特急
終日運転されている。稲鉄における最速達種別であり、主力種別である。種別色は赤。
稲城本町方面の新線では運行されない。
終日運行ではあるものの、朝ラッシュ時上りのみ設定はなく、当該時間帯・区間は通勤急行が主力となる。
2016年9月20日のダイヤ改定までは6両編成の運行も存在したが、現在は8両編成のみで運行されている。
基本的に
稲城中央~新平尾またはペアリーランドでの運行で、ほかには朝方に
若葉が丘発稲城中央行きが3本、稲城中央発城山行き、稲城中央発若葉が丘行きが1本ずつ設定されている。
稲城中央を出ると
淡雪公園まで停車駅がなく、同区間12.7㎞をノンストップで走る。
早朝1本目の下り特急は稲城中央~新平尾を最速27分で走行する。1本目の上り特急も新平尾~稲城中央を最速28分で走破する。
データイムは毎時6本運行されており、新平尾発着、ペアリーランド発着が3本ずつである。
このうち新平尾発着は新平尾駅では折り返し急行となる。
新平尾発着の特急は淡雪公園で各駅停車、若葉が丘で快速と接続する。ペアリーランド発着の特急は淡雪公園で急行と接続する。
通勤急行
早朝及び朝ラッシュ時に運行される種別で、ラッシュ時上りは特急、急行に代わり通勤急行が運行されるため、同時間帯は通勤急行が最速達種別となる。種別色はオレンジ。
特急同様、新線では運行されない。
特急と比べると
稲城市役所、百村、東長峰、
平尾団地に停車する代わりに特急が停車する若葉が丘を通過する。後述の急行と比べると大丸、若葉が丘が通過となる。
基本的に8両編成での運行だが、ラッシュ時に下り3本運行される城山行きのうちの1本のみ6両編成で運行される。
稲城中央~新平尾での運行が基本だが、下り列車を中心に区間便もあり、前述の城山行き3本のほか、淡雪公園行き、若葉が丘行き、ペアリーランド行きが1本ずつ運行されている。特に本線の淡雪公園行きは現在は通勤急行でのみ運行されており、若葉が丘行きに至っては本来通過する若葉が丘を終着駅としている。上り列車についても、ペアリーランド発が2本、城山発が1本設定されている。なお、2016年9月20日の改定までは下り通勤急行は区間便しか存在しなかったが、同改正から新平尾行きが4本設定されている。
また、前述の改定までは早朝の通勤急行は存在しなかったが、同改正から特急とともに早朝の通勤急行も設定されるようになり、稲城中央の一番列車は同駅5時27分発の通勤急行新平尾行きである。この通勤急行は稲城中央~新平尾を最速35分で走行する。9時以降の列車についても増発されている。
急行
早朝大部分及びラッシュ時上りを除き終日運転されている。前述の改定前は早朝の運用もいくつか存在したが大部分は特急及び通勤急行に格上げされる形で置き換えられ、現在は若葉が丘5時45分発の稲城本町行きを除き早朝の運用は存在しない。種別色は黄緑。
特急の停車駅に加え、稲城市役所、大丸、百村、東長峰、平尾団地に停車する。また新線での運用もあり、前述の稲城本町行き1本が該当する。新線内は
矢野口天神にも停車する。
基本8両編成で運行されるが、前述の稲城本町行きは6両編成で運行される。
基本的には稲城中央~新平尾での運行で、一部区間便もあり、前述の若葉が丘発稲城本町行きのほか、稲城中央発若葉が丘行き、ペアリーランド発稲城中央行きが1本ずつ設定されている。
データイムは毎時3本の運行で、稲城中央~新平尾で運行される。特急の項で記した通り特急とローテーションを組んでおり、新平尾到着後特急は急行に、急行は特急になる。
淡雪公園でペアリーランド発着の特急と、城山で快速と接続する。
改定前はデータイムの急行は稲城中央~新平尾を37分で結んでいたが、特急の速達性が上がった分現在の急行の所要時間は39分に増えており、また早朝の運用が特急および通勤急行に置き換えられたりと冷遇されている感が否めない種別である。
通勤快速
