栄枯盛衰

>勝つことがすべてだ。それ以外は何もいらぬ
新たな王は真の強さを求め
新たな闘争の歴史を生む
新たな闘争の歴史を生む
レアリティ:☆☆☆
効果詳細
効果発動テンションフェーズ0
効果対象:特殊条件
効果対象:特殊条件
Lv.1、増幅段階(凸)1時点
チェインスキルがヒットしたとき、操作キャラクターに【支配】を付与し、そのエネミーに【征服】を付与する。
【支配】が最大スタックのとき、戦術スキルダメージを6.01%増加する。
チェインスキルがヒットしたとき、操作キャラクターに【支配】を付与し、そのエネミーに【征服】を付与する。
【支配】が最大スタックのとき、戦術スキルダメージを6.01%増加する。
【征服】
最大6スタック。
これを持つエネミーに対して、1スタックごとにセカンダリ攻撃ダメージ倍率を1.48%増加する。
最大6スタック。
これを持つエネミーに対して、1スタックごとにセカンダリ攻撃ダメージ倍率を1.48%増加する。
【支配】
最大6スタック。この効果は、キャラクターチェンジを行うと失われる。
最大6スタック。この効果は、キャラクターチェンジを行うと失われる。
Lv.50、増幅段階(凸)5時点
チェインスキルがヒットしたとき、操作キャラクターに【支配】を付与し、そのエネミーに【征服】を付与する。
【支配】が最大スタックのとき、戦術スキルダメージを33.4%増加する。
チェインスキルがヒットしたとき、操作キャラクターに【支配】を付与し、そのエネミーに【征服】を付与する。
【支配】が最大スタックのとき、戦術スキルダメージを33.4%増加する。
【征服】
最大6スタック。
これを持つエネミーに対して、1スタックごとにセカンダリ攻撃ダメージ倍率を8.25%増加する。
最大6スタック。
これを持つエネミーに対して、1スタックごとにセカンダリ攻撃ダメージ倍率を8.25%増加する。
【支配】
最大6スタック。この効果は、キャラクターチェンジを行うと失われる。
最大6スタック。この効果は、キャラクターチェンジを行うと失われる。
ストーリー
新王即位
「早速国民に対し、新しい王の誕生を宣布いたしましょう」
神木の言葉に王次郎はすぐには答えなかった。
静かに虚空を見つめる。
天心の亡骸が脳裏によぎっていた。体を貫いた感触がまだ拳に残っている。
静かに虚空を見つめる。
天心の亡骸が脳裏によぎっていた。体を貫いた感触がまだ拳に残っている。
──天心は王にふさわしくなかった。
姑息な手段で勝利してなんの意味があるのか。
それは闘争そのものへの冒涜だ。
それは闘争そのものへの冒涜だ。
王次郎は最も激しい闘争に勝利し、頂点に立つものこそが王にふさわしいと考えていた。
「法の改正が必要だな」
「王次郎様の求める世界を実現するためなら、異議はありません」
「王次郎様の求める世界を実現するためなら、異議はありません」
最も激しい闘争──すなわち、真のXBを行うにはその舞台が必要であり、緩み切ったルールを根底から叩き直さねばならない。
「ちなみにどのようなルールをお考えで?」
「すべての武器の使用を許可する。いかなる事故でもゲームの中止はない」
「ふふ、血も涙もない」
「勝敗が決したのち、勝利トライブは敗北トライブにいかなる命令も下すことができる」
「絶対勝者の誕生、真の王たる証を世界に示せますね」
「すべての武器の使用を許可する。いかなる事故でもゲームの中止はない」
「ふふ、血も涙もない」
「勝敗が決したのち、勝利トライブは敗北トライブにいかなる命令も下すことができる」
「絶対勝者の誕生、真の王たる証を世界に示せますね」
神木が含み笑いを漏らす横で、王次郎は口をつぐんだ。
あの時の衝撃を、ふとこめかみに感じたのだ。
あの時の衝撃を、ふとこめかみに感じたのだ。
かつてミナトトライブとXBをした際、立ちはだかった男──
奴は伝説のXBプレーヤーと呼ばれていたが、王次郎の投げたボールを見事に打ち返し、その返球が王次郎の付けていたフェイスガードを砕いたのだ。
あの時の衝撃を屈辱と共に何度も思い出す。
奴は伝説のXBプレーヤーと呼ばれていたが、王次郎の投げたボールを見事に打ち返し、その返球が王次郎の付けていたフェイスガードを砕いたのだ。
あの時の衝撃を屈辱と共に何度も思い出す。
戦いの結果は王次郎が勝利し、奴はその直後、息を引き取ったという。自分との戦いが原因なのかは知らないが、もうこの世にはいない。だが王次郎の脳裏には、薄ら笑うあの男の顔がいまだこびりついていた。
「解散を命じても従わないトライブも多いですからね。新XB法は効果的でしょう」
王次郎の気持ちを察したのか、神木が言った。
勝利の権威により解散を命じたのに、ミナトトライブはまだ存続していた。新たなリーダーを据えて、あの漢の意志を受け継いでいるのだ。
勝利の権威により解散を命じたのに、ミナトトライブはまだ存続していた。新たなリーダーを据えて、あの漢の意志を受け継いでいるのだ。
…目障りだ。
次こそは根絶やしにして、二度と脳裏に蘇ることなきよう存在そのものを抹消せねばならない。
「この闘争を制し、すべての者を下し、勝者となる」
王次郎の言葉に兵士たちが一斉に背筋を伸ばした。神木が手配していたのか、いつの間にか王次郎の背後に並んでいた。王次郎は真っ直ぐ前を睨み、宣言した。
「チヨダはミナトトライブと戦う」
添付ファイル