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F3 CP1

最終更新:2012年03月24日 01:47

iglys

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 ――それは遥か昔、何千年も前の話である。始めはひとつの大陸の中での争いだった。その争いは次第に規模を広げ、他大陸にまで飛び火し、やがて世界中を巻き込んだ大戦となった。長く続いた大戦であったが、その終わりは唐突に、最悪の形を持って訪れた。曰く、その一基が一軍に匹敵する機械兵団。曰く、一夜にして一帯を死の大地へと変える生物兵器。曰く、その一つが一国を滅ぼす破壊兵器。対立する各々の勢力は長引いた大戦を終わらせるべく、それぞれが異なる最終兵器を生み出した。同時に使用されたその兵器はたった一国の生存すら許さず、国という国は崩壊し、戦争は終わった。海は荒れ、大地は死に、主を失った機械兵は無差別に人を襲い、人は神に祈ることしか出来なかった。すべてを飲み込む海から逃げ、毒を生み出す大地から逃げ、辿り着いたのは天を貫く大樹だった。大樹に絡まる蔦の道を登り行き着いた空の世界で、人々は自らを竜と呼ぶ種族と出会った。竜は人に空の大地を分け与え、人と竜は互いに交じり合い暮らすようになった。長い時を経て、空は大きく三つの国にわかれた。雲の上に載せた氷山を中心とした水の国、ニヴルヘイム。火山を厚い雲で覆った火の国、ムスペルスヘイム。大樹を中心に三つの雲海を持つ大地の国、ユミル。再び三つに別れた世界は危ういながらもバランスを保ち、平和な世を続けていた。

ChapterⅠ「旅の始まり」

(執筆:イグリス)

 ユミル国、大樹の頂上に位置するその王都バルハラでは、近頃不穏な噂が流れていた。
 ユミル国が他国に武力による攻撃を行おうとしている。それも、他ならぬ国王の意思で。

 王都バルハラ王城。古くからユミルに伝わる大地の力に祝福された石に、大樹の枝が複雑に絡み、難攻不落の堅牢な作りになっている。迷路のようになった城内の通路を歩いて行く二人がいた。先頭を歩くのは大地の恵みを受けた茶色の髪と空のように青く澄んだ瞳を持つ青年。名はフレイ。ユミル国の将来を担う王子である。

 やはり黙って行くべきだった。せめて、オットーやセッテと離れてから行動すべきだった。
「いつまで付いてくるつもりだ、オットー」
「王子に考えを直して頂くまでです」
 先程から後ろに付いて来ているオットーが間髪入れずに答える。オットー、茶色の髪に黒い瞳、緑のローブを纏ったユミルの魔導師。弟セッテと共に僕の相手をしてくれるようになって、もう何年になるか。セッテはともかく、こうなった時のオットーは頑固だ。しかし、僕も引く訳にはいかない。
「こういう時のお前が僕の言うことを聞かないのは分かってる。だからといって僕だって考えを直すつもりはないぞ。父上に今回のことを問いただしに行くだけだ。何がいけない?」
「承知しております。しかし、王にもなにかお考えがあってのことでしょう。王のお手をわずらわせてはなりません」
「あの父上に考えがある、と。本気で言っているのか?」
「王子!」
 正直に言って、僕と父上の関係は良くない。昔は厳しくはあったがいい父上だと思っていた。しかし、あの黒衣の魔導師が現れてから変わっていってしまった。今では半ば放置されているようだ。随分会話もしていない。口論しているうちに執務室の前だ。父上はここにいる。僕を止められなかったオットーが罰を受けるかもしれない。置いていきたい所だが……。
「すまない、言い過ぎた」
「……王のこともそうですが、私は王子のことも心配なのです。どうか、ご一緒させてください」
「勝手にしろ」
 ゴンゴンっと扉を叩くとしばしの空白があり、中から「入れ」という声が聞こえた。
「失礼します」
 執務室には机を挟んで椅子に座った父上と、その隣には父上の補佐をする黒衣の魔導師、トロウが佇んでいる。父上は黙ってこちらを見ている。心なしか顔色が悪い気がするが、父の心配をしにきたのではない。部屋に入ると、まずトロウが口を開く。
「これはフレイ王子、王になにか御用ですかな?」
「此度の軍事行動、その真意について確かめに参りました。武力を持って他国を攻め落とすという話は本当なのですか?」
 僕の質問にトロウが答える。
「攻め落とすとは、穏やかではありませんな。我々に有利な話し合いの場を設けるのです。今回の軍備増強はそのためのカードとして用意させているのです」
 そんな建前を聞きたいんじゃない。
「ぼくは父上と話がしたいんだ。お前は黙っていろ。父上、どうなのですか?」
 トロウがふん、と鼻を鳴らし口を閉じた。代わりに父上が口を開く。
「トロウの言うとおりだ。お前は何も気にするな」
 それだけ言って、黙る。
「それだけか!気にするなだと!?長い平和の時を、自分の国が壊すかもしれないと、民が不安を抱えている!僕もだッ!それを、気にするなだと!?」
「王子!落ち着いてください!」
 激昂して、父上に詰め寄ろうとしたところをオットーに抑えられた。
「お前は何も気にするな」
 さっきと全く同じ言葉に返って頭が冷静になってきた。何を言っても無駄だ。
「行くぞ、オットー」
 オットーを連れて執務室を出た。やはり父上はトロウの言いなりか。トロウの目的はわからないが、奴が三国を巻き込んだ大戦を引き起こそうと企んでいるのは確かだ。止めてみせる、どんな手段を使っても。

