モンブラン - School Of Life ×TRANQUILIZER×学園2nd

ブルーローズ洋菓子店副社長の毎熊匠が飼っているヒグマ。
遺伝子操作とナノマシンサイボークによって、生物とは思えないほどの腕力と持久力、視力、反射神経を持つ。その爪の威力は凄まじく、コンクリートの壁すらやすやす破壊する。
戦闘用生物兵器の実験の試作品の一つとして生み出されたが、予定されていた言語能力を持たなかったため破棄されるはずだったのを、たまたまそのことを知った匠が無理やり引き取った。その頃はまだ体長一メートルほどで、研究者たちもすぐに死ぬだろうと思っていた。しかし、何が良かったのかその後、熊はすくすくと成長し、モンブランという可愛らしい名前を貰って可愛がられた。名前の由来は、「モンブランが好きだから」らしい。本来肉食だが、甘いものも大好きだという。

現在、体長2メートル。一撃で人間を倒す元生物兵器らしい生物に成長した。しかし、性質は穏やかで理由なくひとを襲うようなことはない。人間の言葉をしゃべることはできないものの、それは声帯の問題のようで、人が言っている言葉は分かる。簡単なやり取りも可能。
顔は怖いがこれでも女の子で、飼い主の匠が首に巻いた赤いベルベットリボンを実は気に入っている。昔はブルーローズのマスコットになろうと考えたこともあったが、自分の迫力のある顔では無理と判断して、今は産業スパイへの牽制を職務と思っている。ブルーローズの従業員からはおとなしいクマさん（ただし怒らせてはならない）として、それなりに可愛がられているようだ。いざと言うときは、巧みとの連携プレイで敵を撃退する。以前、社長の雪城白花にストーカーが出現したときなど、怒り狂った匠とともにストーカーを一晩中追い回した。
匠のことを息子のように可愛がっており、彼を害する人間を撃退するためには手段を選ばない。しかし、彼に好意的な人間に対しては信頼を置く。匠が雪城白花に恋をしているのを知り、どうにか恋のキューピットになろうとしているが、なかなかうまくいかず悩んでいる。

ちなみに、大豆生田桜夜楽と四十物谷宗谷は匠をからかうから嫌い。篭森珠月は、「もふもふ毛皮！！」とか叫んで触りまくってくるから苦手。朝霧沙鳥は変なことをしないので好きらしい。