エースビジョン - TRIBE NINE WIKI | トラナイウィキ

エースビジョン

＞さあ、今日も楽しくプレーしよう

伝説となった一人の男の生き様は
後世に多大なる影響を与える

レアリティ：☆☆☆

効果詳細

効果発動テンションフェーズ２
効果対象：特殊効果

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Lv.1、増幅段階（凸）1時点
操作キャラクターがジャスト回避に成功したとき、0.9秒間、周囲の時間を遅くする。
効果発動後、この効果は25秒のクールタイムに入る。

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Lv.50、増幅段階（凸）5時点
操作キャラクターがジャスト回避に成功したとき、5秒間、周囲の時間を遅くする。
効果発動後、この効果は25秒のクールタイムに入る。

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ジャスト回避
敵の攻撃が命中するタイミングで回避行動を取ることで、その攻撃を無効化する。

ストーリー

XBへの思い

「あの人やミナトトライブ……それから、これまで一緒にXBをしてきた人達みんなが、ボクを変えてくれたんだ」

これはかつてミナトトライブに所属していた青年、白金ハルの言葉である。
ハルの言う『あの人』とは、伝説のXBプレーヤーのことだ。
ハルは彼と出会って、気弱でいじめられっ子だった人生が変わった。
そもそもXBは、各シティで後を絶たないトライブ間の抗争に決着をつけるために生まれたものだったが、やがて多くの若者達がその魅力に取り憑かれていった。

「昔は、『壊し屋』って呼ばれてたね～」

これもミナトトライブに所属する大門愛海という青年の言葉だ。
その伝説のプレーヤーは、頭ひとつ抜けたセンスとポテンシャルを兼ね備えていたものの、最初は苛立ちをぶつけるように、バトルで暴力を振るっていたという。
そんな彼を変えたのが、今のミナトトライブのリーダー、有栖川さおりだ。

「あなたが壊しているのは、あなた自身なのよ！　わからない？」

人を傷つけることの無意味さ、自分自身と他人を思いやる心の大切さを訴えた彼女の言葉により、彼は心を入れ替えた。
純粋にXBを楽しむことを知った彼は、以降XBでの荒れたプレーをやめたという。
そんな彼のフェアで華麗なプレーは多くの人を魅了し、憧れさせた。そして同時に嫉妬も買った。

「オレはアイツを倒して最強のプレーヤーになるんだ！」

これはミナトトライブに所属していた元漁師の青年、タイガの言葉。

「へへ…俺だって一部ではバーサーカー三田と恐れられる──うぐぉ！」

これも同じミナトトライブに所属した三田三太郎という男の言葉だが、どちらも彼には結局敵わなかった。
多くの者達にとって、彼に勝つことが人生の目標となり、同時にそれは憧れへと転化した。
だがその後…世界を席巻しようとしていたチヨダトライブと激しくXBで戦った彼は、その夜、持病を悪化させてこの世を去った。

「目を閉じない。両目で見る」

これは彼が残した言葉だが、まさにXBと共に生き、まっすぐに前だけを見て、命賭けでプレーしたと言える。
多くの者たちがXBを熱望したことには、彼のそんな影響があったに違いない。

「さあ、今日も楽しくプレーしよう」

最もXBを愛し、楽しんだ男──その呟きが聞こえてくるようだ。