「所詮は子供。何も出来まい」
 フレイたちが去った執務室で呟かれた声に気づく者は誰もいなかった。

 その夜、皆が寝静まった頃、フレイは行動を開始した。
 地図よし、食糧よし、当面の資金よし。準備万端。どうせ扉の外には見張りを立てられているはずだ。ならば、窓から出ればいい。フレイの私室は城の上階。地面は遠く、飛び降りれば怪我は免れないだろう。
「だが、問題はない」
 目を閉じ、手を地面にかざし、遙か下方の地面に意識を集中する。この程度の事なら呪文も魔方陣も必要ない。自分の体内にある魔力を地面と練り合わせ、そのまま静かに持ち上げるだけでいい。真下にあった地面は音もなく隆起し、壁に添って上へ上へと登ってきた。荷物を持ってそちらの地面に飛び乗り今度は地面を押し戻す。登ってきた時と同じように、今度は音もなく地面に吸い込まれていく。
「なっ!?」
 自前のエレベータで降り立った所で、大声を上げそうになった。外に出た直後に兵に見つかった。黒いローブを着ている二人がフードを外していなければ悲鳴をあげていただろう。一人は王との問答にも付いて来た緑色の魔導師、オットー。そしてもう一人は、いつも赤い色の装備を好んで用いる紅の魔導師、セッテ。二人とも、僕が最も古くから知る魔導師だ。
「オットー、セッテ!?二人とも、どうして?」
「王子の考えてることなんて、お見通しっすよ。国を出るおつもりでしょう」
 さすが、長い付き合いだ。セッテに図星を突かれた。
「僕を止めるつもりか?だったら……」
「まさか!そんなつもりはないっすよ」
「王子をお守りすることが我々の努めです。それはこれからも変わりません」
「俺達も連れていってください。お役に立って見せます」
 言って、跪き、頭を垂れる。
「国を裏切ることになる。国に仕える魔導師にとって、この上なく不名誉なことだ」
 二人は頭を下げたまま、
「私達が仕えるのは国ではなく王子自身」
「主君と共に歩むのは魔導師として当然」
「「喜んで共に参りましょう」」
 そこまで……。二人の言葉に涙が出そうになる。
「顔を上げてくれ。僕の方からお願いする。父上を止めるため、僕に力を貸してくれ!」
「「御意」」

 彼らの波乱に満ちた旅路はここから始まる。

ChapterⅠ END


ChapterⅡ  「掲げるは破邪顕正」
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