みみぴい@らぶか:聖杯戦争から数か月。
残りの時間を勉強に費やした。隣に居るのが先輩ではなく聖杯戦争で知り合った汚いおっさんというのが心に刺さる。
それもこれもアーチャーが敗北したせいだ。受験勉強の発散混じりにぶっ飛ばしたいがかなわないだろう
娘が何をしていたかなど知る由もない母親はのんきに茶菓子など手土産に持たせたりする
それからまあ、『身の丈にあった大学』というやつに合格した
先輩の大学となるべく近い区域の場所を選んだつもりだ。
通り道で会えればラッキーだが未だ顔を合わせたことがない。
入学した大学の図書館は本が豊富でそれが唯一救いか。
高校の時のように魔術書なんか混ざっていないだろうか
そう思って古書を見つけては手に取っている。サークルにもこれといって置いてありそうな場所がない
そうだ。オカ研サークルを設立しよう
私と同じオカルト好きが集まればチャンスはめぐってくるはずだ。
きっかけとなったあの本も運命的にオカ研の神棚に置かれてあったのだから可能性はゼロじゃない。
そして参加権を手に入れた暁にもう一度参加するのだ
あの聖杯戦争に。今度こそ
先輩、まっててくださいね!!
みみぴい@らぶか:らぶかエンディング
GOOD?END
零史@有栖:キャスター陣営 BADEND
零史@有栖:あの時……先生の宝具は、実は私にも被害を及ぼす無差別攻撃だ。
当然私にも地獄が降りかかった。
悠久の生物史、延いては地球46億年の記憶を遡り、戦争、殺戮、生存競争、自然淘汰、遍く生命の醜さ。
この世で生きる事の地獄がこの頭にあるというのなら、それを壊すのは当然だ。
それに、視覚的ダメージもある種奴らに入るだろう。
では、お先にこんな地獄の世界を旅立つとしよう。
——呪い、ここに成立す。
零史@有栖:〆
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:「おっすじじい、帰ったぞ」
バーサーク雁夜おじさん:「あ? 生きとったのか雁夜。その辺で野垂れ死んでるものかと……で、戦果の程はどうじゃ」
バーサーク雁夜おじさん:「おう、聞いて驚け。俺のバーサーカーは達成値95を出して最強のサーヴァントになったんだぜ!」
バーサーク雁夜おじさん:「お、おう……??? で、聖杯は?」
バーサーク雁夜おじさん:「ないよ。敗退したから」
バーサーク雁夜おじさん:「はァ!? 特性の令呪まで持ってっておいて何やってんの!?」
バーサーク雁夜おじさん:「ああ、あの令呪はありがたく使わせてもらったよ、ランスロットのクアンタム・バーストにな! 79ダメージ通ったぜ!!!」
バーサーク雁夜おじさん:「おま、はァー!!!???」
バーサーク雁夜おじさん:「あ、そうそう。後ちょっと土地貸して。尋ねてくるかもしれない子がいるから。死ぬほど余ってんだろ不動産」
バーサーク雁夜おじさん:「そう言いつつ既に棚を漁り始めるんじゃあない! 整理してるのわしだから! アー! 書類をぶちまけるなアホ息子!」
バーサーク雁夜おじさん:そんなこんな電波の入ったおじさんの聖杯戦争はそこそこ満足する形で終わったのではあるまいか。
後始末? そんなものは知らない。強いて言うなら同盟を組んだ彼女が頼ってきた時のために準備しておくくらいである。
雁夜おじさんとランスロットの聖杯最強伝説・完。
バーサーク雁夜おじさん:@
トニー@GM:-御来屋椿 エンディング-
トニー@GM:空が青く澄み渡り本日は晴天なりや。
週の巡る事も無く、聖杯を巡る戦は終わりを告げた。
いとしき子犬も星と消え、ぬくもりばかりが空虚に溶ける。
トニー@GM:「ほ、本日はお日柄もよく…?否否!違う、先ずは世話に成った事を…」
哀愁とはまた別とし、訪ねたるは間桐様が屋敷であった。
何時でも頼っても良いと申されたが、我が身は天涯孤独なれば。
