差別主義者 (さべつしゅぎしゃ)
- あまりにも大安売りされた結果、「ネトウヨ」と同じく「リベラルの教えを受け入れない全ての人々」を指す言葉となってしまっている。
- たとえリベラル寄りであっても、対話重視型・問題解決思考型のリベラルはこのカテゴリーに入れられてしまう。
- 故に「リベサヨ界隈は善悪二元論的な思考停止に陥っている」と言われてしまうのだが、多くの自分をインテリだと思い込んでいる知能に問題のあるリベサヨは気付いていない。
- リベサヨさんが大嫌いなイスラエルもガザの諸問題に対する批判さえ「反ユダヤ主義」とごっちゃにして封じ込めているので、ある意味同族嫌悪と言える。
- これにカテゴライズされた人からは人権を奪ってもいいらしい。
loading tweet...— パイプマン提督 (@q2XTccd6vuxrFMs) August 4, 2025
例えば、最近SNSで喧しい外国人との共生問題も、外国人が増えると「トラブル」自体は実際問題として起きるので、その解消を求める声まで一緒くたに「差別主義者め!」と罵倒していては、解決できるわけがない。(中略)
共生環境を整えるために奔走している川口市議や地元有志の方——かなり左派寄りの人も含みます——からも、「やっとちゃんと話を聞いてもらえる環境をあの記事が作ってくれた。自分たちが実際に体験している問題を聞いてもらおうとするだけで、ものすごく極悪な差別主義者扱いされていた」と言っていただいたのが、印象的でした。
具体的なトラブルを訴える声に対して、左派が「断罪」するのではなく「具体的に対処する」という姿勢を見せられるかどうが大事です。なぜなら、そうした「対処」を保守派側だけでやると「中東系の人を見かけたら、全員職務質問しろ」みたいな人権侵害的な方法になりがちだからです。
左派側の人が、むしろ真剣に当事者意識を持って対処し、「ニューカマーにゴミ出しのルールをどうやって守ってもらうか」といったレベルの具体的な解決策を、無数に無数に徹底して積みまくることによってのみ、はじめて排外主義は克服できるのだと思います。