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キャラクター:デゼル - (2015/03/11 (水) 15:11:53) の編集履歴(バックアップ)


デゼル

+ 目次

ゼスティリア

「……言っておく。邪魔だけは許さん。たとえお前が導師であったとしてもだ」
年齢:??歳 性別:男性
身長:185cm 体重:??kg
キャラクターデザイン:奥村大悟
声優:小野大輔
一般の天族とは異なるアウトローな雰囲気をまとった天族。
風の天響術を操り、空気の動きで周囲の状況を的確に察知する能力をもっている。
長年、人間の傭兵団と共に過ごした経験から戦闘にも長じており、
二本のペンデュラムを鞭のように自在に駆使して、敵を翻弄、圧倒する。
喜怒哀楽をめったに見せず、他人とのコミュニケーションもほとんどとらない孤独主義者である。
だが、胸には激情を秘めており、友を奪った憑魔を捜しだして復讐を果たすため、日々人間社会の影で暗躍を続けている。
デゼルは憎しみに突き動かされているにもかかわらず、なぜか穢れていない。それにはなにか特殊な秘密があるようだが……。

+ ネタバレ
彼が穢れていないのはいびつな形でロゼに干渉して彼女を器としていたため。
実は目が見えていないが風の流れで敵の動きを読むことができる。
かつて彼は親友・ラファーガと共に風の傭兵団の旅に同行していた。
5年前、ローランス帝国の正式軍に風の傭兵団が迎え入れられ、
団長ブラドの養女ロゼと第二皇子コナンの婚約が決まった。
それは風の傭兵団の旅の生活の終わりを意味していた。
ラファーガは旅が終わることを惜しみつつ彼らを祝福するが、
デゼルは旅が終わらないことを願ってしまった…。
その想いが風の傭兵団に対して悪い方向に加護を与え、
コナン皇子が憑魔化し第一皇子レオンを殺害、その罪を風の傭兵団に着せた。
ロゼはコナン皇子を殺害するはめになり、
今際の際にコナン皇子が放った穢れからロゼを庇うべくラファーガは身を呈し、
憑魔フューズドフェイスと化してしまう。
全てが自分が「旅が終わらないでくれ…」と願ってしまったせいであることに絶望するデゼルを「疫病神」とサイモンはあざ笑った。
その時にデゼルは自分が全ての元凶であった現実から目を背けたい気持ちから失明し、
目を見えなくし風の傭兵団を貶めた「友の仇」をサイモンと思い込むことで自分を正当化した。
抑圧された記憶にかつてザビーダに助けられたことなど一切の過去を葬り去ったのである。