第十六章「All of things are decided by rhapsody」
(執筆:parad)
精神の間、そこからの脱却を見事乗り越えた一同
残るのは大統領の居座る頂上・・・
小さな窓から見える外の景色を見る限りこれ以上の部屋はなさそうだ
しかし・・・
事態は思いもよらぬ展開を見せつつあった
『たいへんですゲンダー』
「へんたいで悪かったな」
残るのは大統領の居座る頂上・・・
小さな窓から見える外の景色を見る限りこれ以上の部屋はなさそうだ
しかし・・・
事態は思いもよらぬ展開を見せつつあった
『たいへんですゲンダー』
「へんたいで悪かったな」

『とりあえず聞いてください、窓の景色がおかしいんです』
「あぁん?最上階だったやろ♂」
再び覗き込んだ窓の外にあった景色は一階のものと同じ
ゲンダーの気圧計も、自身の感覚も、そこに移る景色も完璧に一階の部屋の前だった
ある部分を除いて―
「あれ?グメーがいないダ?」
『そういえば見かけませんね』
すると上からグメーが天井を透過して顔を出した
「どういうことなの?♂」
『どうやら私たちはいつのまにか最下層に戻されていたようですね、でもなぜグメーだけ上に残ったのでしょう?』
《それは君たちが醜い器に身を宿しているからだよ》
「だれダ?」
『どうしたのですかゲンダー?』
「なにって・・・目の前に怖そうで目つきが悪そうで足臭そうで波平スタイルでデブで短足で情けない顔でオタクみたいなメガネで
エロ本屋の店長みたいなオーラで油まみれで3歩あるいたら汗が出そうで腋毛より鼻毛のほうが長そうで二重顎のおっさんがいるダ!」
『ゲンダー大丈夫ですか?何の問題ですか?♂まだ精神がやられているのですか?』
《精神力のない者に我が精神体を感じとることは適わんよ。なぁに、本当は君にだって見られたくなかったんだがね》
「じゃあ見ないでおくダ」
一同はその場を後にして再び上に上がっていった
そしてなぜか上に上がったと思ったらそこは精神の部屋を抜けたところだった
「どういうことなの・・・♂」
『どういうことなの・・・♂』
《どういうことなの・・・♂》(無視した件について)
「あぁん?最上階だったやろ♂」
再び覗き込んだ窓の外にあった景色は一階のものと同じ
ゲンダーの気圧計も、自身の感覚も、そこに移る景色も完璧に一階の部屋の前だった
ある部分を除いて―
「あれ?グメーがいないダ?」
『そういえば見かけませんね』
すると上からグメーが天井を透過して顔を出した
「どういうことなの?♂」
『どうやら私たちはいつのまにか最下層に戻されていたようですね、でもなぜグメーだけ上に残ったのでしょう?』
《それは君たちが醜い器に身を宿しているからだよ》
「だれダ?」
『どうしたのですかゲンダー?』
「なにって・・・目の前に怖そうで目つきが悪そうで足臭そうで波平スタイルでデブで短足で情けない顔でオタクみたいなメガネで
エロ本屋の店長みたいなオーラで油まみれで3歩あるいたら汗が出そうで腋毛より鼻毛のほうが長そうで二重顎のおっさんがいるダ!」
『ゲンダー大丈夫ですか?何の問題ですか?♂まだ精神がやられているのですか?』
《精神力のない者に我が精神体を感じとることは適わんよ。なぁに、本当は君にだって見られたくなかったんだがね》
「じゃあ見ないでおくダ」
一同はその場を後にして再び上に上がっていった
そしてなぜか上に上がったと思ったらそこは精神の部屋を抜けたところだった
「どういうことなの・・・♂」
『どういうことなの・・・♂』
《どういうことなの・・・♂》(無視した件について)
一方、地下拷問室。
「アァン!意外トスグ脱ゲルンダネ!ダラシネェ!アーッ♂」
兵士A「どういうことなの・・・♂」(Mを楽しむガイスト博士について)
兵士B「どういうことなの・・・♂」(地下拷問室が大統領専用SM部屋だったことについて)
なかなか大統領はSやMなことがお好きなようだ、Sサイズなのだろうか、Mサイズなのだろうか
いや、彼はLです。
「ハッ、こんなことをしている場合ではない。ゲンダー君達を助けねば!」
するとガイスト博士は拘束具をかち割った
「フハハ!君たちは私がどこの取締役研究員だったか忘れてしまったようだね!ここの幹部は皆あの3つの部屋を独力で突破できるほどの
存在なのだよ。私も例外なくなぁ!」
兵士A・B「アーッ♂」
水のように静かで鋭く柔の波紋を有し、空中戦でこそ其の真価を発揮する
その水面が揺らいだトキには彼らは未知のエリアへと羽ばたいていた
「まっていろよゲンダー君、今コレで助けるからな!!」
「アァン!意外トスグ脱ゲルンダネ!ダラシネェ!アーッ♂」
兵士A「どういうことなの・・・♂」(Mを楽しむガイスト博士について)
兵士B「どういうことなの・・・♂」(地下拷問室が大統領専用SM部屋だったことについて)
なかなか大統領はSやMなことがお好きなようだ、Sサイズなのだろうか、Mサイズなのだろうか
いや、彼はLです。
「ハッ、こんなことをしている場合ではない。ゲンダー君達を助けねば!」
するとガイスト博士は拘束具をかち割った
「フハハ!君たちは私がどこの取締役研究員だったか忘れてしまったようだね!ここの幹部は皆あの3つの部屋を独力で突破できるほどの
存在なのだよ。私も例外なくなぁ!」
兵士A・B「アーッ♂」
水のように静かで鋭く柔の波紋を有し、空中戦でこそ其の真価を発揮する
その水面が揺らいだトキには彼らは未知のエリアへと羽ばたいていた
「まっていろよゲンダー君、今コレで助けるからな!!」
同時刻、大統領執務室前。
‐爆ぜた‐
「どうなってやがんダ!いきなり爆発したぞ!?」
『この都市のすべての機械が停止したようです』
「グメー・・!」
『ゲンダー、後方より妙な躍動感が感じられます。脱出いたしましょう』
「サーイエッサー♂」
一同は脱出を試みた、だが階段を降りるたびに窓の景色が変わる
どうやらこの現象は機械とは関係ないようだ
「なぜダ!なぜ降りられないんダ!」
そうして建物は崩れていった。
『この都市のすべての機械が停止したようです』
「グメー・・!」
『ゲンダー、後方より妙な躍動感が感じられます。脱出いたしましょう』
「サーイエッサー♂」
一同は脱出を試みた、だが階段を降りるたびに窓の景色が変わる
どうやらこの現象は機械とは関係ないようだ
「なぜダ!なぜ降りられないんダ!」
そうして建物は崩れていった。
一同は妙な謎の地下空洞に閉じ込められた
そこには見慣れた影と謎の男が一人居た・・・。
そこには見慣れた影と謎の男が一人居た・・・。
Chapter16 END
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