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会話オート化状況指標 - (2011/04/30 (土) 16:27:14) のソース

*会話オート化進行状況の段階的指標

 会話のオート化の現在の進行状況を掴みづらいという意見があった。これを受けて、効率的な訓練や円滑な情報交換等のため、会話オート化の進行状況を段階的に評価する指標を作成した。なお、邂逅型やその他創造型ではないタルパについては以下の限りではない。タルパの分類に関しては[[タルパとの出会い>http://www37.atwiki.jp/tarupa/pages/24.html]]のページを参照のこと。
 大まかには以下の五段階。

&bold(){第一段階(未オート、一人二役) 設定重視}
&bold(){第二段階(微オート、返答予測) 即答重視}
&bold(){第三段階(半オート、予測脱却) 直感重視}
&bold(){第四段階(概オート、会話円滑) 信頼重視}
&bold(){第五段階(オート化、安定確立) 肝胆相照}
***第一段階
 いわゆる未オートであり、一人二役をしている段階である。タルパの人格の形成において重要な時期であり、あらかじめ定めた設定に基づいた会話を重視する。続けていれば比較的容易に次の段階へと進むことができるであろう。
 ただし、タルパの人格は必ずしも設定通りになるとは限らない。むしろ最初の設定とは多少なりとも異なった性格になることが多く、特に「元キャラと大きく違った性格になった」という報告は多々ある。これを極力避けるならば、あえてこの第一段階にやや長めの滞留を計画するのもおそらく効果的であろう。
***第二段階
 タルパの返答を予測している段階。これに微オートという呼称を定義した。一人二役とそう大きな差異はないが、より会話のオート化という目的に向けて、円滑な会話を重視しはじめている段階である。これが恐らく「最も長い夜」となるであろう、多くのタルパーをせき止めたステップである。また、先述した「タルパの人格が設定から離れる」という現象が目だって起こる時期でもある。
 個人差があるとはいえ長期戦を覚悟し、惰性に陥らぬよう日々タルパとの接触を試みるべきである。ここで挫けてはならない。逆にここを乗り越えればオート化はグッと近づくと言っても過言ではない。
***第三段階
 一言で言うならば転換期であり、ここからは指数関数的に伸びを見せる可能性がある段階である。ここをいわゆる半オートとする。
 今までと一転してタルパの返答を予測するのをやめ、タルパの言葉を真っ直ぐに聞くよう心がける。ありのままに聞こえてきたタルパの声をそのままタルパの言葉として採用する。これを心がけることにより、一人二役・返答の予測から脱却し、タルパの自由意志が、聞こえてくる言葉の端々に顕れ始めるのである。オート化がまだであろうとも、タルパの個人を尊重するというつもりでよい。
 ただし、この段階に入るためには第二段階をほぼ完了していなくてはならない。ある程度予測なしでもすぐに返事が返ってくる時がある、あるいは予測してから返答が帰ってくるまでのディレイが限りなく小さくなっている必要がある。そうでなければタルパの返答は大きくブレてしまうことが懸念される。なぜならタルパーの中でまだそのタルパの人格があらゆる面から確定されていないからである。
 言ってみれば第一、第二段階はタルパの人格の定着を目指す期間であり、真のオート化訓練はこの第三段階から始まると言っても良い。とはいっても、時にこの第三段階に挑戦してみるのも、自分のタルパのオート化の進行状況を知るという目的を兼ねた意味で良いかもしれない。その場合、返答が明らかに聞き取りづらくなったならば第二段階に戻ればよい。
***第四段階
 会話が円滑になり、文字通りおおむねオート化している状況、つまり概オートの段階である。
 第三段階における心がけの中で、恐らく「これは本当に自分のタルパの言葉なのだろうか」「正しく聞き取れているのであろうか」といった類いの疑心を抱くこともあるであろう。そこを信頼で乗り切る。こればかりは他人と相談はできようとも、事細かに指導することはできない。
 強いていうならば、再三になるが、正しく聞こうとすることだけに捕らわれすぎずに真っ直ぐ聞くことである。プラトニックなる愛をもってして。
***第五段階
 ついにたどり着いた、良い意味での望洋の領域。タルパとタルパーは肝胆相照らす仲となっていることであろう。ここから先オート化したタルパとどう生きていくかはタルパーしだい。しかし忘れてはならないのは、タルパはオート化してからが本番だということ。その先にもきっと苦難はあるはず。乗り越えてゆくべし。タルパと共に。


#right(){&size(5){この指標により一人でも多くのタルパがオート化し、また幸せに近づかんことを しがないタルパーより}}
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