今日も雲雀さんとたまたまを装って帰った
言葉は無いもののそばにあなたがいるってゆうだけで胸が弾んだ
言葉は無いもののそばにあなたがいるってゆうだけで胸が弾んだ
別れ道で俺の手元に振ってきた箱
それは俺がお昼に雲雀さんに渡したお弁当だった
それは俺がお昼に雲雀さんに渡したお弁当だった
嬉しい・・・
嬉しい
嬉しい
食べてくれた
それだけの事実で俺の胸は弾む
家に帰ってベッドに体を沈めた
天井を仰ぎ見ていると
また聞こえてくる音
キィ――ン
キィ――ン
この音も着きられたものだ
でもその後にやってくる痛みには耐えられたらない
「あぁ゛・・・うぁああっ!!!」
痛い
痛い
痛い
痛い・・・よ雲雀さん・・・
‘何処が’
何処が痛いの?
‘頭が’
それとも
‘俺の心が’
何処が痛いの?
それとも
‘両方’?
「ううあぁ゛あ゛」
痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い
苦しい苦しい苦しい
苦しい苦しい苦しい
苦しい苦しい苦しい
苦しい苦しい苦しい
苦しい苦しい苦しい
苦しい苦しい苦しい
苦しい苦しい苦しい
胸が心が頭が
キィ――ン
気がついたら俺は深い闇の中に落ちていた
『真っ暗だ・・・』
でも自分だけは不思議と見える
周りは真っ暗だというのに
周りに手を伸ばすけども何も無い
『当たり前か・・・』
ん?何か聞こえる
耳を音のするほうに傾ける
ん・・・・
吉君・・・
つ・・・し・・君
綱吉君!
いつの間にか俺は眠っていたらしい・・・
手に当たる暖かいぬくもり
手に当たる暖かいぬくもり
横には俺の顔を心配そうにのぞく骸の姿
「骸?」
「綱吉君!!」
俺の体をそっと包む骸の腕はとても大きくて心地よかった
そっと抱きしめられているはずなのに手にこもる強い力
そっと抱きしめられているはずなのに手にこもる強い力
「綱吉君・・・」
「何?骸」
「僕じゃダメなのですか??」
「何が?」
僕じゃ・・・あなたを幸せには出来ないですか?
僕じゃ、雲雀恭弥の変わりはできないですか??
「無理だよ・・・」
「何故ですか!!??」
「だって・・・」
だって俺は雲雀さんが好きなんだもん
「っ・・・知ってます!!!知ってますけど」
あなたの心はいつも悲鳴をあげている
いつかこのままではあなたは心が壊れてしまう
「知ってるよ・・・わかってる・・・わかってるけど俺は雲雀さんがどうしようもないくらいに」
愛しているんだ
わかって・・・ね?
もう一度方を強く抱かれる
耳元で骸はささやいた
「もうどうしようもないくらいにつらくて
逃げたくなったら僕のところに着てください」
逃げたくなったら僕のところに着てください」
「うん・・・ありがとう・・・・」
そういうと骸は霧になって消えていった
有難う骸・・・・
頬に手を手を当ててみると手が濡れた
涙・・・・
「・・・・ぅ・・・」
有難う、骸・・・
でも俺は逃げられない
だって好きなんだもん
でも俺は逃げられない
だって好きなんだもん
「ぅう゛・・・ううぅううううあぁぁぁ゛」
雲雀さんが好き、好き
どうしようも無いくらいに好きになってしまった
お願い、もうちょっとまって
もうちょっとだけでいいから
時間よ・・・
止まれ
時間よ止まって!!
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