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ブレンパワード

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ブレンパワード -1998年-全26話-

●10点

とにかくクセが強い。そのクセがハマる人には思いっきりハマる。
超美麗な菅野よう子の音楽と富野監督の情感タップリの演出で泣けるシーンがいくつも。
ロボットのブレンパワードには意思があり生まれたばかりの雛鳥のようにパイロットを信頼している。
そしてそのパイロット達はまだ未熟な青年が多くしかも家族がいなかったりトラウマをもっていたりする。
そんな彼らがブレンの親となり敵や家族、そして仲間たちと感情を剥き出しにしながらぶつかり合っていくのだ。
ロボットの戦闘シーンも悪くなく、ブレンや敵対するグランチャーがパイロットに逆らったりロボアニメ的な要素も。
色んなアニメを見てきたけど人物描写に関してはこの作品がトップだと思う。
2回目を見ることでだいぶ評価が変わる。正直1回目の1クールはあまりにも糞すぎて嫌になった。
が、二回目に1クールをみるとあまりの出来のよさに土下座したくなる気分になってしまった。

●3点
 キングゲイナーを期待したのだけど、
 コメディじゃなかったのでいまいち。
 話が盛り上がらなかったと俺は思う。
 設定はなかなか面白いが、うまく活かせてない気が。
 キャラクターやロボットは割りと普通なデザイン。
 音楽はいいね。さて、このアニメ、OPで驚く。
 参考ttp://www.wowow.co.jp/wowani/archive/brainpowerd.html
 >普通のテレビじゃ、ここまでやれない。
 興味がある人は最初のほうを一度見てみるといいですよ。

●6点
 エヴァブームに対する富野の答え(富野信者に怒られそうだが)
 ガンダムやその後の∀、キングゲイナーを見れば分かるが、
 親子関係を軸にしたストーリーは富野にしては珍しく、「生きてるロボット」
 というあたりにもエヴァの影響が見られる。
 作画、音楽、演出は申し分ないが、明らかに富野が「自分の土俵」
 から離れてしまっている分パンチに欠ける出来になってしまっている。

●5点
 富野御大の久々の監督作品。菅野よう子、いのまたむつみ、
 永野護といったビッグネームの参加が当時話題をさらった。
 視聴者を混乱の渦に陥れる導入部、キレまくった台詞回し。
 性器をモチーフにしたロボット。
 デンパな主人公とその家族。全裸の女性キャラが飛びかうOP
 ザッツ富野というべき異様な作品世界はまさに圧巻。
 上述のアクが強すぎるため、一つの作品としては決して高得点は
 与えられないのだが(ついでに声の出演も結構アクが強い)、
 この作品の締め方で示した方向性が∀ガンダムやキングゲイナーに
 受け継がれているのは興味深い。
 富野の作品に適性があると思えたら見てみるのも悪くない。
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