ヘヴィメタル

>今はみんながいる。もうあの頃とは違うんだ
温厚な男の昔の姿
今はその力を仲間のために
今はその力を仲間のために
レアリティ:☆☆☆
効果詳細
効果発動テンションフェーズEx
効果対象:条件を満たしたキャラクターのみ
効果対象:条件を満たしたキャラクターのみ
Lv.1、増幅段階(凸)1時点
戦術スキルを実行したとき、10秒間、守備力を90%増加し、ひるみにくくなる。
効果発動中、移動速度が25%減少する。効果発動時、テンションを10消費する。
戦術スキルを実行したとき、10秒間、守備力を90%増加し、ひるみにくくなる。
効果発動中、移動速度が25%減少する。効果発動時、テンションを10消費する。
Lv.50、増幅段階(凸)5時点
戦術スキルを実行したとき、10秒間、守備力を500%増加し、ひるみにくくなる。
効果発動中、移動速度が25%減少する。効果発動時、テンションを10消費する。
戦術スキルを実行したとき、10秒間、守備力を500%増加し、ひるみにくくなる。
効果発動中、移動速度が25%減少する。効果発動時、テンションを10消費する。
ストーリー
不良時代
「それじゃ、ミナトトライブの勝利を祝って…乾杯!」
「かんぱーい!」
「かんぱーい!」
今日も、さおりんの音頭で祝勝会が始まった。
XBの後だから、みんなお腹が空いてるみたいだ。
特にタイガくんは、いつも以上のペースで食べている。
大皿に残っていた一番大きなお肉も、タイガくんが持っていってしまった。
あらら、みっちゃんが狙ってたのに。
XBの後だから、みんなお腹が空いてるみたいだ。
特にタイガくんは、いつも以上のペースで食べている。
大皿に残っていた一番大きなお肉も、タイガくんが持っていってしまった。
あらら、みっちゃんが狙ってたのに。
「タイガ、お前食いすぎだ! ひとりでほとんど食ってんじゃねーか!」
「まあまあ…また作ってくるよ」
「ほら、愛海ちゃんがいいって言ってんだからいーじゃん」
「まあまあ…また作ってくるよ」
「ほら、愛海ちゃんがいいって言ってんだからいーじゃん」
みっちゃんはため息をついた。
確かに独り占めはよくないけど、遠慮しちゃうのはもったいない。
その分、僕がたくさん作ればいいしね。
確かに独り占めはよくないけど、遠慮しちゃうのはもったいない。
その分、僕がたくさん作ればいいしね。
「愛海も丸くなっちまったな」
「愛海さん、昔は違ったんですか?」
「ハルやタイガは知らねーだろうけど、愛海は怖ーい不良だったんだからな。自慢の怪力でなんでも持ち上げて、全部きれいさっぱりにしちまうんだ。車を投げ飛ばしたりもしたんだぜ」
「愛海さん、昔は違ったんですか?」
「ハルやタイガは知らねーだろうけど、愛海は怖ーい不良だったんだからな。自慢の怪力でなんでも持ち上げて、全部きれいさっぱりにしちまうんだ。車を投げ飛ばしたりもしたんだぜ」
確かにそんなこともあったけど…自慢だなんてとんでもない。
力で人を傷つけてばかりいた、僕の恥ずかしい過去だ。
力で人を傷つけてばかりいた、僕の恥ずかしい過去だ。
「く、車を…」
「その…ハルくん。もうそんなことはしないから怖がらないでくれると…」
「大丈夫だろ、ハル。車を持ち上げるなんて話盛りすぎだぜ」
「その…ハルくん。もうそんなことはしないから怖がらないでくれると…」
「大丈夫だろ、ハル。車を持ち上げるなんて話盛りすぎだぜ」
タイガくんは気にしてないみたいだ。
ほっとしてキッチンに入ると、お皿がカタカタ揺れている。
置き方が悪かったのかな…と思ったら、地面が激しく揺れ始めた――地震だ!
ほっとしてキッチンに入ると、お皿がカタカタ揺れている。
置き方が悪かったのかな…と思ったら、地面が激しく揺れ始めた――地震だ!
「愛海さん、危ない!」
ハルくんの声で、キッチンの大きな冷蔵庫が倒れかけているのに気づく。
でも、これくらいなら大丈夫。
傾いてきた冷蔵庫を片手で押さえて、揺れが収まるまで支えた。
冷蔵庫を元に戻して、みんなの方を振り向くと、ハルくんとタイガくんが口をぽかんと開けて僕を見ていた。
でも、これくらいなら大丈夫。
傾いてきた冷蔵庫を片手で押さえて、揺れが収まるまで支えた。
冷蔵庫を元に戻して、みんなの方を振り向くと、ハルくんとタイガくんが口をぽかんと開けて僕を見ていた。
「あんな重いものを片手で…」
「…ネオトーキョーにはこんな言葉があるんだぜ。地震雷火事愛海ってな」
「マジか…」
「あんた達、驚いてないで心配しなさいよね。愛海、大丈夫?」
「うん、平気。でも、最近地震が多くて怖いね…」
「そうね…悪いことが起きないといいけど」
「…ネオトーキョーにはこんな言葉があるんだぜ。地震雷火事愛海ってな」
「マジか…」
「あんた達、驚いてないで心配しなさいよね。愛海、大丈夫?」
「うん、平気。でも、最近地震が多くて怖いね…」
「そうね…悪いことが起きないといいけど」
悪いこと…。
王次郎との戦いで、みんなたくさんケガをした。
カズキくんもまだ、見つかっていない…。
また、仲間が傷つくようなことが起こるんだろうか?
王次郎との戦いで、みんなたくさんケガをした。
カズキくんもまだ、見つかっていない…。
また、仲間が傷つくようなことが起こるんだろうか?
「大丈夫だよ」
いや、そんなことにはさせない。
この力を活かして、仲間を守るんだ。
――昔の僕とは違うから。
この力を活かして、仲間を守るんだ。
――昔の僕とは違うから。
「みんなのことは僕が守るからね」
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