朝から何も食べてない・・・・
体も冷えて体力に限界が来る
その場に体を伏せるとまぶたが徐々に下りてきて
あぁ、俺もう死ぬんだ・・・・・
ウサギさんともっと一緒にいたかったな・・・・
ウサギさんともっと一緒にいたかったな・・・・
もうウサギさんのことなんてどうでもいいと思っていたとに
思うことはそればかり・・・・
思うことはそればかり・・・・
涙も枯れてもう流れないと思っていたのに
涙がとめどなく流れる
涙がとめどなく流れる
そのまま俺は意識を飛ばしてしまった・・・・
暗い世界・・・・
何処を見渡しても闇、闇、闇
何処までも続く暗闇に体が侵食されそうだった
何処を見渡しても闇、闇、闇
何処までも続く暗闇に体が侵食されそうだった
どこか遠いところで声が聞こえる
俺の名前を呼ぶ声
ひそかに聞こえる人の鼓動
俺の名前を呼ぶ声
ひそかに聞こえる人の鼓動
トクン トクン トクン トクン
ひそかに感じる人の体温
あぁ・・・・なんて居心地がいいんだろう・・・・・
そういえばウサギさんの腕の中もすんごく暖かいんだよね・・・・
そんなことを考えていたら
遠いところで呼ばれていた名前が次第に近くで聞こえてくる
遠いところで呼ばれていた名前が次第に近くで聞こえてくる
・・・・き・・・・
・・・・・咲・・・・・
・・・・・・・・・・美咲・・・・・
・・・・・咲・・・・・
・・・・・・・・・・美咲・・・・・
美咲・・・・・・
美咲!!!!
美咲!!!!
その声ははっきりと俺の耳の中へ入ってくる
すると闇が不思議なほどにだんだんと消えていく
まぶたが軽くなりすっとあけてみるとそこには
ウサギさんの顔があって
これも夢なのかと思った・・・・
その顔は涙でグチャグチャになって
さっきは自分を見下していたのに
今のウサギさんの顔が可笑しくて
すると闇が不思議なほどにだんだんと消えていく
まぶたが軽くなりすっとあけてみるとそこには
ウサギさんの顔があって
これも夢なのかと思った・・・・
その顔は涙でグチャグチャになって
さっきは自分を見下していたのに
今のウサギさんの顔が可笑しくて
なんで夢の中のウサギさんはこんな顔をしているんだろうと思って
不思議と笑みが毀れた
不思議と笑みが毀れた
「美咲君!!」
「チビたん!!」
「美咲!!!」
「チビたん!!」
「美咲!!!」
なんでこんなに沢山の人が俺の目の前に居るんだろう・・・・
ウサギさんの顔を眺めていたら俺をぎゅーっと苦しいぐらいに抱きしめてくる
だんだんと意識がはっきりしてきて
回りを見てみるとそこは先ほど自分が意識を失ったところなのだと気づいた
回りを見てみるとそこは先ほど自分が意識を失ったところなのだと気づいた
「なんで・・・・・ここに・・・・?なんで俺を?井坂さんは?二人でどこかいくんだろう?夢の中にまで俺をけなしに着たのか?」
「違うんだ・・・・違う・・・・違うんだ・・・・ごめん・・・・本当に違うんだ・・・・」
「違う・・・・何が・・・?」
「夢じゃないし、俺が愛しているのはお前だけだ・・・美咲・・・」
「・・・・冗談・・・・・」
「違うんだ・・・・違う・・・・違うんだ・・・・ごめん・・・・本当に違うんだ・・・・」
「違う・・・・何が・・・?」
「夢じゃないし、俺が愛しているのはお前だけだ・・・美咲・・・」
「・・・・冗談・・・・・」
それだけをいって俺はまた意識を失った・・・・