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イナクナル1

最終更新:2012年01月18日 00:43

jelly

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 幽霊――

 死者の魂が何らかの理由で現世にとどまっていて、霊感の強い人にはその魂が見えてしまうことがあるという。それを時として幽霊などと呼んで世間のやつらは騒いだりしているようだが……ばかばかしい。
 魂…いわゆる精神というものは脳によって形成されているのだ。その精神が肉体を離れて活動するなどあり得ない。幽体離脱などといった話は脳が生み出した錯覚によるもの、あるいは夢でも見ていたのだろう。他の心霊現象も科学で説明することが可能だ。例えば、金縛りなら脳のある部分を刺激してやることで、それを人為的に起こしてやることだってできる。
 つまり、幽霊などというものは人々が勝手に妄想して生み出した架空の存在に過ぎないのだ。幽霊なんて実在しない――

 少なくとも私はそう考えていた。そう、考えて”いた”のだ……。


『イナクナル』 レポート01「タダヒトリ」


 見慣れた景色。室内には数多くの機器が設置されており、計器は様々な数値や観測結果を示している。同僚たちは忙しそうに室内を行ったり来たり。奥には壁一面に広がる大きな画面があり、そこには銀河をバックに画面いっぱいに巨大な岩石が映し出されている。
 私はここ隕石の研究を行っている。普段の私は本社にいるのだが、たまにこうして研究所のほうへ出張して仕事をすることになっている。もう何度目だろう、この研究所へ来るのは…。
 研究室に顔を出すと顔なじみの同僚たちが声をかけてくれる。彼らに再会の挨拶を返した後で私の席に荷物を置き、それからがいつもの研究の始まりだった。

 しかし、今回はいつもと違った。同僚たちは研究室に顔を出した私に全く気がつかない。誰ひとりとしてだ。さらに、研究室には私の席がなくなっていた。かつて席があった場所には荷物が積み込まれている。これは一体どういうつもりなのか。身に覚えはないが、何か彼らを怒らせるようなことでもしてしまったのだろうか。
 ……考えていても仕方がない。直接聞いたほうが早い、と私は近くにいる同僚をつかまえて問おうと振り向いた。すると、どうしたことだろう。研究室には誰の姿もなかった。私ひとりがぽつんと研究室に立っていた。しかし、驚く間もなく研究所は停電、闇に包まれさらに激しい揺れが私を襲う。
(なんだ? 一体何がどうなっているのだ!?)

 わ、わけが……

 わか…ら……

 な…い……



 そこで私は目を覚ました。



「……なんだ、夢か。どうも様子がおかしいと思ってたんだよ。しかし、やけにリアルな夢だったな」
 まだぼんやりする頭で私はしばらく寝転がったまま、青空を眺めていた。
「ん、青空?」
 目前に広がるのは雲ひとつない澄み切った青空。私はどうやら屋外で目を覚ましたらしい。
(屋外だって? これは一体……。まさか、さっきのは夢じゃなかった? あの揺れ、まさか隕石が落ちて…)
「…まさか。それこそ夢の話だな」
 研究所では隕石を観測していた。この星に接近する隕石があれば、各所に報告し然るべき対応を取る。それが我々の仕事だ。さらに地表に墜落した小さな隕石の回収、研究も行っている。そのために隕石の墜落を我々が見逃すことなどあり得ないし、あってはならないのだ。
 隕石の接近は実は思っているよりも多い。ただ、接近するだけで墜落の危険性が全くなかったり、そもそも接近と言ってもさほど気にする程度でもないものが大半ではあるので報じられることはないが。そして、隕石にロマンを感じている諸君の夢を壊すようで申し訳ないが、隕石と言ってもどれもが巨大な石が降ってくるようなものではない。例えば石ころ程度の大きさのものであっても隕石は隕石なのだ。
 そしてそういったものは、仮にこの星に向かって墜落してきたとしてもほとんどが地表に到達する前に燃え尽きて塵になってしまう。そのため、我々の研究内容はほとんどが過去に墜落した隕石や、宇宙飛行士が持ち帰った資料などの解析がほとんどだった。隕石の研究などと聞くと壮大なものをイメージするかもしれない。私もかつてはそういったものに魅力を感じてこの業界に入ったものだ…が、現実はこんなものなのだ。
 研究所が吹き飛ばされるほど大きな隕石ならば、ますます見逃すなんてあり得ない。もちろん、目前に広がるのは私がよく知る様子の街だった。
「それもそうだ。そもそも警報も鳴らなかったわけだしな」
 私が目を覚ましたたのは、どうやら街の線路沿いの茂みのようだ。どうしてこんなところに。隣接する道路には何かがこすれたような痕があったが交通事故か何かによるものだろうか。だが見たところ事故を起こした車も見当たらなければ、警察どもが調査をしている様子も、そもそも人の姿さえなかった。まぁ、こんなものは私には関係ないだろう。

