【はじめてのかていか】


115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(栃木県)[] 投稿日:2008/09/13(土) 23:45:13.13 ID:ASXal0AQ0
7がつ5にち
 きょう、はじめてかていかをならった。ケンちゃんは「かていかはおんなのかもく!」といってせんせいにおこられた。
 せんせいは「いまはだんしもさいほうやおりょうりができないといけないじだい」といった。
 はじめてのじゅぎょうはおりょうりだった。1ぱんはごはんをたいた。2はんはおみそしるをつくった。3ぱんはカレーをつくった。ぼくは3ぱんです。
 じゃがいもやにんじんをほうちょうできるときはドキドキした。「てをきらないようにゆっくりね」とせんせいがいった。
 じゃがいもやにんじんやたまねぎやおにくをゴトゴトにた。カレーのルーをいれた。しばらくしたらカレーができた。やさいやおにくをきるときはきんちょうしたけど、そのあとはかんたんだった。
 がっこうのかえりにびょういんにいった。ママにカレーをつくったといったら、にっこりわらった。ママがいえにいなくてさびしいといったら、もうすぐいえにかえれるといった。うれしかった。
「そのときはいもうともいっしょよ」といった。
 いもうとは、ともよというなまえだ。ママはともよをうんだので、びょういんにいる。
「ともよもカレーをたべるかな」ときいた。
 もうちょっとおおきくなったらたべるとママはいった。
 おおきくなったら、ともよにいっぱいカレーをつくってあげようとおもった。


124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(栃木県)[] 投稿日:2008/09/13(土) 23:56:43.65 ID:ASXal0AQ0
7がつ8にち
 ママとともよがいえにかえってきた。パパはにこにこしている。
 ぼくはママとパパにカレーをつくってあげようとおもってそういった。
「いいから、おとなしくしていなさい」
 パパがそういって、なにもさせてくれなかった。
 ママにあそんでもらおうとおもった。でも、ママはずっとともよとあそんでいる。
7がつ10にち
 きょういえに、しんすけおじさんとかおりおばさんとおじいちゃんとおばあちゃんがきた。
おしょうがつみたいでうれしかった。しんすけおじさんとあそんでもらおうとおもった。だけどあそんでくれなかった。
かおりおばさんにほんをよんでもらおうとおもった。だけどよんでもらえなかった。
おじいちゃんとおばあちゃんもあそんでくれなかった。
みんなともよとあそんでいる。
「おへやにかえっておとなしくあそんでいなさい」
 みんなにそういわれた。
7がつ12にち
 こんどのにちようびに、またおじさんやおばさんやおじいちゃんやおばあちゃんがくる。
みんなともよとあそびにくる。ぼくとあそんでくれない。
「たべちゃいたいくらいかわいいって」
 ママはともよをだっこしていった。パパも「そのとおりだよ」といった。
「よかったねともよ」とママはいった。
7がつ18にち
はやおきしてカレーをつくった。やさいはじょうずにきれた。おにくはむずかしかった。やわらかくてプニャプニャしてて、ちがいっぱいでた。
「ともよー!ともよー!」
 ママがともよをさがしてる。もうすぐみんながくる。カレーがぐつぐつにえている。
 たべちゃいたいぐらいかわいいともよ
「お、あんがいじょうずにできたじゃないか」
りょうりのじゃまだからともよをあずけてたきんじょのてらうまれのTさんがほめてくれた
「どれ、あじのほうは、と…ふむすこし、あまみがたりないな。はぁー!」
そういってTさんはもちこんできたたっぱからすりおろしたりんごをいれてくれたれいのうりょくだといいはっていたが、どこからみてもすりおろしのりんごだった。
かれーはおかげでおいしかった。てらうまれはすごい、あらためてそうおもった。






【元ネタ】

404 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/08/22(火) 18:18
   はじめてのかていか

   7がつ5にち
    きょう、はじめてかていかをならった。ケンちゃんは「かていかはおんなのかもく!」といってせんせいにおこられた。
    せんせいは「いまはだんしもさいほうやおりょうりができないといけないじだい」といった。
    はじめてのじゅぎょうはおりょうりだった。1ぱんはごはんをたいた。2はんはおみそしるをつくった。3ぱんはカレーをつくった。ぼくは3ぱんです。
    じゃがいもやにんじんをほうちょうできるときはドキドキした。「てをきらないようにゆっくりね」とせんせいがいった。
    じゃがいもやにんじんやたまねぎやおにくをゴトゴトにた。カレーのルーをいれた。しばらくしたらカレーができた。やさいやおにくをきるときはきんちょうしたけど、そのあとはかんたんだった。
    がっこうのかえりにびょういんにいった。ママにカレーをつくったといったら、にっこりわらった。ママがいえにいなくてさびしいといったら、もうすぐいえにかえれるといった。うれしかった。
   「そのときはいもうともいっしょよ」といった。
    いもうとは、ともよというなまえだ。ママはともよをうんだので、びょういんにいる。
   「ともよもカレーをたべるかな」ときいた。
    もうちょっとおおきくなったらたべるとママはいった。
    おおきくなったら、ともよにいっぱいカレーをつくってあげようとおもった。

   7がつ8にち
    ママとともよがいえにかえってきた。パパはにこにこしている。
    ぼくはママとパパにカレーをつくってあげようとおもってそういった。
   「いいから、おとなしくしていなさい」
    パパがそういって、なにもさせてくれなかった。
    ママにあそんでもらおうとおもった。でも、ママはずっとともよとあそんでいる。

   7がつ10にち
    きょういえに、しんすけおじさんとかおりおばさんとおじいちゃんとおばあちゃんがきた。おしょうがつみたいでうれしかった。しんすけおじさんとあそんでもらおうとおもった。だけどあそんでくれなかった。かおりおばさんにほんをよんでもらおうとおもった。だけどよんでもらえなかった。おじいちゃんとおばあちゃんもあそんでくれなかった。みんなともよとあそんでいる。
   「おへやにかえっておとなしくあそんでいなさい」
    みんなにそういわれた。

   7がつ12にち
    こんどのにちようびに、またおじさんやおばさんやおじいちゃんやおばあちゃんがくる。みんなともよとあそびにくる。ぼくとあそんでくれない。
   「たべちゃいたいくらいかわいいって」
    ママはともよをだっこしていった。パパも「そのとおりだよ」といった。
   「よかったねともよ」とママはいった。

   7がつ18にち
    はやおきしてカレーをつくった。やさいはじょうずにきれた。おにくはむずかしかった。やわらかくてプニャプニャしてて、ちがいっぱいでた。
   「ともよー!ともよー!」
    ママがともよをさがしてる。もうすぐみんながくる。カレーがぐつぐつにえている。
   「ともよー!ともよー!」
    たべちゃいたいぐらいかわいいともよ。 

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最終更新:2010年10月03日 21:52