反発衝動

>遂に…私の悲願が成就するときが来たのです!
天才の名をほしいままにした男の
どうしても叶えたかった野望…
どうしても叶えたかった野望…
レアリティ:☆☆
効果詳細
効果発動テンションフェーズ1
効果対象:パーティー全員
効果対象:パーティー全員
Lv.1、増幅段階(凸)1時点
操作キャラクターがパリィカウンターに成功したとき、テンションを10増加する。
【覇道】状態のエネミーがいるとき、この効果を2倍にする。
効果発動後、この効果は5秒のクールタイムに入る。
操作キャラクターがパリィカウンターに成功したとき、テンションを10増加する。
【覇道】状態のエネミーがいるとき、この効果を2倍にする。
効果発動後、この効果は5秒のクールタイムに入る。
Lv.50、増幅段階(凸)5時点
(情報求む)
(情報求む)
【覇道】
特定のキャラクターを永続的にターゲットする。
この効果は上書きすることができず、【注目】よりも優先される。
【覇道】状態のエネミーが、ターゲットしているキャラクターを攻撃するとき、ダメージを5%軽減する。
【覇道】はターゲットとなるキャラクターがノックアウトされると失われる。
特定のキャラクターを永続的にターゲットする。
この効果は上書きすることができず、【注目】よりも優先される。
【覇道】状態のエネミーが、ターゲットしているキャラクターを攻撃するとき、ダメージを5%軽減する。
【覇道】はターゲットとなるキャラクターがノックアウトされると失われる。
ストーリー
曲田 全一
「また、駄目だ…こんなものは想像上の話でしかない…」
曲田全一は深い溜息をつき、読みかけだった分厚い書籍を閉じる。
鳳家を離れてから、一意専心、ただひたすらに死後の世界について研究を続けてきた。だが、確かなことは何もわからない。天才と呼ばれた自分ならば、誰もたどり着いていない事実の解明だって出来る。そう、思っていた。
それなのにどんな文献を読み漁っても、あらゆる実験を繰り返しても、得られるのは与太話か、違ったとしても空想の域を出ない仮説ばかり。
鳳家を離れてから、一意専心、ただひたすらに死後の世界について研究を続けてきた。だが、確かなことは何もわからない。天才と呼ばれた自分ならば、誰もたどり着いていない事実の解明だって出来る。そう、思っていた。
それなのにどんな文献を読み漁っても、あらゆる実験を繰り返しても、得られるのは与太話か、違ったとしても空想の域を出ない仮説ばかり。
「時間は無限ではないというのに…!」
これまで、自分がやりたいことはなんであろうと成し遂げてきた男の胸に去来したもの、それは今まで体験したことがない、身が捩れるほどの焦燥感であった。
そんなとき、ネオチヨダシティに緊急速報が鳴り響いた。
そんなとき、ネオチヨダシティに緊急速報が鳴り響いた。
「ゼロと名乗る侵略者が各シティを攻撃しています。落ち着いて避難を!!」
直後、爆発音と地鳴りが響く。まるで想定外の出来事だったが、曲田の口元には不気味な笑みが浮かぶ。これで何かが変わる…そんな予感がした。
「ふうん…死後の世界を研究したい、ねえ。まあ、好きにすれば?」
ゼロによる侵攻の混乱を乗り越えることなど、曲田にとっては容易いことだった。そして、遂には彼と対面し、言葉を交わす機会を得ることができた。
「ええ、そのためにあなたの協力が必要不可欠なのです。死者さえ自由自在に弄ぶ、その力が…ね」
その言葉を聞いたゼロは、自らの力を知られているにも関わらず驚かないばかりか、むしろ、興味を失ったかのようにため息をついた。
「俺を利用したいってのはちょっと面白いけどさ、なんかキミ、あんまり心惹かれないんだよね。ま、叶えたい願いがあるっていうのなら、この後のゲームをがんばってみなよ」
それだけ言うと、ゼロの姿は瞬時のうちに掻き消えた。
「ええ…がんばってみせますよ。どんな手を使おうともね…」
あれから、数ヶ月が過ぎ去った。首尾よく統治ルールのチャンピオンとなった曲田は、自らの願いを成就させるための手筈をすべて整えた。
そして、彼の手の中には小さな錠剤が…。
そして、彼の手の中には小さな錠剤が…。
「今日は…私にとって、いや、世界にとって記念すべき日になります…!」
錠剤を嚥下し、動かなくなった曲田の体が今どこにあるのか…それは、誰も知らない。
添付ファイル