まして魔術師の家系であり、彼の人は其れ(魔術師といふもの)をあまり良く思ってなかったように思う。
トニー@GM:されどされどと頼るる宛が他にある由もなし。
斯うして門前にて、立ち尽くすのであった。
無理矢理舞台装置を発動させた代償に義腕は軋んだ音をたてたが動かぬ訳ではない。
トニー@GM:「め、飯炊きでも…雑用であれど下働きであれど何でも従いますゆえどうか…」
物々と呟き、どうすべくかと悩み、ああでもないこうでもないと繰る繰る思考を巡らせる。
頭上にあの無邪気な仔犬とちかちかした星々が回っているような感覚。
けして多くない荷物には揃いだった帽子が積まれている。
トニー@GM:ふと想起されるはあの時の言葉。
「そんなに深く考える事も無いんじゃないかな」
ほうと息をついた。繰る繰る詰まった思考が晴れていくようだった。
然うだ、此処で立ち尽くしている事では事態は動いてはくれぬ。
トニー@GM:一先ず門を叩き、それから、また考えて———
「あれ、御来屋さん?」
———背後から声がかけられて、思わず身体を大きく揺らす。
観れば御本人が首を傾げて立っている。流石に不意打ちであった。
かああと顔に熱が集まり深く考えるどころか思考自体が再度停止する。
トニー@GM:「つ、つ、つ————!!!」
月が綺麗ですね。と、沸騰する頭のままに口に出した。
本日は晴天なりや、お天道様が燦々と輝いておられた。
嗚呼、何と言うか、———遣ってしまった。
何処かで、わひゃんと、間抜けな声で野良犬が鳴いた。
トニー@GM:@
RE=IN@定晴:結局、聖杯戦争を生き残ったくらいで両親の無関心は変わらなかった。
触媒として持ちだした木刀の欠片について、少し罰を受けた程度。
罰を与える時間も、自分の研究には無駄だと判断されたんだろう。当初は1週間の謹慎と言われていたが、3日目には何も言われなくなった。
そして、柊さんの所へ行くことも同じ。たった一言、「好きにしろ」と言われただけだ。
「……よし、確認完了」
旅の支度を整え、出発の時。持ち物を再確認して、家の敷地を出る。
今頃、両親は地下室で研究をしている所だろう。当然、見送りなんてものはない。
けど、次に会う時は——きっと、「よくやった」と言ってくれる。そう思えば、むしろ今から嬉しいくらいだ。
「……いってきます」
返事はない。だが、それでいい。
さようなら、また会う日まで。
RE=IN@定晴:@
たかみち@ニノマエ:「…世には向き不向きというものがあるな」
花立てに水を入れながら男はぽつりとつぶやいた。
——ここ数年、彼には色々とあった。
学生の受験勉強を隣で眺めていたがほぼ全てが記憶から流れ落ち、
これは自身の体質の問題だったらしいがまた別の若者が魔術の鍛錬をしているところに
折悪く居合わせ思わぬところで死線を彷徨った。
あの妙にやりきった顔でいつかの戦場を去った白髪の彼のようにするりと人の輪をつなげることもできないのも改めて実証されたなと、男は一人苦笑いを浮かべた。
たかみち@ニノマエ:「俺はやはり戦にしか能がなかったようだ」
男はそれ以降黙々と花を飾り、線香に火をつけ、手でその火を消す。
——そんな自分を師と呼び、一週間にも満たない戦場を共に駆けた「弟子」のことを彼は思い起こす。
自身の名前負けを気にし、察されてはいたが途中まで自ら名乗りをあげようとしなかった彼の願いを、師としてやはり叶えてやるべきだったろうか。
…いや、彼が最後に見せたあの満足げな笑みが全てだ。万一次に会う事があったとしたら、もう彼の事を気安く弟子とは呼べないだろう。嬉しいような寂しいような、奇妙な感覚を男は覚える。
たかみち@ニノマエ:「……」
静かに水をかけ、合掌。
