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ムスカ

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thermite

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本名、ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ(Romuska Palo Ur Laputa)。階級は大佐(但し特務任務を指揮しているため劇中では特務大佐と呼ばれる)。又、部下を二名持っている。
あの名作天〇の城ラピュタで有名な登場人物。現在は科学部のテルミットと並ぶマスコットキャラクターとなっている。
ちなみに28歳(32歳の説もある)で既婚済みであり、「未来少年〇ナン」にその子供である「レプカ」が出演している。

特徴

一人称は「私」。金髪金眼、度付きの色眼鏡、クラシックスーツを着こなす高飛車気味の顔。ラピュタの力を手中に収め、世界の王として君臨するということに野心を燃やす。
従って普段は紳士的な態度だが、ラピュタに関連したこととなると利己的な性格が表に出てくる。若輩ながら政府の匿名機関に配属されたり、古代文字であるラピュタ文字を解読したりエニグマによる暗号を解読できるなどといった才能を持つ。ただ天才という訳ではなく、独学で勉強してきた努力家である。
虫が大嫌い(その為ラピュタの中枢にて植物と虫が大量に生息しているのを見て「うわぁ!!」などと驚いている。又、中心の「黒い石」を見る前にも自分に寄ってきた虫をみて「はっはっ…ふええ!?」というよく分からない悲鳴をあげている。)。
驚いたり興奮すると声が裏返る(劇中の「うわぁ!!」や「人がゴミのようだ!!」などといった声の大半が裏返っている。)。
ラピュタに関して異常なまでの執着を見せる。従ってラピュタを侮辱するような言動を相手がすると、すぐに眉間に皺がよる。
旧約聖書のソドムとゴモラやラーマヤーナのインドラの火などといった古典にも精通している。
尚、本名である「ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ」は和訳すると「ラピュタ王の従属」である(真のラピュタ王は「トエル・ウル・ラピュタ」である)
モウロ将軍に対し、敬語を使ってはいるものの殆ど馬鹿にしている様子である。
しかし実際は軍隊の階級で考えると、将軍(少将、中将、大将)が指揮する部隊は5万~30万程度で、又役職も艦隊の司令長官並み。一方大佐が指揮するのは千人前後。又役職も一軍艦の艦長程度である。
実際の軍隊でこんな態度を取ったらどう考えても首を切られるだろう。
といってもモウロ将軍が指揮していた部隊も劇中で見るとせいぜい三千人程度。本当に将軍なのかも疑わしくはある。

出演様子

初登場シーンはイスに座り、コーヒーを飲んでいるシーン。初セリフは「食い止めろ」である。しかしその後あっさりとビンで殴られ、昏倒する。
登場して一分も経たずに殴られた敵というのはジブリの作品では彼だけである。
冒頭でドーラ一家による襲撃を受けるも、後に砦にて飛行石を手に入れ、ゴリアテ号に搭乗してラピュタへ向かう。そして龍の目と呼ばれる竜巻に突入し、ラピュタへ到着してラピュタの中枢へと行きラピュタの復活と全地上の征服を宣言する。
その後モウロ将軍を空中へ放り出し、ロボット兵と火器を使ってゴリアテ号への攻撃を行う。
後に飛行石を奪われ、玉座の間にて破滅の呪文である「バルス」により視力を失い、崩壊するラピュタと共に海の藻屑となった。
ちなみに最後のラピュタが崩壊するシーンのセル画には、崩れ落ちる岩と共に落下していく様子が描かれており、シーンをよく観察すれば頭を下にして落ちていくムスカ大佐を観測できる。

科学部での様子

初登場はH.19年度の学校祭PV
この後、H.20年度のPVにも登場する。
扱われ方は結構ひどい。
消しゴムに落書きされたり、勝手に葬式を行われたり。

参考

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