ZORN - タフラジオ@ ウィキ

1989年生まれのヒップホップMC。東京都葛飾区新小岩出身。
幼少期の家庭環境が荒れており、猿漫画に出てくる恵まれない子供みたいな幼少期を過ごしていた。人生の悲哀を感じますね...。
当然のように不良の道を突き進み、高校は1年で中退。その後18歳で逮捕され少年院に収監されることになってしまう。罪状は本人曰くオレオレ詐欺。いやちょっと待てよ。

ただ、この逮捕と入院は相当に堪えたようで、少年院で更生。元々中学生くらいからラップはやっていたようだが、入院中に弁護士からノートを渡され、本格的にヒップホップのリリックを書き始める。
過去の自分を反省してまっすぐ生きようとする姿は尊い！
2年ほどの入院期間を経て退院。その後は親戚の会社で塗装工事の職人として働きつつ2009年に自主制作アルバム「心象スケッチ」を発表。この頃はZONE THE DARKNESSと言う名前で活動していた。

2014年にラッパーの般若が主宰する昭和レコードに加入(2019年に脱退)。この際ZORNに改名し、本格的にメジャーの道を歩み始める。

2021年には東京武道館と横浜アリーナでワンマンライブを開催するなど着実にファンを増やし続けており、今の日本のラップシーンを代表するMCの一人と言える。
家族は幼馴染の妻とその連れ子。家族への思いは度々曲にしており、自身の体験からかなり大事にしている様子。

作風は初期の頃は若々しいBIGになりたいと言う内容が多かったが、ZORNに改名した辺りから身近な生活に根差した等身大の内容がメインになっていった。
また押韻を大量に入れており、歌詞の内容が破綻せずに大量の韻を踏んでいく様は芸術的。

ZONE THE DARKNESS時代の1曲。若々しくHIPHOPで夢を掴もうという心意気を感じる1曲。
「賭けるものがないんです、人生でいいですか」はかなりのパンチラインとして編集者からお墨付きを与えられている

ZORNの名を世に知らしめた名曲。普段の生活を見せつつそれでも夢に向かって歩んでいく等身大のリリックがキレてるぜ。
「洗濯物干すのもHIPHOP」はこの曲だけでなくZORNと言うラッパーそのものを表した名パンチライン。

自身の幼少期を歌った半自伝的作品。あまりにも猿漫画の世界過ぎて人生の悲哀を感じますね。
「結局自分のせい、親だって完璧じゃない人間」は自らの所業を省みて更生して生きようとする意志を感じルと申します。

日本語ラップのレジェンドKREVAとのコラボ作品。お互いにキレキレの押韻でぶち上がルと申します。
「年少の独房　慶応を卒業　今交わる二人のオフロード」は二人にしか歌えないパンチラインとして編集者からお墨付きを与えられている。