Opening.05
GM:次はDudsのオープニングになりますが、Dudsは普段何をしてる人でしたっけ?
Duds:家でのほほんとしています。
八ッ尾:なんかここだけ平和だぞ(笑)。
九頭:(寮の生徒)管理人さーん。廊下の電灯切れてるんだけどー。
Duds:あぁ、すみませんただいまー。
九頭:(寮の生徒2)管理人さーん。トイレの紙がないんだけどー。
Duds:それは自分で買ってくださーい。
GM:すまない、この『しゃわー』と言うものはどうやって使うのだろうか? とシャルが(爆笑)。
Duds:ああ、それはこのノブをひねって使うんです。
大燦寺:管理人さーん。お花畑が足りなーい。
Duds:屋上にはもう行きました?
大燦寺:屋上にお花畑があるの? わーい。
GM:なんで大燦寺が寮にいるの!?
九頭:管理人さん、ジャイアンがいじめるよぅ
duds:はいはい、のびた君を出せばいいんですね?
それは違う
八ッ尾:そして「管理人さん。だいすきだーぁ!」と寮のあほな生徒が(爆笑)。
duds:クロスカウンタァア!
GM:何やってるんだ(笑)。
八ッ尾:いや、ほら。管理人さんって惚れられないと生きていけない存在だから。
九頭:高橋留美子がそう決めたんだよ(笑)。
GM:ではそんないつもどたばたフランス寮に来客がやってきます、Dudsのコネクションの来嶋牡丹ですね。
「あらあら、まぁまぁ。大変ですねぇ。三橋さん」
Duds:ああ、お久しぶりです牡丹さん。
GM:「お久しぶりですね。元気そうで安心しました。瑞村君の方もお元気ですか?」
Duds:ああ、彼ならそこに……
九頭:管理人さん、だぁい好きだぁー!
GM:(九頭PLを銃撃しつつ)それ春紫君違うから!
大燦寺:瑞村君は多分それを複雑な表情で見ている。
九頭:くそ、僕だって、僕だって言いたいのに。
大燦寺:しかしその足は一歩も動かない。
八ッ尾:そして3ヵ月後、元気に走り回る瑞村君の姿が……。
なんか違う話になってない?
Duds:まぁ、彼らへの突っ込みはシャルさんに任せておきましょう。
GM:彼女はいまシャワー中のようだけど?
八ッ尾:(シャルになって)これは凄いな、湯が出るのか!
九頭:ああ、やばい。いまナチュラルに「タオルの用意を」とか言いそうになった。
大燦寺:ははははは(笑)
Duds:(ステキな笑顔で)すればいいのに。
九頭:いや、違う部屋だって。
Duds:(笑顔のまま)すればいいのに。
九頭:まぁ、シャルは貴人だからそんなこと気にしないか。
GM:本人が気にしなくても他の人が気にするんじゃ……。
大燦寺:気が付いたらシャルファンクラブとか出来てたりしてな(笑)。
Duds:あぁ、ありそう(笑)。
それで牡丹さんはどのようなご用件でしょう?
GMおっと、つい日常の描写を楽しんでしまった。ではフランス寮の日常っぷりをほほえましく眺めていた牡丹さんは真面目な表情にもどって言います。
「用件と言うのは、瑞村君についてです。この前(前回のED)にも少しお話したと思うんですけれど」
Duds:はい。引き続き、ということでしたよね。
GM:「その事なんですが、隣の穂積市に八ッ尾学園と言うところがあるじゃないですか。あそこの理事長さんがまたこちらにいらっしゃるらしくて」
Duds:前と同じような用件、と言う事なんでしょうかねぇ。
GM;「そうではなく、どうやら春紫君に関することのようで……」
Duds:話を促します。
GM:では牡丹さんは出されたお茶を啜ったり、暫くの間いい辛そうな雰囲気でいるんですが、意を決したように切り出します。
「
Dudsさんは奈落についてあまり詳しくはありませんでしたよね」
九頭:ではこのパッチを当ててください。
Duds:そんな機能はない(笑)! プレイヤーとしては、奈落について調べるとシャードがそっと教えてくれる、位のつもりでいるけど。
GM:ナラクテキナラクテキコロセコロセ Kill Them All!!
