突然綱吉の下へ届いた一通の手紙
「巳の刻に井戸の下で待っています 雪」
指示通り井戸へと向かうとそこに年若い女性が立っていた
女性は会うや否や綱吉の腕を取り走り出す
女性は会うや否や綱吉の腕を取り走り出す
そして付いたのは、あの泉だった
「ちょっと、ここ、入っちゃ駄目だよ」
「いいんです、どこか誰にも分からないところへ行きたいんです」
「そんなところへ行ったら危ないよ。万一の時があったら・・・」
「大丈夫です。貴方が守ってくれるでしょう?」
「え・・・・守るっていっても・・・・・」
「いいんです、どこか誰にも分からないところへ行きたいんです」
「そんなところへ行ったら危ないよ。万一の時があったら・・・」
「大丈夫です。貴方が守ってくれるでしょう?」
「え・・・・守るっていっても・・・・・」
一応は男の子な綱吉、そういわれてしまえばか弱い女の子を守るのは男の自分だと決心する綱吉
流されやすいだけともいえるが・・・
流されやすいだけともいえるが・・・
高い塀を木を伝って2人で下りるとそこには月に照らされた神秘的とも言える湖があった
突然喋り始める雪
「うん、そうだね」
「恭弥様に似合うのは私でございます!貴方は、いつもいつも、目障りなのです!!!」
「恭弥様に似合うのは私でございます!貴方は、いつもいつも、目障りなのです!!!」
突然声を荒げた雪は湖を背に立っていた綱吉の方をドンと押すとバランスを崩した綱吉はいとも簡単に湖の中へと落ちていく
「えっ・・・・」
くすくすと笑みを浮かべる雪
はめられた・・・・その時になって気づいた綱吉だが、時は既に遅し
はめられた・・・・その時になって気づいた綱吉だが、時は既に遅し
湖の中に沈んでいく体
必死にもがいてもなぜか上へ浮かぶことが出来ずにだんだん息も苦しくなり意識が遠のいていく
必死にもがいてもなぜか上へ浮かぶことが出来ずにだんだん息も苦しくなり意識が遠のいていく
雲雀、さん・・・・・!
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