ケイローン

【表記】
【俗称】ケイローン
【種族】サーヴァント(AP)
【備考】
【切札】

【設定】

【ステータス】
 筋力B 耐久B 敏捷A+ 魔力B 幸運C 宝具A

不死を返し、両足を人間に変化させたことでステータスがわずかにダウンしている

【スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合は、
 マスターのバックアップが必要。

千里眼:B+
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
 心眼(真)との兼ね合いによっては限定的な未来視も可能とする。

心眼(真):A
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。

神性:C
 大地の神と妖精との間に生まれた存在であるが、死ぬ直前にその身を
 人間へと貶めているため、大幅にランクダウンしている。

神授の智慧:A+
 ギリシャ神話の神から与えられた賢者としての様々な智慧。
 英雄独自のものを除く、ほぼ全てのスキルにB~Aランクの習熟度を発揮できる。
 また、マスターの同意があれば他サーヴァントにスキルを授けることも可能。

 ギリシャの神々より与えられた様々な技能を一纏めにしたもの
 音楽のような芸術的なものから、弓術、槍術といった戦闘方面、更には野外追跡や薬草採取のようなレンジャー敵なスキルと多岐に渡る
 ただしこのスキルはギリシャ神話時代の技術をベースにしており、例えば中国拳法のように別の時代、別の場所で発達したスキルを身につけられる訳ではない
 他にも皇帝特権や星の開拓者のような特定の個人にだけ限定される特殊スキルも神授の適用外である

パンクラチオン
 ケイローンの場合は神授に組み込まれているが、実質的にはAにランク相当の技量を持つ

【宝具】
『天蠍一射(アンタレス・スナイプ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:1人
 射手座となったケイローンが常に天の蠍を狙っているエピソードの具現化。
 星を穿つという、弓兵が到達できる究極の一撃。
 射つことを決定した時点で発射することが可能で、弓からではなく、星から放たれる流星の一撃。
 死亡した際も、一ターン後に自動発動する。
 宝具使用後、次の夜まで使用不可となる。

 ケイローンの切り札、輝く星を射出する狙撃宝具である
 射手座の概念の具現化であるが、射手座が無ければ発動できない訳ではない
 追尾機能は勿論のこと、発動させる際に真名の解放や魔力の充填などは一切必要がない
 何しろ、夜空にある限り「射手の星は蠍を狙い続けている」のであり、必要なのは引き絞った矢から弓を離すかどうかだけなのだから
 副次的な効果であるが、本編同様に宝具を発動したとしても悟られる可能性が極めて低い
 ただし、狙撃可能なのは一夜に一度だけ
 ランクは高いものの、難点として攻撃力は特筆すべき部分がないので運用の際には、可能な限り一撃一殺を心がけなければならない
 モードレッドとの戦いの際には、鎧の弱点が見えてこなかったために逃げられることを憂慮し、使用を控えた


射つことを決定した時点で発射することが可能(アポ5巻)
真名を解放した時点で発射することが可能(FGO)
発動させる際に真名の解放や魔力の充填などは一切必要がない(アポマテ)
召喚された時から装填済みだった彼の矢(アポ5巻)
宝具としての準備は必要(Twitter)
他の宝具のように直前で真名を解放することで宝具を発動させる必要がない(Twitter)

ここでは槍は使わねえ、代わりにアンタに弓矢も使わせない
一対一、拳と拳、ブン殴って立っていた方が勝ちだ
私が宝具を使うとは、考えもしない?
使いたいなら別に構わないぜ。
どうせ、アンタの宝具は弓に関わるものだろう?
この俺のタイマン槍が生成した闘技場を塗り潰せるなら、試してみるがいい
自身が創り出したこの世界に絶対的な自信を持っていることに加えて、使わないという確信があるのだろう
確かに彼の想像通り。
自分はこの状況では宝具を使えないし、使おうとも思わない。

中央に突き刺さっていた槍を引き抜いた
闘技場が元に戻る

こちらの領域でなければ隙を見て宝具を発動させることもできたはず

「……見事」
「……感謝」
(中略)ケイローンが崩れ落ちる。立ち上がらない。
(中略)残心は怠らない。アキレウスは全身の痛みを堪えつつゆっくりと後退り、中央に刺さっていた槍を引き抜いた。
(中略)
「感謝します、先生」
(中略)ケイローンは無言で首を振る。
「感謝するのは私です、アキレウス。……強かった。貴方は本当に最強だった」
「先生。……この力は、この技は、全て貴方のお陰です。貴方の教えがあったからこそだ」
くすり、と黒のアーチャーは笑う。
(中略)寝そべり、闇の空を見上げている。
(中略)「先生、は止めなさい。既に私は、そう呼ばれるような立場ではない。あの決闘が終わった以上、貴方は私を黒のアーチャーと呼ぶべきだ」
けれど、と言い繕うとする赤のライダーを止める。
「さあ、私はまだ生きています。……そして生きている以上、貴方は私の敵だ。ケイローンとアキレウスではない。黒のアーチャーであり赤のライダーなのだから。トドメを刺しなさい、アキレウス
「……できません」
握りしめていた拳を開く。(中略)
「私が貴方の戦いに宝具を使わなかったのには、理由があります」
(中略)潰れた心臓を手で抑え、(中略)
「理由……?」
(中略)我知らずわずかに距離を取る。
「私に可能な攻撃手段の中でも、この宝具は威力と精密性において間違いなく最高峰でしょう。けれど、何より決定的に特異な点が一つある」
(中略)
「ーー当然ながら、これは攻撃のための宝具です。ならば、私は弓に矢を番えなければならない。それもそうでしょう。剣であれ 、弓であれ、あらゆる宝具は手にして構えて発動させるものだ」
(中略)
しかし、私の宝具はそれが異なるのです。ーーそらに浮かぶ星、それが私であるならば、私は常に矢を番えている」
「…………ッ!!」
(中略)ライダーは大きく後方へと跳躍しようとした。(中略)
「つまり、宝具はもう発動済みです。狙う場所は既に定めている。自分に魔力を溜める必要もなく、真名を叫んで発動させる必要すらない。狙い構えて撃っているからですーー既にね」




【戦闘描写】


【能力概要】

【以上を踏まえた戦闘能力】


【総当り】
最終更新:2018年12月26日 01:07