刹那の洞察

>もっと強くなるわよっ! あいつらがいなくてもね…
リーダーシップを発揮する有栖川
仲間達の思いを背負い走り続ける
仲間達の思いを背負い走り続ける
レアリティ:☆☆☆
効果詳細
効果発動テンションフェーズ1
効果対象:特殊効果
効果対象:特殊効果
Lv.1、増幅段階(凸)1時点
操作キャラクターがドッジカウンターに成功したとき、0.9秒間、周囲の時間を遅くする。
効果発動時、テンションを30消費する。
操作キャラクターがドッジカウンターに成功したとき、0.9秒間、周囲の時間を遅くする。
効果発動時、テンションを30消費する。
Lv.50、増幅段階(凸)5時点
操作キャラクターがドッジカウンターに成功したとき、5秒間、周囲の時間を遅くする。
効果発動時、テンションを30消費する。
操作キャラクターがドッジカウンターに成功したとき、5秒間、周囲の時間を遅くする。
効果発動時、テンションを30消費する。
ストーリー
駆け抜けた夜に
「これで決める――はあああー!!」
トライブ同士のプライドをぶつけ合うXB。
有栖川は渾身の一打でミナトトライブを逆転勝利に導いた。
有栖川は渾身の一打でミナトトライブを逆転勝利に導いた。
しかし…。
「ダメね…みんな、今からランニングよ」
ゲーム後の有栖川の一言に、お祝いムードが凍りつく。
メンバーが困惑する中、三田が苦笑しつつ反対した。
メンバーが困惑する中、三田が苦笑しつつ反対した。
「スパルタなのも悪くねーけどよ…たまには優しくしよーぜ? ここんとこ接戦ばっかで全員お疲れ…だろ?」
一同、頷くように疲れた顔を浮かべる。
すると有栖川は一瞬寂しげに遠くを見つめ…仲間に背を向けた。
すると有栖川は一瞬寂しげに遠くを見つめ…仲間に背を向けた。
「…そうね。じゃ、みんなまた明日」
有栖川はひとり走り出す。
仲間たちが戸惑いつつ、疲れた顔で彼女を見送る中…ハルは、その後ろ姿を追って走り出した。
仲間たちが戸惑いつつ、疲れた顔で彼女を見送る中…ハルは、その後ろ姿を追って走り出した。
「ボク、行きます!」
「え、ハルくん!?」
「なんか…走り足りないので!」
「ったく、しょうがねーな!」
「タイガも行くのかよ!? 待てって!」
「え、ハルくん!?」
「なんか…走り足りないので!」
「ったく、しょうがねーな!」
「タイガも行くのかよ!? 待てって!」
ひとり、またひとりと走り出すメンバー達。
先を行く有栖川とハルの姿に、熱い感情が呼び覚まされ…やがて、全員が競い始める。
先を行く有栖川とハルの姿に、熱い感情が呼び覚まされ…やがて、全員が競い始める。
「ラスト、ミナトタワー!」
有栖川の掛け声で、最後の力を振り絞る。
「うおおおおーーー!!!」
三田、ハル、タイガの3人が先頭に並ぶ。
だが、ミナトタワーに一番にゴールしたのは、3人を抜き返した有栖川だった。
僅差で敗れはしたものの、どこか清々しい顔のメンバー達。
最後に大門が塁を踏んで、また全員が集合した。
だが、ミナトタワーに一番にゴールしたのは、3人を抜き返した有栖川だった。
僅差で敗れはしたものの、どこか清々しい顔のメンバー達。
最後に大門が塁を踏んで、また全員が集合した。
「はぁ…はぁ…疲れた…。さおりん…今日はちょっと…頑張りすぎじゃない…?」
「…足りないわよ、まだまだ…」
「…足りないわよ、まだまだ…」
有栖川はミナトの空を見上げる。
「今日のXBもギリギリだったでしょ? でも、神谷やカズキがいたら、苦戦なんてしなかったと思う。そんな相手に負けたら…きっとあのふたり、がっかりするわ。不甲斐ない私達に…」
「確かに、そうかもね…」
「カズキならぜってーバカにしてくんな」
「神谷さんには、またツマンナイって言われそうですね…」
「ふたり揃ったら地獄だな!? 想像したくねーぜ!」
「確かに、そうかもね…」
「カズキならぜってーバカにしてくんな」
「神谷さんには、またツマンナイって言われそうですね…」
「ふたり揃ったら地獄だな!? 想像したくねーぜ!」
全員が有栖川の話に同調する。
「ふふっ…でしょ? だから私はもっと頑張って、ミナトトライブを前よりも強くしていきたいの! 逆にふたりが、自分達は必要ないんだってがっかりするくらいね!」
イタズラを思いついた子供のように、ぱっと笑みを浮かべる一同。
かつての仲間への想いが、より団結を強めるのだった。
かつての仲間への想いが、より団結を強めるのだった。
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