早朝及び朝ラッシュ時に運行される種別でラッシュ時上りは快速に代わり通勤快速が運行される。種別色は水色。
停車駅は稲城中央、
弁天通り、稲城市役所、押立、
上新田で、上新田から先は各駅に停車する。後述の快速と比べると大丸、百村が通過となる。新線及びランド線内も各駅に停車する。
ラッシュ時の運用のため基本は8両編成で運行されるが、下り列車を中心に6両編成の運用も数本存在する。
基本的に稲城中央~新平尾での運行で、区間便も多く設定されており、通勤急行が若葉が丘を通過する救済として若葉が丘発稲城中央行きが6本、稲城本町行きが2本設定されている。これらの通勤快速の中には城山で通勤急行に連絡する列車もある。ほかにもペアリーランド発稲城中央行きが3本、稲城中央発ペアリーランド行きが2本、稲城中央発、稲城本町発城山行き稲城中央、稲城本町発若葉が丘行きが1本ずつ設定されている。その一方で新平尾行きは稲城中央発が1本設定されているのみである。
上り列車は早朝は特急、ラッシュ時は通勤急行の待ち合わせ、通過待ちを行う列車もあるが、基本的には全区間で先着するダイヤとなっており、新平尾で通勤急行の直後に通勤快速を発車させることでこのようなダイヤになっている。
快速
朝ラッシュ時上りを除き終日運転されている。種別色は青。
停車駅は稲城中央、弁天通り、稲城市役所、押立、大丸、百村で、百村から先は各駅に停車する。新線及びランド線内も各駅に停車する。
4駅しか通過せず、基本的に途中で各駅停車を追い抜くこともあまりない。そのため各駅停車の補完的意味合いが強く、途中駅で待ち合わせを行う快速も多い。その一方で早朝は特急、通勤急行とともに快速も運行されており、新平尾発がほとんど存在しない各駅停車の代替的役割も持っている(現行ダイヤで新平尾発の各駅停車は3本のみ)。
その性格もあってか8両編成のほか6両編成の運用も多く存在する。
基本的に稲城本町~新平尾の運行だが区間便もあり、稲城中央発城山行き、稲城中央発ペアリーランド行き、ペアリーランド発稲城中央行きが2本、稲城中央発若葉が丘行き、若葉が丘発稲城中央行き、ペアリーランド発稲城本町行き、稲城本町発城山行きが1本ずつ設定されている。
データイムは毎時3本の運行で、稲城本町~新平尾で運行される。後述する稲城本町~若葉が丘の各駅停車とローテーションを組んでおり、稲城本町到着後快速は各駅停車に各駅停車は快速になる。
城山で急行を、若葉が丘で特急を待ち合わせる。このほか、上り快速は百村で始発の各駅停車に連絡する。
改定以前は稲城本町~若葉が丘での運行が基本だったが、改定で各駅停車に代わる形で快速が新平尾発着となった。この若葉が丘発着の快速は稲城本町で稲城市役所発着の各駅停車とローテーションしていた。
普通(各駅停車)
各駅に停車する。終日運転されている。表記上は「普通」だが車内放送では「各駅停車」と案内される。種別色は黒。
8両編成、6両編成ともに多く設定されている。また、ランド線内区間運用の普通は4両編成の設定もある。
早朝の新平尾行きの一部は全区間で先着するが、それ以外は基本的に待ち合わせ、通過待ちを行う。また、大丸~百村の複々線で優等種別に追い越される運用も多い。
データイムは毎時12本の運行で、うち稲城中央発、稲城本町発が6本ずつ設定されている。
稲城中央発着は稲城中央~百村の便、稲城中央~城山の便が3本ずつ、稲城本町発着は稲城本町~若葉が丘の便、稲城本町~稲城市役所の便が3本ずつである。
百村発着は特急に途中で追い越されるほかは全区間で先着する。城山発着は百村で特急の通過待ち、急行の待ち合わせを行う。若葉が丘発着は稲城市役所で急行を待つほか、淡雪公園で特急の待ち合わせをする。稲城市役所発着は全区間で先着する。
改定前は日中に新平尾発着も設定されていたが、これらは快速に置き換えられたため、新平尾発着の普通は大幅に減少した。
停車駅
各駅に停車する。
最終更新:2022年12月07日 11:08