たかみち@ニノマエ:「…次はしばらく先になる。先日遺跡調査ついでに叩いた雑魚共の掃討戦だ。場合によっては大捕り物にもなるかもしれん」
短い黙祷を終えた男は立ち上がり、煙草を取り出し火をつけた。
たかみち@ニノマエ:——柊聖十郎。戦場で手を組み、男が願いを譲った同盟相手。
非常に頭の切れる男である彼と一時人の域を超えるまでの剣技を持った男は、戦場の時さながらに今も行動を続けまた別の戦争の真っただ中にいる。
悲願の自信の病の完治を果たした彼のやりたい事のひとつであるとある組織の撲滅はいまだ先が長く、男ももう髪にいくつか白いものが見えるようになってきてしまったが、不思議と焦りはない。
渇望し続けた戦。自身を動かす指し手。そして何より、生の実感と喜び。
男が彼に願いを与えたように彼もまた男に多くを齎した。その間柄は戦友と言っても差支えはないだろうが、将と駒で十分と男は結論付けている。
たかみち@ニノマエ:「…あぁ、紫苑。俺は今、生きている」
たかみち@ニノマエ:丁寧に掃除された墓の花立ての中で、男を送り出すように「思い出」はふわりと風にそよいだ。
たかみち@ニノマエ:@
柊聖十郎@ゼロサキ:ランサー陣営 エンディング
聖杯戦争から数か月後、日本のとある街。
そこにあるとある屋敷の書斎、壁には一面本が収められ、部屋の真ん中には大きな机がある。
机には大量の書類があり、そこで一人の男が鬼の形相で書類を纏めていた。
柊「えーい!研究書類のまとめが終わらん!何故うちの連中は書類を纏める事が出来んのだ!」
柊「馬鹿弟子に書類のまとめ方でも仕込むか・・・今は邯鄲に落としているし・・・」
柊「ニノマエも少しはそこら辺覚えろというに・・・」
柊「さて、インスマスは調べ終わった。黄泉平坂も行けるところまではいった。次はアーカムだったか。」
その時、胸ポケットの携帯が鳴った。相手は非表示になっていた。
柊「誰だ?下らん用事だったら直ぐに死ね。」
???「おや酷い。せっかく心配して電話をしてあげたのにその反応ですか?柊さん。」
柊「・・・貴様から連絡が来るとは思わなかった。何の様だ?ハザマ」
ハザマ「いえいえ、無事戦争も終わったのに、こちらに戻る気配がないので連絡してみたんですよ。」
柊「ふん、下らん演技はするな。あの戦争を貴様らは全て見ていたのだろう?なら俺がやろうとしていることも知っているはずだ。」
ハザマ「やっぱり本気でした?私たちと戦争をするの。」
柊「当然だ。貴様らを野放しにしておくと、俺の研究材料が減るだろうが。どうせあの戦争の少し後に街が一つ吹き飛んだのも貴様らだろう?」
ハザマ「正確には、魔王(バカ)があなたの宣戦布告を聞いてテンションを抑えきれず、つい吹き飛ばしたそうですよ?」
柊「あの塵に言っておけ。俺が殺すまで暫く大人しくしろとな。」
ハザマ「無理言わないで下さいよ。あれが言葉一つで止まるわけないでしょう?」
柊「知った事かよ。まぁ暫くは駒を集める作業があるのでな。戦争はしばらく後だ。精々楽しみにしておけ。」
ハザマ「もちろん楽しみにしていますよ?勝とうが負けようが・・・ね?この下らない世界で、精々楽しく遊びましょう?」
柊「この世界は俺のものだ。貴様ら風情が遊ぶには上等すぎるわ阿呆が。」
ハザマ「ふふ、では、今日はこの辺りで・・・あ、そうそう、一ついい情報をあげましょう。」
柊「なんだ?下らん内容なら死ね。」
ハザマ「いえいえ、先ほどの魔王(バカ)がですね?ハイテンションでアーカムに先ほど向かいました。早くしないと、
街が神話生物とバカで吹き飛ぶんじゃないです?ではまた。」ブチ、ツー、ツー、ツー
ハザマ「・・・貴様あああああああああああああああ!この屑があああああああああああああああ!」
ハザマ「せっかくの研究材料が放射能に侵された瓦礫の山になる!ふざけるなあああああああああ!」
