俺は決めた
雲雀さんから手を引くと・・・
でも、最後に一言言いたかった
でももう面と向かって笑顔で言える自信がなかった
面と向かって言ったらきっと俺泣いてばかりで何も伝えることが出来ないと思う
だから掲示板、それを利用させてもらうことにする
きっとこれならちゃんと素直に伝えることができる
でも、最後に一言言いたかった
でももう面と向かって笑顔で言える自信がなかった
面と向かって言ったらきっと俺泣いてばかりで何も伝えることが出来ないと思う
だから掲示板、それを利用させてもらうことにする
きっとこれならちゃんと素直に伝えることができる
そして、俺はパソコンを使って一生懸命考えて書きあげた文章を次の日
掲示物ポストへと折りたたんで入れた
掲示物ポストへと折りたたんで入れた
これで、終わりだ
終わりにしなければならない
終わりにしなければならない
これ以上嫌われたくない
これ以上に貴方の心が離れて行く前に
俺は貴方から離れていくことにします
もう、とっくに遅かったかも知れないけれど
でも、貴方がもっとこれ以上に俺のことを嫌いになるよりはましだ
でも、貴方がもっとこれ以上に俺のことを嫌いになるよりはましだ
その日のお昼
玄関前は賑わっていた
玄関前は賑わっていた
ちょうど獄寺君と山本と一緒に売店でパンを買うために通りかかった
きっと、あの文が張り出されているのかもしれない
そりゃこんだけ人が集まるよな
きっと、あの文が張り出されているのかもしれない
そりゃこんだけ人が集まるよな
だって雲雀恭弥に向けての文なんだから・・・・
「なんだぁ?今日の掲示板は妙にはやってんだなぁー」
「けっ、雲雀じゃねーが群れすぎだぜ」
「けっ、雲雀じゃねーが群れすぎだぜ」
-