ネット対戦を始めるにあたって


  • できれば他のインターネット回線を使うもの(動画・ネットライブ配信、オンラインゲーム等)も切っておいた方がいいです。


  • 無線は通信が途切れたり重くなったりすることが頻繁に起こります。できる限り有線にしましょう。


  • ステージセレクトは「神社夜」or「太陽のライブステージ昼」が一般的です。夕方のステージや昼間のステージだと弾幕が非常に見えづらいキャラが存在したり、中央軸が全くわからない外の世界などのステージが存在するためです。上記のステージをなるべく選ぶようにしましょう。太陽のライブステージは中央軸がわかりやすいため昼のステージでも採用されることがあります。

ネットワークモードについて


東方憑依華には、インターネットを通じて全国のプレイヤーと対戦できる「Network」モードがあります。
対戦形式は、大きく分けて以下の2つです。

  • ロビー形式
マッチングサーバーのロビーに接続して対戦するモードです。
現状、1回の接続で1試合のみの対戦になります。
対戦相手の指定や、観戦をすることはできません。

  • ロビーに接続する際は、「ロビーの状態」がオンラインになっていることを確認してください。
オフラインだとロビー形式での対戦ができません。

「ロビーの選択」で接続するロビーを変更できます。
大まかに以下の傾向があります。
  • Veteran:上級者
  • Free:中級者
  • Novice:初心者

ですがFreeは無差別という意味もあり、また人口が多いため初心者や上級者であってもFreeにいることがあります。



  • 接続先指定形式
対戦相手のIPアドレスとポートを指定して対戦するモードです。
切断しない限り、同じ相手と何度でも対戦できます。
また、観戦も(ホストが許可していれば)できます。



対戦する2人は、対戦する場に接続する「クライアント」か、対戦する場を用意する「ホスト」のどちらかになります。

クライアントとして接続

ホストに接続して対戦する側になります。
ホスト側では必要な「ポート開放」をしなくても対戦できます。

ロビー形式(ロビーで対戦相手を探す)

「ロビーで対戦相手を探す」を選択すると、クライアントとしてマッチングサーバーに接続します。
対戦相手が見つかり次第、対戦が始まります。

接続先指定形式(接続先を指定して対戦相手に接続)

「接続先を指定して対戦相手に接続」を選択すると、以下の画面が表示されます。
ここに対戦相手のIPアドレスとポート番号を入力して、Pad1ボタンを押してください。指定した接続先を検索して、ホストの準備ができていれば対戦が始まります。

IPアドレスとポート番号の入力は、手入力、もしくは「c」かPad3ボタンを入力することでコピーしたアドレスを貼り付けられます。

ホストとして接続

対戦する場を作り、クライアントの接続を待ち受ける側になります。
ネット設定を整備する必要がありますが、ロビーの待ち時間が短くなったり、対戦募集がしやすくなったりするので、基本的にはホストで接続できるようになると良いです。

下準備

東方憑依華でネット対戦を行うために、データ通信の窓口である「ポート」を開放する必要があります。
東方憑依華では主に「10800」番のポートが使われていますので、こちらを開放すると良いでしょう。
(ポート番号はなんでもいいです、メルブラなどでポート開放した!って人は46318のポートを流用しても構いませんし、過去に開放設定したポートがあればそれを使いましょう)
開放する手段は主に2種類です。


  • UPnPを使用する
東方憑依華に備わっている「UPnP」という機能を使ってポート開放します。
Networkの「UPnPを使用」で「する」を選択してください。後は自動的にポート開放してくれます。
基本的にはこちらの方法でポート開放できますが、もしできなかった場合は自力でのポート開放をお試しください。


  • 自力でポート開放する
基本的にはUPnPを使用してネット対戦ができなかった時の手段で、自力でポート開放します。
この場合、解放するのは「UDPの10800ポート」です。
やり方がパソコン環境によって千差万別なので、各自で調べてポート開放を挑戦してみてください。


ポート開放を試したら、接続先指定形式でネット対戦をしてみてください。対戦相手に接続できましたら、ポート開放が無事にできています。

ロビー形式(ロビーで対戦相手を待つ)