ハザマ「ニノマエえええええええ!あの馬鹿弟子を邯鄲から引っ張り出せ!すぐにアメリカに行くぞ!戦闘の準備もしておけ!」
バタバタと部屋を飛び出していく。
机の上には、ひとつ書きかけの書類が残っている。
王宮道化師(ジェスター)戦争 現在の仲間
・ニノマエ
・定晴
END @
トニー@GM:【エンディング】
トニー@GM:たった5日間だったが、濃密な5日間だった。
トニー@GM:私に宿った英霊、ルーラーの大岡殿は、自身を維持できる魔力がなくなるまでの間、部下達とともに修復に奔走してくれていたため、大岡殿が帰られたあと私がすべきことはほぼないに等しかった。
最もあれだけの強力な魔術師、英霊たちが集まったにも関わらず土地や住民たちへの被害もなく、多少の修復作業だけで済む、僥倖といえるほどのものだったので、どちらにせよ私の仕事はほとんどなかったとも言えるのだが。
トニー@GM:今思い出しても、大岡殿がただの一度も刀を振るうことなく(口を出すことはあったが)終えられたことが奇跡のようだ。
めぐり合わせによっては未曾有の大災厄が起こっていてもおかしくなかっただろうに。
あるいは勝者の叶えようとする願いの如何によっては地獄になることもあり得た。
だがそのどちらも起こらず、街への被害は戦闘の後による路面、建築物などの多少の損害のみで、無関係の一般人への被害は怪我人の一人、目撃者すらいなかった。
トニー@GM:今回の聖杯戦争の勝者である二組も、善行の類を成すと大岡殿に言っていた。
忌々しげに吐き捨てる様子ではあったが、どことなく信じてみてもよいかと思える。
でなければあの大岡殿が『武運を祈る』などとは言うまい。
トニー@GM:しかし、自ら参加したが故の自己責任であるとはいえ、一人の少女を死なせてしまったことだけが無念である。
表情に出ぬ御仁ではあったが、大岡殿もそこをいたく気に病まれていたようであの少女を手厚く葬るよう指示を出しておられた。
トニー@GM:あの少女の願いは世界平和、だったか。
多少言動が危うく、彼女の思うそれと私の思うそれが同じものだという保証はないが。
せめてこの老骨が少しでもその世界平和に近付けるよう、できることをするのは多少なりと弔いになるだろうか。老いぼれの勝手な思い込みかも知れないが。
トニー@GM:@
←前|次→
1日目 |02KK聖杯戦争OP |02メイン |0201霊地 |0201学園|
2日目 |0202海岸 |0202学園|
3日目 |0203霊地|
4日目 |0204霊地 |0204霊地02 |0204霊地03 |0204霊地04 |0204霊地5 |
5日目(最終日) |0205霊地 |02聖杯戦争ED |02ネタバラシ回|
残りの時間を勉強に費やした。隣に居るのが先輩ではなく聖杯戦争で知り合った汚いおっさんというのが心に刺さる。
それもこれもアーチャーが敗北したせいだ。受験勉強の発散混じりにぶっ飛ばしたいがかなわないだろう
娘が何をしていたかなど知る由もない母親はのんきに茶菓子など手土産に持たせたりする
それからまあ、『身の丈にあった大学』というやつに合格した
先輩の大学となるべく近い区域の場所を選んだつもりだ。
通り道で会えればラッキーだが未だ顔を合わせたことがない。
入学した大学の図書館は本が豊富でそれが唯一救いか。
高校の時のように魔術書なんか混ざっていないだろうか
そう思って古書を見つけては手に取っている。サークルにもこれといって置いてありそうな場所がない
そうだ。オカ研サークルを設立しよう
私と同じオカルト好きが集まればチャンスはめぐってくるはずだ。
きっかけとなったあの本も運命的にオカ研の神棚に置かれてあったのだから可能性はゼロじゃない。
そして参加権を手に入れた暁にもう一度参加するのだ
あの聖杯戦争に。今度こそ
先輩、まっててくださいね!!
