《弐符》
10.19.1弐符は特殊効果である。
10.19.2弐符の本来のテキストは以下の通りである。
10.19.2.a(自動β)〔手札にあるこのカード〕をあなたの場に
アクティブ状態で出しても良い。この効果は
スペルカードのタイミングでしか使用出来ない。
10.19.2.b(自動β)〔このキャラクター〕が場に出た場合、名称に「A」を含み【壱符】を持つ、あなたの場のアクティブ状態のキャラクター1枚をゲームから除外しても良い。除外した場合、除外したキャラクターに
セットされていたカードを全てこのキャラクターに移す。除外しない場合、このキャラクターをゲームから除外する。Aはこのカードの本来の名称である「符ノ弐“B”」のBに等しい。
10.19.3弐符の「自動β」によって壱符を持つカードをゲームから除外することを「
スペルブレイク」という。
コメント
第三弾から登場した特殊効果。現在、名称に「符ノ弐」を持つキャラクターが全て所持している。
強力なキャラクターである【弐符】を、【
壱符】キャラから
スペルブレイクで出すことを前提とさせるためのルールである。
要点を抜き出すと
- 場に出る時は【壱符】と入れ替え。元となった【壱符】キャラは除外される。
- 【壱符】がスリープ状態の時は出来ない。
- 【壱符】にセットされていてるカードは全て入れ替え先の【弐符】に移る。
- 手札から入れ替えられるのは「スペルカードを使用できるタイミング」のみ。
といったところか。ただし詳細はもっと複雑である。
手札から【弐符】に交換する場合は「スペルカードが使えるタイミング」、つまり自身の
メインフェイズ中で
干渉が発生していない状況でしか行えない。
また
(自動)であるため、場に出す行為に対して
干渉する事は出来ない。
同時解決のように見えるが、実際には1つ目の
(自動β)は「手札から場に出す」ことで解決するので、2つ目よりも先に解決される。
2つ目のルールは「場に出る時」と定義されているため、
(自動β)以外の方法で「場に出る」時も適切に
壱符キャラを除外しなくてはならず、出来ない場合は即座に除外される点に注意が必要。
また、
スペルブレイクで「符ノ弐“B”」を出す際に除外するキャラクターは名称にAを含んでいれば良いため、何らかの方法で【
壱符】を持つAが場にいる場合(―例えば
符ノ壱“霧雨 魔理沙”が能力を起動し名称をAに変更するなど)、それを除外することで
スペルブレイクを行うことは適正である。
- 【弐符】の持つ1つ目の(自動β)以外の手段で「場に出す」ことは適正である。ただし、如何なる手段で場に出した場合であっても、2つ目の(自動β)が発生するため適切なカードを除外しなければならない。
- 「場に戻す」効果は場に出すわけではないので、これによって場に戻った場合に除外を行う必要はない。
- 良く間違えられるが、通常のキャラクター(符無し)と合わせて3枚しかデッキに入れられないのは壱符の方であり、【弐符】はそれとは別に採用する事が出来る。つまり符無しと壱符を合わせて3枚、弐符を3枚までデッキに入れる事も可能。詳しくは名称の項目で解説しているのでそちらを参照されたし。
- 設定面での元ネタは壱符を参照。
- 壱符同様、第五弾から全く音沙汰が無い特殊効果である。将来的な復活に期待したい。
公式Q&Aより
- Q109.特別に指定されていない場合、効果によって「-」を参照する場合はどう扱いますか?
- A109.その場合、便宜的に0として扱います。
- コメント
- このため村紗 水蜜/7弾の起動効果による除外の対象となる。他にも弱点となるカードは多い。
関連
―【弐符】、あるいはスペルブレイクに関する効果を持つカード
最終更新:2011年10月22日 13:05