意なジーニアスやリーガルは全体的に高く、逆に苦手なプレセアやリフィルは低い、料理が得意なキャラでも嫌いな料理は熟練度が低めといった特徴がある。
リバース
世界各地に存在する料理を味見する、宝箱から見つける、サブイベントをこなすことでレシピを習得できる。
今作ではキャラごとではなく、パーティー全体の熟練度となっている。
習熟度が上がると隠し効果や追加食材が使えるようになる。
★が多いとシークレットファクター率がアップする。
レジェンディア
基本レシピはワンダーパン職人のミミーから習得できる
その基本レシピを更に一定回数使い続けることで「派生レシピ」が生まれる
中には合成屋でないと手に入らないレシピも存在する
アビス
レシピの入手は街中で拾ったり、サブイベントで入手する。
レシピをくれる人物もいるが、ワンダーシェフではない。
キャラ毎に、特定の料理の熟練度が一定以上になると派生料理を作成できるようになる。
シンフォニア同様、好物が入っているとオーバーリミッツゲージが増えるが嫌いな食べ物が入っているとオーバーリミッツゲージが減る。
イノセンス
今作では今までの作品のように戦闘中に料理を自動で作り体力や状態異常を回復することはできず、
あらかじめフィールドや町で料理を作成しそれを消費して
状態異常の防止やステータスの増減等の特殊効果を得る形式になっている。
また、今作の料理にはHP回復の効果は無い。
レシピの入手に関しても他作品と異なり
主にギルドでグレードを消費して購入するか、各地の宝箱から入手するなどして集める必要がある。
レシピは入手してもアイテム欄に収まるだけでレシピを使用して初めて習得できる。
一部のレシピは手に入れても特定のレシピを習得していないと使用できない。
イノセンスR
世界各地に存在するワンダーシェフに話しかけてレシピを貰う。
幻のレシピの場合は伝説の料理人を探して教わる形となる。
従来の作品と同じ仕様に変更された。各キャラごとに従来作の熟練度に相当する料理LVがある（上限は99）。料理を担当していないキャラにも経験値が入るが、全キャラLV99にするには相当な回数の料理が必要。
ヴェスペリア
世界各地に存在するワンダーシェフに話しかけてレシピを貰うほか、特定のキャラが料理を作ると新たなレシピを開発することがある。
ラピードはどんな料理でも「いぬごはん(HP,TP1%回復)」となってしまう。
PS3版ではフレンのみ特殊補正があり、料理成功率が0.5倍と失敗しやすいものの、成功時の効果が2倍になり、同じ料理を連続で作った場合の効果減退がなくなる。
ハーツR
原作の治癒石は廃止され、イノセンスRに準じた内容となった。
コハクに合わせて、料理の分類にみそ系が追加されている。
料理LVはパーティで共有されるようになり、キャラごとのLVは廃止。
グレイセス
デュアライズで作成可能。種類は100種類以上と豊富。
移動中に使用するとHPが回復し、次回戦闘時に様々な効果を発揮する。
また、デュアライズ済みの料理をエレスポットにセットすることで、戦闘中・終了時に条件を満たすとエナジーを消費して自動で使用できる。
各キャラに好物があり、好物料理10回発動で手に入る称号を付けているとランダムで好物料理を作る。
エクシリア
料理屋で購入するアイテムとなった。
使用すると戦闘終了後、料理毎の適用期間分、様々な効果を発揮する。
同じ料理は1サイズにつき1個しか持つことができず、効果の強力なものほど適用期間が短い傾向にある。
前に食べた料理の効果が残っていても次の料理を食べることは可能。
ただし上書きになるので前の料理の効果は消える。
エクシリア2
基本的には前作と同一だが、獲得経験値量を増加させるサイダー飯を始めとして一部の料理に値段調整が加えられた他、特サイズは基本的に
特注のみで入手することが可能となった。
ゼスティリア
宿に宿泊する際、金額ごとに決まった料理を選ぶこととなる。
宿によって出される料理は異なり、ランクを上げることで選択できる料理もある。
また、料理とは別にサポートタレントによって作られる「おかし」がある。
こちらはHPとSCを回復し、使用した次の戦闘のみに効果を発動するアイテム。
その効果は料理の効果と重複する。
テンペスト
DSの機能をうまく利用しており、ミニゲームのように仕上がっている。
戦闘時を除くと、キャラのボイスが聞けるのはこの際のみ。
ただし難易度は反応が悪いこと込みで高い。
完成後、アイテム欄に料理が加わり、使用することで効果が発動する。
TOSラタトスクの騎士
食べるのは人でなくモンスターの能力を上昇させ、更にモンスターを変化させる効果になっている。
レシピ自体は従来通り、世界各地に存在するワンダーシェフに話しかけて貰う仕様になっている。
効果は各モンスターの好みや料理人の腕前によって決まり、食べた後はレベルを上げない限り再び食べることはできない。
余談だがリフィルに腕前補正がつくのは串焼きとおつけもののみで、後は全て0。
TOPなりきりダンジョンX
世界各地に隠れているワンダーシェフ「リリアン」に話しかけてレシピを貰ったり、
料理の熟練度を上げるとレシピを習得する（チーズINハンバーグのみサブイベントクリア）。
アーチェ特製フルーツ焼きとやみなべの効果は「EBG-50～50%回復」とプラスかマイナスかが
極端であるが、実は絶対減少効果が発生しない模様。
TOWなりきりダンジョン2
依頼達成で習得する
TOWなりきりダンジョン3
特定の食材を所持した上で、食堂に入る
TOWレディアントマイソロジー
依頼達成で習得する。
アイテムとして持ち歩くことができ、使うことでHPやTP、状態異常を回復することができる。
TOWレディアントマイソロジー2
依頼達成で習得する。
アイテムとして持ち歩くことができ、使うことでHPやTP、状態異常を回復することができる。
TOWレディアントマイソロジー3
依頼達成で習得する
今作はいつものHPやTP回復効果は無く、ステータスや獲得経験値、ガルドの増加のみ。
ダンジョン内でのみ作成でき、ダンジョンから出ると効果を失う。
ダンジョンにいる間なら食材さえあれば自由に料理できるが、新しく料理すると上書きされ、前の料理の効果は消える。
関連リンク
関連項目