みみぴい@らぶか:らぶかエンディング
GOOD?END
零史@有栖:キャスター陣営 BADEND
零史@有栖:あの時……先生の宝具は、実は私にも被害を及ぼす無差別攻撃だ。
当然私にも地獄が降りかかった。
悠久の生物史、延いては地球46億年の記憶を遡り、戦争、殺戮、生存競争、自然淘汰、遍く生命の醜さ。
この世で生きる事の地獄がこの頭にあるというのなら、それを壊すのは当然だ。
それに、視覚的ダメージもある種奴らに入るだろう。
では、お先にこんな地獄の世界を旅立つとしよう。
——呪い、ここに成立す。
零史@有栖:〆
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:「おっすじじい、帰ったぞ」
バーサーク雁夜おじさん:「あ? 生きとったのか雁夜。その辺で野垂れ死んでるものかと……で、戦果の程はどうじゃ」
バーサーク雁夜おじさん:「おう、聞いて驚け。俺のバーサーカーは達成値95を出して最強のサーヴァントになったんだぜ!」
バーサーク雁夜おじさん:「お、おう……??? で、聖杯は?」
バーサーク雁夜おじさん:「ないよ。敗退したから」
バーサーク雁夜おじさん:「はァ!? 特性の令呪まで持ってっておいて何やってんの!?」
バーサーク雁夜おじさん:「ああ、あの令呪はありがたく使わせてもらったよ、ランスロットのクアンタム・バーストにな! 79ダメージ通ったぜ!!!」
バーサーク雁夜おじさん:「おま、はァー!!!???」
バーサーク雁夜おじさん:「あ、そうそう。後ちょっと土地貸して。尋ねてくるかもしれない子がいるから。死ぬほど余ってんだろ不動産」
バーサーク雁夜おじさん:「そう言いつつ既に棚を漁り始めるんじゃあない! 整理してるのわしだから! アー! 書類をぶちまけるなアホ息子!」
バーサーク雁夜おじさん:そんなこんな電波の入ったおじさんの聖杯戦争はそこそこ満足する形で終わったのではあるまいか。
後始末? そんなものは知らない。強いて言うなら同盟を組んだ彼女が頼ってきた時のために準備しておくくらいである。
雁夜おじさんとランスロットの聖杯最強伝説・完。
バーサーク雁夜おじさん:@
トニー@GM:-御来屋椿 エンディング-
トニー@GM:空が青く澄み渡り本日は晴天なりや。
週の巡る事も無く、聖杯を巡る戦は終わりを告げた。
いとしき子犬も星と消え、ぬくもりばかりが空虚に溶ける。
トニー@GM:「ほ、本日はお日柄もよく…?否否!違う、先ずは世話に成った事を…」
哀愁とはまた別とし、訪ねたるは間桐様が屋敷であった。
何時でも頼っても良いと申されたが、我が身は天涯孤独なれば。
まして魔術師の家系であり、彼の人は其れ(魔術師といふもの)をあまり良く思ってなかったように思う。
トニー@GM:されどされどと頼るる宛が他にある由もなし。
斯うして門前にて、立ち尽くすのであった。
無理矢理舞台装置を発動させた代償に義腕は軋んだ音をたてたが動かぬ訳ではない。
トニー@GM:「め、飯炊きでも…雑用であれど下働きであれど何でも従いますゆえどうか…」
物々と呟き、どうすべくかと悩み、ああでもないこうでもないと繰る繰る思考を巡らせる。
頭上にあの無邪気な仔犬とちかちかした星々が回っているような感覚。
けして多くない荷物には揃いだった帽子が積まれている。
トニー@GM:ふと想起されるはあの時の言葉。
「そんなに深く考える事も無いんじゃないかな」
ほうと息をついた。繰る繰る詰まった思考が晴れていくようだった。
然うだ、此処で立ち尽くしている事では事態は動いてはくれぬ。
トニー@GM:一先ず門を叩き、それから、また考えて———
「あれ、御来屋さん?」
———背後から声がかけられて、思わず身体を大きく揺らす。
観れば御本人が首を傾げて立っている。流石に不意打ちであった。
かああと顔に熱が集まり深く考えるどころか思考自体が再度停止する。
トニー@GM:「つ、つ、つ————!!!」
月が綺麗ですね。と、沸騰する頭のままに口に出した。
本日は晴天なりや、お天道様が燦々と輝いておられた。
嗚呼、何と言うか、———遣ってしまった。
何処かで、わひゃんと、間抜けな声で野良犬が鳴いた。
トニー@GM:@
RE=IN@定晴:結局、聖杯戦争を生き残ったくらいで両親の無関心は変わらなかった。
