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キャラクター:エル・メル・マータ - (2016/11/27 (日) 02:17:08) の編集履歴(バックアップ)


エル・メル・マータ

+ 目次

エクシリア2

「だから、カナンの地なの!パパを助けてってお願いしないと!」
年齢:8歳 性別:女性
身長:130cm 体重:??kg
声優:伊瀬茉莉也
本作のヒロイン。
しっかり者で口が減らない活発な少女。
父親の言いつけを守り、願いを叶えてくれるという伝説の「カナンの地」を目指す一人旅をしている。
偶然ルドガーと出会い、共に「カナンの地」へ行くという約束を交わす。
本来は甘えん坊で人見知りをする性格だが、父親を助けるために自分が頑張らなくてはと気を張っている。
大人ぶって背伸びをしようとするものの、トマトだけはどうにも苦手。
父親から譲り受けたという懐中時計をとても大切にしている。

+ ネタバレ
分史世界NO.F41DBにおける10年後のルドガーの娘にして正史世界では失われた「真のクルスニクの鍵」。
分史世界から正史世界へ行き来することや、分史世界のものを正史世界へ持ち帰ることができる、
オリジンの「無」の力を持って生まれてくる選ばれし者であるため、小さい頃から多くの追っ手に狙われてきた。
パパに「トリグラフ中央駅から十時の列車に乗ること」を教わり家から自分を狙うエージェントたちから
逃げるがパパの銃撃されるところを見て力を発動、正史世界へ移動する。
その後、動かなくなったボートを降りディールからトリグラフ行きの船の積み荷に隠れてトリグラフへと行き着く。
特別列車に乗ろうと考えて正史世界のルドガーに痴漢冤罪をかける。
特別列車にルルと乗った際に、アルクノアの襲撃に遭遇。
そこで思いがけずユリウスがパパの時計と同じものを持っているのを見てしまう。
そこでルドガーがアルクノアに抵抗した際に異形の姿に変身、アルクノアを槍で突き刺して殺害。
この際に分史世界へと飛んだのはエルの力が発動したためである。
その分史世界から脱出したおかげでアスコルドへ突っ込んだストリボルグ号からの脱出に成功するものの、
その際に負った怪我の治療費としてリドウから2000万ガルドもの請求を受け、借金を負うことになってしまう。
それにより多額負債者となり移動制限と位置探知をかけられてしまう。
その後もブラートに襲われた際やヘリオボーグ研究所で雷への恐怖から力を発動させることがあったが、
誰もエルによるものであるとは気がついていなかった。
分史ミラの世界を破壊した際に分史ミラを連れてこれたのもエルの「鍵」の力によるものである。
まだこの頃は「カナンの地へ行くためならば分史世界を破壊するのは仕方ない」という考えだったが、
分史ミラを失う、自分が分史世界の存在=ルドガーの未来の娘のニセ物だという事実により
大きなしっぺ返しを負い、思い悩むことになる。

ビズリーがカナンの地へ入るには「魂の橋」という強い骸殻能力を持つ人間を手に掛けなければならないということを吹き込んだため、ルドガーが消されると思ったエルは自分からビズリーと契約を結ぶ。
ルドガーが消えないように、どうせ自分はニセ物だから自分を犠牲にしてでも守ろうと思いながら…。

+ ユリウスエンディング
ルドガーがユリウスを殺して魂の橋を拒否してカナンの地へエルを追いかけなかった場合、
ビズリーがクロノスと戦う際にエルの力を過剰に使い、時歪の因子化して死んでしまう可能性が高い
(ルドガーが追いかけた場合はクロノスがそちらに気を取られるので戦いが長引くことはなかったが)。
完全に時歪の因子化る前に勝てたとしても、エルの時歪の因子化を治すことをビズリーは願わないため
そのまま「すべての分史世界の消滅」をクロノスを使役して行わせた場合エルは消滅してしまう
(ユリウスエンディングに行った場合、時歪の因子のカウントは99万9998のため時歪の因子化が進んでいるユリウスも消滅してしまう可能性が高い)。
どちらにせよ、こちらのエンディングではエルを救うことはできない。

兄の命を使い、魂の橋を架けてカナンの地へたどり着いたルドガー。
そこで見たのはビズリーにより「クルスニクの鍵」としての力を過剰に使わされ時歪の因子化していたエルだった。
クロノスを退けエルを助けてくれと願おうとするルドガーとそれを妨害するビズリー。
ルドガーは時計と直接契約しフル骸殻となりビズリーを打ち破る。
ビズリーとの死闘の後にオリジンが現れた。
カナンの地へたどり着いたルドガーとエル、どちらかの願いを一つだけ叶えると言うオリジン。
果たして、オリジンに願いを叶えてもらったのはどちらか…。

+ ルドガーエンディング
「すべての分史世界の消去」を願うエル。それは自分も消えてしまうということだった。
ルドガーが消えるのは嫌だから、本当の「エル」がこの世界で生まれてくるから安心して、と言い残して消えるエル。
ルドガーはその選択を強く後悔するのだった…。
数ヶ月後。クランスピア社の社長として過ごすルドガーは、リューゲン商会の代表を務めるラル・メル・マータに出会う。
彼女は分史世界の10年後の自分自身の妻であり、エルの母親だった。ラルにエルの面影を見、涙するルドガー…。
このエンディングではヴィクトルが願っていた「自身の生まれ変わり」ではないが、
ルドガーが正史世界のラルと出会い、エルが生まれてきた場合は一度は否定したヴィクトルの
『正史世界で生まれ変わってもう一度エルを授かる』という願いを叶えてしまうという皮肉なものとなっている。
生まれてきたエルは本編のエルではないため、そのことでルドガーが苦悩する可能性がある。
オリジンの「転生」が適用されて本編の記憶をエルが持って生まれてくる可能性もあるが詳細は不明。

+ エルエンディング
エルよりも先に自分が時歪の因子化することでエルを救うと決意するルドガー。
自分が時歪の因子化をすれば、カウンターで100万に達し、エルが時歪の因子として消えることはなくなるからだ。
「消滅より、怖いことがあるんだ…」自分が死ぬことよりもエルが消えるほうが辛いというルドガー。
彼はエルが自分と兄の遺志を受け継ぐことを信じて、自分の命をかけてエルを救い、
この世界の未来をエルに託すのだった…。
ルドガーにトマトを食べることを目を見て約束するエル。
こちらのエンディングでは成長したエルがトマトを食べる姿を見ることができる。