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*完全版商法(かんぜんばんしょうほう) **概要 『完全版商法』とはそのゲームの通常版のハードから別ハードに移植する際、通常版には容量の都合とかで入れれなかった内容をこれでもかというばかりに追加要素を多数加えて移植する行為からネットの間でいつしかこういった名称がついた。 これにより通常版が「有料体験版」、「有料β版」と格下げされ、追加要素を多数加えた移植版を「完全版」と称されることもある。 テイルズのケースでは初出はシンフォニアで2003年8月29日にGCで発売したが、2004年9月22日にPS2に移植。主に新技やパーティキャラ全員に秘奥義実装等といった追加要素が加わった。 次はヴェスペリアで2008年8月7日にXbox360で発売したが、2009年9月17日にPS3に移植。この時は360版にはいなかった新キャラのパティ・フルールや、同じく360版ではスポット参戦だったフレンの出番増加、新技や新秘奥義、パティとフレンの新規(本格)参戦による追加ストーリーといった様々な追加要素の裏でイベントシーンでの不自然な空間が多数存在していた360版は実は手抜きではないのか?という説が浮上し、これにより一部のテイルズファンの反感を買い、一時は[[署名沙汰>その他用語:テイルズ署名騒動]]にまで発展した。 (事実、パティとフレンが加わってのイベントシーンでは、360版では問題視された不自然な空間もPS3版ではちゃんと埋まっている) と、この上記の二作品はどれも通常版の据置機ではPS以外の機種、本体を含めた同梱版の発売、わずか1年による移植といった共通点がある。 近年、高性能のポータブルメディアプレーヤーやタブレット型コンピュータに韓国や台湾の3DSには従来のサードパーティが参入し競争が激化することが予想される中で、バンナムの非お客様志向はいくら賞賛してもしきれない。 そしてとうとう2010年10月10日の「マチ★アソビ」でのユーストリーム配信にてバンナム広報が&bold(){「先に遊べるならいいじゃないですか」}とこの完全版商法を肯定する発言までも確認されている。 [[http://getnews.jp/archives/80528]](ガジェット通信) [[http://blog.esuteru.com/archives/1276652.html]](はちま起稿(完全版商法肯定発言続報)) [[乱発商法>その他用語:乱発商法]]と合わせて、通常版発売当初はまさかこんな移植になるとは思いもせずに通常版を買ってしまった一部のテイルズファンには反感を買う原因の一因とも言われている。 また、こうした作品はハード間の移植がほとんどのため、[[ゲハ>その他用語:ゲハ]]間の抗争の槍玉にあげられることも少なくない。 なお、『完全版商法』の本来の定義を参照するとリメイク版デスティニーのディレクターズカット版も含まれるはずだが、実際には完全版商法と言われる事は少ない。ハードが変わっていないためだろうか? 誤解のないように言っておくが、『完全版商法』と呼ばれるものはテイルズだけではなく、一部の企業も同じようなことを行っている。&br()某ホラーゲームの4や、ポ○モンを連想していただくと分かりやすいだろう。特に後者はリメイク作品以外は毎回必ずやっている。 ---- //ルールに違反する内容です。編集ルールの新作についてをお読みください //オリDはPSで出ているので、ハードが変わっているのはリメD。ハードが変わっていないのはDC版だと思われます。