触媒として持ちだした木刀の欠片について、少し罰を受けた程度。
罰を与える時間も、自分の研究には無駄だと判断されたんだろう。当初は1週間の謹慎と言われていたが、3日目には何も言われなくなった。
そして、柊さんの所へ行くことも同じ。たった一言、「好きにしろ」と言われただけだ。
「……よし、確認完了」
旅の支度を整え、出発の時。持ち物を再確認して、家の敷地を出る。
今頃、両親は地下室で研究をしている所だろう。当然、見送りなんてものはない。
けど、次に会う時は——きっと、「よくやった」と言ってくれる。そう思えば、むしろ今から嬉しいくらいだ。
「……いってきます」
返事はない。だが、それでいい。
さようなら、また会う日まで。
RE=IN@定晴:@
たかみち@ニノマエ:「…世には向き不向きというものがあるな」
花立てに水を入れながら男はぽつりとつぶやいた。
——ここ数年、彼には色々とあった。
学生の受験勉強を隣で眺めていたがほぼ全てが記憶から流れ落ち、
これは自身の体質の問題だったらしいがまた別の若者が魔術の鍛錬をしているところに
折悪く居合わせ思わぬところで死線を彷徨った。
あの妙にやりきった顔でいつかの戦場を去った白髪の彼のようにするりと人の輪をつなげることもできないのも改めて実証されたなと、男は一人苦笑いを浮かべた。
たかみち@ニノマエ:「俺はやはり戦にしか能がなかったようだ」
男はそれ以降黙々と花を飾り、線香に火をつけ、手でその火を消す。
——そんな自分を師と呼び、一週間にも満たない戦場を共に駆けた「弟子」のことを彼は思い起こす。
自身の名前負けを気にし、察されてはいたが途中まで自ら名乗りをあげようとしなかった彼の願いを、師としてやはり叶えてやるべきだったろうか。
…いや、彼が最後に見せたあの満足げな笑みが全てだ。万一次に会う事があったとしたら、もう彼の事を気安く弟子とは呼べないだろう。嬉しいような寂しいような、奇妙な感覚を男は覚える。
たかみち@ニノマエ:「……」
静かに水をかけ、合掌。
たかみち@ニノマエ:「…次はしばらく先になる。先日遺跡調査ついでに叩いた雑魚共の掃討戦だ。場合によっては大捕り物にもなるかもしれん」
短い黙祷を終えた男は立ち上がり、煙草を取り出し火をつけた。
たかみち@ニノマエ:——柊聖十郎。戦場で手を組み、男が願いを譲った同盟相手。
非常に頭の切れる男である彼と一時人の域を超えるまでの剣技を持った男は、戦場の時さながらに今も行動を続けまた別の戦争の真っただ中にいる。
悲願の自信の病の完治を果たした彼のやりたい事のひとつであるとある組織の撲滅はいまだ先が長く、男ももう髪にいくつか白いものが見えるようになってきてしまったが、不思議と焦りはない。
渇望し続けた戦。自身を動かす指し手。そして何より、生の実感と喜び。
男が彼に願いを与えたように彼もまた男に多くを齎した。その間柄は戦友と言っても差支えはないだろうが、将と駒で十分と男は結論付けている。
たかみち@ニノマエ:「…あぁ、紫苑。俺は今、生きている」
たかみち@ニノマエ:丁寧に掃除された墓の花立ての中で、男を送り出すように「思い出」はふわりと風にそよいだ。
たかみち@ニノマエ:@
柊聖十郎@ゼロサキ:ランサー陣営 エンディング
聖杯戦争から数か月後、日本のとある街。
そこにあるとある屋敷の書斎、壁には一面本が収められ、部屋の真ん中には大きな机がある。
机には大量の書類があり、そこで一人の男が鬼の形相で書類を纏めていた。
柊「えーい!研究書類のまとめが終わらん!何故うちの連中は書類を纏める事が出来んのだ!」
柊「馬鹿弟子に書類のまとめ方でも仕込むか・・・今は邯鄲に落としているし・・・」
柊「ニノマエも少しはそこら辺覚えろというに・・・」
柊「さて、インスマスは調べ終わった。黄泉平坂も行けるところまではいった。次はアーカムだったか。」
その時、胸ポケットの携帯が鳴った。相手は非表示になっていた。
柊「誰だ?下らん用事だったら直ぐに死ね。」
???「おや酷い。せっかく心配して電話をしてあげたのにその反応ですか?柊さん。」
柊「・・・貴様から連絡が来るとは思わなかった。何の様だ?ハザマ」
ハザマ「いえいえ、無事戦争も終わったのに、こちらに戻る気配がないので連絡してみたんですよ。」
柊「ふん、下らん演技はするな。あの戦争を貴様らは全て見ていたのだろう?なら俺がやろうとしていることも知っているはずだ。」