 結局、なぜこんなところで寝ているのかはわからないままだったが、いつまでもここでぼんやりしているわけにもいくまい。私は研究所に戻ることにした。太陽は真上から眠っていた私を責めるかのように照らしつけてくる。夏の暑い日差しだ。
「こいつは昼はまわってるだろうな。同僚になんて説明したらいいか……。私自身、何が起こったかわからないんだが…ありのままに話してみるしかないよなぁ」
 そんなことを考えながら研究所に向かって歩く。ここから研究所までは歩くとけっこうな距離がある。車があればすぐなのだが。タクシーでもひろえればいいのだが、私の期待とは裏腹に一台の車も道を走っていない。昼過ぎだというのにだ。
「なんだ? 今日はやけに静かじゃないか」
 通行人も全く見かけない。いや、街そのものが静かすぎる。
「なんだこれは…。まだ夢でも見ているのか?」
 不安を感じで近くに飲食店に飛び込んでみる。平日だというのに店内はからだ。従業員の姿さえない。隣の店に駆け込んでみるも様子は同じだ。その隣も、そのまた隣も同じ。どこにも誰の姿も見つけることができない。
「これは…まるでさっきの夢と同じ……?」
 私の中の不安は少しずつ大きくなる。
 誰でもいい、誰かいないのか、と私は町中を駆けまわったが、とうとう誰も見つけることはできなかった。

「はぁ……」
 陽は傾きかけて、私の心も闇に沈みかけている。私は公園のベンチに腰かけて途方に暮れていた。
 誰もいない。私以外の人間はおろか、鳥や虫の声さえも聞こえてこない。街はまさに静寂に包まれている。
 辺りが暗くなってきて、公園の明かりが自動的についた。どうやら電気や水道などは正常に機能しているらしかった。人々が消えてしまってまだあまり時間が経っていないのか、それとも私のように消えずに残っている人がいるという証拠なのだろうか。
 ふと目をやると、足元に新聞が落ちていた。日付は今日のものだ。何となしに新聞を開く。
「行方不明……か。やれやれ、こっちじゃ大量失踪だよ、まったく」
 新聞には行方不明になったというニュースがあった。どれ、行方不明者の名前は……私だ!
「ばかな! いなくなったのは他のみんなではないのか!?」
 仮にいなくなってしまったのが自分なのだとしたら、ではここはどこだ。私のよく知る街…ではないのか。
 私は知っている、幼いころよく遊んだこの公園を。一日中駆け回ったこの街の景色を。私の生まれ育ったこの街を!
 違うのは人々の姿がないということだけだ。それでも、ここは私の知っている街ではないというのか。だとすれば、ここはどこだというのだ。
「まさか似て異なる世界、パラレルワールドだとでも言うのか……いや、まさか。映画の観すぎだな…」
 それに異世界なのだとしたら、新聞に私の名前が出てくるのはやはりおかしい。ならば私以外の人々が消えてしまったと考えるほうがまだ自然だ。だが、みんなが消えてしまったのだとすれば、誰がこの新聞を書いたのか?

 突然起こった集団失踪。人々はなぜ消えてしまったのか。私以外に誰か残っている者はいないのか。
 誰か教えてくれ、一体何が起こっているというのだ……!

レポート01 了

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