後日談
こうして、後にマキナ-ヴェルスタンド戦争と呼ばれた戦いは終わった。
その戦いの影に小さな勇者たちの努力があったことを知る者はそう多くない。
そして彼らは、それぞれの道を歩み始めるのであった――
その戦いの影に小さな勇者たちの努力があったことを知る者はそう多くない。
そして彼らは、それぞれの道を歩み始めるのであった――
- 機械都市の頭脳:スヴェン
戦争で荒れ果てたマキナの復興に尽力する。潜水飛行艇の『鯨』も修復され、資材の輸送や人員の運搬などに大活躍している
- 苦悩の科学者:ガイスト
ゲンダーやメイヴ、そしてヘイヴの意思を継いでブラックボックスの研究に力を入れる。かつての精神の研究はこの奇妙な物体の謎の解明に良い影響を与えているという
- 陽気な「罪」:グメーシス
たたかいのあと、いつの間にかその姿を消した。噂では旅に出たゲンダーのあとを追いかけて行ったのだとか
- パンドラの箱:メイヴ
鯰との最終決戦で儚くも美しく散る。彼の意志は戦争から人々を救った。その心はともに歩んだ仲間たちに引き継がれている
- 仙人掌の勇者:ゲンダー
メイヴを復活させる手がかりを求めて旅に出た。遠く離れた土地でゲンダーによく似た姿を見かけたという話がある