バッドウィッシュ

>オオタだったら、イノチ取られてるかもよ
荒れたオオタを生き抜いてきた
その眼光は鋭く獰猛
その眼光は鋭く獰猛
レアリティ:☆☆☆
効果詳細
効果発動テンションフェーズ1
効果対象:条件を満たしたキャラクターのみ
効果対象:条件を満たしたキャラクターのみ
Lv.1、増幅段階(凸)1時点
操作キャラクターは、回復効果を受けつけなくなる代わりに、クリティカル率を2.4%増加し、【死線】を付与する。
この効果は、キャラクターチェンジを行うと失われる。
操作キャラクターは、回復効果を受けつけなくなる代わりに、クリティカル率を2.4%増加し、【死線】を付与する。
この効果は、キャラクターチェンジを行うと失われる。
死線
最大3スタック。
時間経過でスタックが増える。
スタック数に応じて、クリティカル率を2.4%増加し、スタミナの自然回復速度を3.6%増加する。
エネミーからダメージを受けるか、キャラクターチェンジを行うとき、スタックを全て失う。
最大3スタック。
時間経過でスタックが増える。
スタック数に応じて、クリティカル率を2.4%増加し、スタミナの自然回復速度を3.6%増加する。
エネミーからダメージを受けるか、キャラクターチェンジを行うとき、スタックを全て失う。
Lv.50、増幅段階(凸)5時点
操作キャラクターは、回復効果を受けつけなくなる代わりに、クリティカル率を13.34%増加し、【死線】を付与する。
この効果は、キャラクターチェンジを行うと失われる。
操作キャラクターは、回復効果を受けつけなくなる代わりに、クリティカル率を13.34%増加し、【死線】を付与する。
この効果は、キャラクターチェンジを行うと失われる。
死線
最大3スタック。
時間経過でスタックが増える。
スタック数に応じて、クリティカル率を13.34%増加し、スタミナの自然回復速度を20%増加する。
エネミーからダメージを受けるか、キャラクターチェンジを行うとき、スタックを全て失う。
最大3スタック。
時間経過でスタックが増える。
スタック数に応じて、クリティカル率を13.34%増加し、スタミナの自然回復速度を20%増加する。
エネミーからダメージを受けるか、キャラクターチェンジを行うとき、スタックを全て失う。
ストーリー
生き抜く者の眼光
えのきがいない…ツキがそれに気づいたのは、おやつの時間の直前だった。
ツキは今、おやつのドーナツを手にして街中を歩き回っている。
何も言わずに姿を消した仲間が心配で、おやつの時間が過ぎても探し続け…
お腹が空いて、持ってきたドーナツを食べたくなっても探し続け…
そして日が暮れかけた頃にようやく、ダメもとで入ってみた廃ビルの屋上で、求める後ろ姿を見つけた。
何も言わずに姿を消した仲間が心配で、おやつの時間が過ぎても探し続け…
お腹が空いて、持ってきたドーナツを食べたくなっても探し続け…
そして日が暮れかけた頃にようやく、ダメもとで入ってみた廃ビルの屋上で、求める後ろ姿を見つけた。
長いツインテールが風に揺れている。
見慣れた姿は屋上の縁に座り込み、街を見下ろすように俯いていた――破れた古い金網の向こうで。
見慣れた姿は屋上の縁に座り込み、街を見下ろすように俯いていた――破れた古い金網の向こうで。
「危ない…!」
ツキが慌ててえのきに駆け寄り、金網越しに声をかけようとしたその時…それまで動く素振りのなかった彼女が唐突に背後を振り返った。
「…なに?」
鋭く睨みつける、刃物のような眼光。
ツキがかけようとしたはずの言葉は、喉元で詰まって出てこなくなった。
冷たい目線に射すくめられ、ツキの唇は震えるばかりで言葉を発さず――
ツキがかけようとしたはずの言葉は、喉元で詰まって出てこなくなった。
冷たい目線に射すくめられ、ツキの唇は震えるばかりで言葉を発さず――
「あれ、なんだ、ツキか~」
永遠にも感じる沈黙を破ったのは、普段通り無邪気に笑ったえのきの声。
「いきなり後ろから走って来るなんて、危ないことしちゃダメだよ~。オオタだったら、バラされちゃってるかも!」
「えっ…? オオタシティって、そんな怖いところなの…?」
「怖くないよ~。それがフツーだもん。まわりはみ~んな、敵ばっかり~。やられる前にやっちゃえ、ど~ん!」
「えっ…? オオタシティって、そんな怖いところなの…?」
「怖くないよ~。それがフツーだもん。まわりはみ~んな、敵ばっかり~。やられる前にやっちゃえ、ど~ん!」
えのきは愉快そうに笑いながら、ひょいと金網の仕切りを飛び越えた。
そこで何かに気づいたようで…えのきはツキに近寄り、くんくんと鼻を動かす。
そこで何かに気づいたようで…えのきはツキに近寄り、くんくんと鼻を動かす。
「いい匂い! なんか持ってるでしょ」
「あ、ドーナツならあるけど…」
「ちょーだい。ね、これあげるから」
「あ、ドーナツならあるけど…」
「ちょーだい。ね、これあげるから」
そう言ってえのきが差し出したのは、綺麗に6面が揃ったキューブパズルだ。
「えっ…ドーナツでいいの?」
「だって、もう解けちゃったし」
「だって、もう解けちゃったし」
交換が成立するや否や、えのきはすぐに封を開けて頬張り始める。
満足げに笑うその顔は、いつも通りの彼女だった。
満足げに笑うその顔は、いつも通りの彼女だった。
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