「ロビーで対戦相手を待つ」を選択すると、ホストとしてマッチングサーバーに接続します。
対戦相手が見つかり次第、対戦が始まります。
※ホスト同士がマッチングした場合、クライアント側に割り当てられることもあります。

接続先指定形式(対戦相手の接続を待つ)


「対戦相手の接続を待つ」を選択すると、ホストとしてクライアントの接続を待ちます。
クライアントから接続され次第、対戦が始まります。

  • 自分のIPアドレスを調べる
接続先指定形式では、接続するためのネットワーク上における自身のパソコンの住所「IPアドレス」を指定する必要があります。
IPアドレスは以下のサイトで調べられます。
アクセス情報【使用中のIPアドレス確認】

  • アドレスを書いて対戦募集する際の注意点
IPとポートは「***.***.***.***:*****」という形式で書きましょう(例:123.456.789.012:10800)。
クライアント側の「接続先を指定して対戦相手に接続」の画面で「c」かPad3ボタンを入力すると、コピーしたアドレスを貼り付けられます。
※IPとポートの間は半角コロン「:」で区切りましょう。全角やドット「.」で区切ると認識できません。

その他の項目


  • 観戦する
IPアドレスとポートを指定して、接続先で行われている対戦を観戦します。
ホストが観戦を許可していない場合は観戦できません。


  • プレイヤー名
ネット対戦中に画面上部に表示されるプレイヤー名を変更できます。
※リプレイモードでは表示されません。


  • 使用するポート
ネット対戦で使うポートを変更できます。
※通常は「10800」です。


  • 観戦の許可
(ホストのみ)試合の観戦を許可するか選択できます。

注意点


  • 自分と相手のバージョンが違うと対戦できません。常に最新版にアップデートしておきましょう。


  • ネット対戦なので、当然ながらインターネット回線接続が必要です。回線が途切れたり著しい遅延が発生したりすると対戦は終了してしまいます。安定して速い回線は必須です。
無線だとどうしても回線速度が遅くなりがちです。できる限り有線にしましょう。


  • 相性問題もあります。通常は快適にプレイできるのに、いきなり重くなったり繋がらなくなってしまったりもします。ダメなときは根気よく挑戦するか諦めましょう。
Hamachi等の仮想ネットワークを作成するソフトを使えば、ネット対戦ができるかもしれません。

ホストになる際の注意点

はじめに……ホストにならなくてもネット対戦をすることはできます。
どうしてもホストになりたい時に試してください。

  • 対戦相手に伝えるIPはグローバルIPアドレスか?
10.0.0.0~10.255.255.255
172.16.0.0~172.31.255.255
192.168.0.0~192.168.255.255
のどれかではなければ、たぶん大丈夫。


  • UPnPを使っているか?
自力でポート開放をした場合、UPnPを使っているとホストになれない場合があります。
「UPnPを使用」で「いいえ」を選択してください。


  • 使用するUDPポートは開放してあるか?
ポート開放の設定はプライベートIPで行ってください。


  • ファイアウォール・セキュリティソフトの設定はしてあるか?
Windowsファイアウォールやセキュリティソフト等の設定変更が必要な場合があります。
東方憑依華や10800ポートの例外設定を試してみてください。
一度、セキュリティソフトを切って試すのも良いですが、自己責任でお願いします。


  • 使用しているネットワークが、マンションやアパート等で一括管理されていないか?
大本のルーターの設定を変更しなければいけない場合があるので、この場合はホストになれません。(レオパレスなどはかなりの確率で不可です、CATVもできないとの報告が多いです)


  • ルーターのフィルタリング機能が有効になっていないか?


  • ルーターが二重に設置されていないか?
二重ルーターの場合は、1番目のルーターから2番目のルーターにポートマッピングして、2番目のルーターから自分のPCにポートマッピングする、という作業が必要になります。




どんなに試してみてもダメな場合は、詳しい人に聞いてみましょう!

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最終更新:2018年07月17日 13:46