ハザマ「やっぱり本気でした?私たちと戦争をするの。」
柊「当然だ。貴様らを野放しにしておくと、俺の研究材料が減るだろうが。どうせあの戦争の少し後に街が一つ吹き飛んだのも貴様らだろう?」
ハザマ「正確には、魔王(バカ)があなたの宣戦布告を聞いてテンションを抑えきれず、つい吹き飛ばしたそうですよ?」
柊「あの塵に言っておけ。俺が殺すまで暫く大人しくしろとな。」
ハザマ「無理言わないで下さいよ。あれが言葉一つで止まるわけないでしょう?」
柊「知った事かよ。まぁ暫くは駒を集める作業があるのでな。戦争はしばらく後だ。精々楽しみにしておけ。」
ハザマ「もちろん楽しみにしていますよ?勝とうが負けようが・・・ね?この下らない世界で、精々楽しく遊びましょう?」
柊「この世界は俺のものだ。貴様ら風情が遊ぶには上等すぎるわ阿呆が。」
ハザマ「ふふ、では、今日はこの辺りで・・・あ、そうそう、一ついい情報をあげましょう。」
柊「なんだ?下らん内容なら死ね。」
ハザマ「いえいえ、先ほどの魔王(バカ)がですね?ハイテンションでアーカムに先ほど向かいました。早くしないと、
街が神話生物とバカで吹き飛ぶんじゃないです?ではまた。」ブチ、ツー、ツー、ツー
ハザマ「・・・貴様あああああああああああああああ!この屑があああああああああああああああ!」
ハザマ「せっかくの研究材料が放射能に侵された瓦礫の山になる!ふざけるなあああああああああ!」
ハザマ「ニノマエえええええええ!あの馬鹿弟子を邯鄲から引っ張り出せ!すぐにアメリカに行くぞ!戦闘の準備もしておけ!」
バタバタと部屋を飛び出していく。
机の上には、ひとつ書きかけの書類が残っている。
王宮道化師(ジェスター)戦争 現在の仲間
・ニノマエ
・定晴
END @
トニー@GM:【エンディング】
トニー@GM:たった5日間だったが、濃密な5日間だった。
トニー@GM:私に宿った英霊、ルーラーの大岡殿は、自身を維持できる魔力がなくなるまでの間、部下達とともに修復に奔走してくれていたため、大岡殿が帰られたあと私がすべきことはほぼないに等しかった。
最もあれだけの強力な魔術師、英霊たちが集まったにも関わらず土地や住民たちへの被害もなく、多少の修復作業だけで済む、僥倖といえるほどのものだったので、どちらにせよ私の仕事はほとんどなかったとも言えるのだが。
トニー@GM:今思い出しても、大岡殿がただの一度も刀を振るうことなく(口を出すことはあったが)終えられたことが奇跡のようだ。
めぐり合わせによっては未曾有の大災厄が起こっていてもおかしくなかっただろうに。
あるいは勝者の叶えようとする願いの如何によっては地獄になることもあり得た。
だがそのどちらも起こらず、街への被害は戦闘の後による路面、建築物などの多少の損害のみで、無関係の一般人への被害は怪我人の一人、目撃者すらいなかった。
トニー@GM:今回の聖杯戦争の勝者である二組も、善行の類を成すと大岡殿に言っていた。
忌々しげに吐き捨てる様子ではあったが、どことなく信じてみてもよいかと思える。
でなければあの大岡殿が『武運を祈る』などとは言うまい。
トニー@GM:しかし、自ら参加したが故の自己責任であるとはいえ、一人の少女を死なせてしまったことだけが無念である。
表情に出ぬ御仁ではあったが、大岡殿もそこをいたく気に病まれていたようであの少女を手厚く葬るよう指示を出しておられた。
トニー@GM:あの少女の願いは世界平和、だったか。
多少言動が危うく、彼女の思うそれと私の思うそれが同じものだという保証はないが。
せめてこの老骨が少しでもその世界平和に近付けるよう、できることをするのは多少なりと弔いになるだろうか。老いぼれの勝手な思い込みかも知れないが。
トニー@GM:@
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1日目 |02KK聖杯戦争OP |02メイン |0201霊地 |0201学園|
2日目 |0202海岸 |0202学園|
3日目 |0203霊地|
4日目 |0204霊地 |0204霊地02 |0204霊地03 |0204霊地04 |0204霊地5 |
5日目(最終日) |0205霊地 |02聖杯戦争ED |02ネタバラシ回|