パワーレゾナンス

>神谷さん…見ててください!
一人前のXBプレーヤーとして
成長した白金ハル
成長した白金ハル
レアリティ:☆☆☆
効果詳細
効果発動テンションフェーズEX
効果対象:条件を満たしたキャラクターのみ
効果対象:条件を満たしたキャラクターのみ
Lv.1、増幅段階(凸)1時点
パーティメンバーに付与されている【王道】を全スタック操作キャラクターに受け渡す。
3.6秒後、操作キャラクターが所持している【王道】は失われる。
パーティメンバーに付与されている【王道】を全スタック操作キャラクターに受け渡す。
3.6秒後、操作キャラクターが所持している【王道】は失われる。
Lv.50、増幅段階(凸)5時点
パーティメンバーに付与されている【王道】を全スタック操作キャラクターに受け渡す。
20秒後、操作キャラクターが所持している【王道】は失われる。
パーティメンバーに付与されている【王道】を全スタック操作キャラクターに受け渡す。
20秒後、操作キャラクターが所持している【王道】は失われる。
【王道】
最大30スタック。
スタック数に応じて、自身のプライマリ攻撃、セカンダリ攻撃、チェインスキルダメージ倍率を0.1%増加する。
自然回復以外の手段でスタミナを回復したとき、1スタック獲得する。
最大30スタック。
スタック数に応じて、自身のプライマリ攻撃、セカンダリ攻撃、チェインスキルダメージ倍率を0.1%増加する。
自然回復以外の手段でスタミナを回復したとき、1スタック獲得する。
ストーリー
意志とバットを受け継いで
1回表。ピッチャーの投げたボールが、キャッチャーのミットに向かって一直線に飛んでいく。
そのボールの進撃が決して妨げられない自信が、ピッチャーにはあった。
そのボールの進撃が決して妨げられない自信が、ピッチャーにはあった。
しかし──。
「はあああああっ!!」
気合のこもった雄叫びとともに、あっけなくその自信は打ち砕かれる。
ピッチャーが対峙せしミナトトライブ──とのバッター、白金ハルによって。
バットがボールを打つ際は通常、ただの物理的な打球音しか出ないはず。
しかしそのとき起こったのは、大気を揺るがすほどの爆発音。
振り抜かれたバットは見事ピッチャーのボールを打ち返した。
青く輝くXBボールは、強烈な打球音に相応しい勢いで飛翔し、遥か遠いミナトタワーの方へと消えていく。
ピッチャーが対峙せしミナトトライブ──とのバッター、白金ハルによって。
バットがボールを打つ際は通常、ただの物理的な打球音しか出ないはず。
しかしそのとき起こったのは、大気を揺るがすほどの爆発音。
振り抜かれたバットは見事ピッチャーのボールを打ち返した。
青く輝くXBボールは、強烈な打球音に相応しい勢いで飛翔し、遥か遠いミナトタワーの方へと消えていく。
「よし…!」
ハルはボールを視線で追いかけながら、達成感に思わず呟いた。
チヨダ対戦を乗り越えたハルは、何にも自信が持てなかったかつての彼とは違う。
相手トライブのエースであろうと怯えず対峙し、紛れもない自分自身の実力でヒットを掴み取る、自身に満ちたXBプレーヤーだ。
チヨダ対戦を乗り越えたハルは、何にも自信が持てなかったかつての彼とは違う。
相手トライブのエースであろうと怯えず対峙し、紛れもない自分自身の実力でヒットを掴み取る、自身に満ちたXBプレーヤーだ。
「走れぇえええ! ハルぅうううう!」
ベンチから飛んでくるタイガの声を背に受けて、ハルは一塁に向けて駆け出す。
「ハルのやつ、すっかりあのバットを使いこなしてるじゃねーか」
ハルのバットは、XBギアの中でも扱いの難しいビームバットである。
かつてミナトトライブのエース神谷瞬が愛用していたもので、現在はハルに受け継がれた。
少し前まではその暴れん坊ならぬ暴れん棒っぷりに、四苦八苦していたが──。
かつてミナトトライブのエース神谷瞬が愛用していたもので、現在はハルに受け継がれた。
少し前まではその暴れん坊ならぬ暴れん棒っぷりに、四苦八苦していたが──。
「そうね。スイングの時の姿、まるで…神谷みたい」
そう評するのは、ミナトトライブのリーダー、有栖川さおり。
「本当に…神谷を思い出すわ…」
思わず有栖川はハルにかつての相棒の姿を重ねてしまう。
まさかつい最近までヒヨッコだった彼を重ねてしまうなど、自分でも驚きだ。
きっとハルはこれからもっと強くなる…もしかすると彼を超えるかもしれない。
有栖川は期待とともにそう思った。
まさかつい最近までヒヨッコだった彼を重ねてしまうなど、自分でも驚きだ。
きっとハルはこれからもっと強くなる…もしかすると彼を超えるかもしれない。
有栖川は期待とともにそう思った。
間もなく、観戦モニターが一塁に到着したハルを映し出した。
一塁の守備もあっさり突破したようだ。
一塁の守備もあっさり突破したようだ。
「さあ…今日も楽しんでいこう!」
ハルはモニター越しに仲間と──そして対戦相手に、明るい笑みを送るのだった。
添付ファイル