大燦寺:それシャードじゃなくて精霊さんだから(笑)。
GM:まぁ、冗談はさて置き(笑)。「もうすぐ、春紫君の下に、彼の保護者を自称するような方がいらっしゃると思うんですけれど」
Duds:え、それが八ッ尾さんですか!?
GM:「あ、いえそうではなくて」
Duds:今の話の流れだとそうなっちゃいますよ(笑)。とちょっと笑いながら、ではこの方ですか? と《マトリックスコピー》でグナーデの姿を真似てみましょうか。
GM:それには牡丹さんは「ええ、その方です」と目を見開きます。
Duds:お茶でもお出しすればいいですかね?
GM:「そうですね、できれば毒入りでお願いします」
Duds:なるほど。つまり八ッ尾さんはその方に対処するために?
GM:「いえ、残念ながらそういうわけでもないんです。……Dudsさんは瑞村君をどう思います?」
Duds:かわいい子ですよね。
九頭:管理人さんだいすきd(ry
Duds:(無言で突っ込み)
大燦寺:ファンクラブの多い寮だな、ここ(笑)。
GM:「Dudsさんは随分と生徒さんたちに好かれているようですね。それは良い事ですが……」と少し微笑んでから、少し、居心地が悪そうに「Dudsさんは・・・・・・詮索されたりは、しないんですね」
Duds:なにを、ですか?
GM:「いえ、なんでもありません。もしかすると、黙ってあげておいたほうがいい事なのかもしれませんから」
Duds:そういうものですか? と小首を傾げます。
GM:「何が正しいのかは、私にも分かりませんけれど。……すみません、お忙しいところ。今度は来た時は美味しいお茶でもお持ちしますよ」
Duds:ああ、それはちょっと楽しみです。
GM:では、また と来嶋牡丹が席を立ったところでシーンを切ります。
Opening.O6
GM:OPの最後は大燦寺さんのオープニングです。例によって普段はどんな感じかとか聞いちゃうんですけれど。
大燦寺:んー、普段と言うよりも、シーンが始まる前にちょっと希望があるんだけれど。どうせ何かに巻き込まれるのは確定なので(笑)、せっかくキャンペーンだしやっておきたいことがある。具体的にはシャルのところに行って色々ものを渡したりしたい。今回はシャルの出番はあまりなさそうだしね。
GM:いいですね。一応今回もシャルには出番はある予定ですけど。
大燦寺:あ、あるの?
Duds:あるならなおさらやっておいて方がいいんでは?
大燦寺:そうだな。と言うわけで、フランス寮のシャルの部屋の前にやってくる俺。とりあえずピンポーンとチャイムを鳴らしてみよう。
GM:「ん、鍵は開いているぞ?」と部屋の置くから声がしますよ。
大燦寺:出迎えてくれないのかぁ! とか言いながら中に入る。
九頭:当たり前だろうー(笑)。ここでハーイとかい言って出てきたら「そんなのシャルじゃねぇ!」っていって殴りに行くよ!
それはやりすぎだ。
大燦寺:では紙袋を持ちながら部屋に入っていくと、シャルがいるわけだ。
GM:そうですね、で、シャルは……なにやってるんでしょうね?
大燦寺:まず服装が気になるよね。
GM:多分普通の服を着せられている気はするんですけれど……。
九頭:前回のエンディングで買い物はしたからね。
八ッ尾:まぁ九頭くんが趣味をスパークミ☆させていなければ大丈夫なんじゃないか?
大燦寺:シャル。おまえ、それ「ふりふり」やないか(爆笑)!
GM:(九頭PLに)で、実際のところどんな服なんです(笑)?
九頭:ええと、普通にスカート大目な感じで普段着はそろえたよ。ズボンよりはスカートのほうがいいだろうし。
GM:では、そんな感じの服を着ているようです。で、今は頑張って日本語を学んでいるのではないでしょうか。眉間にしわでも寄せたりしながら。
八ッ尾:あめんぼ、あかいな、あいうえお。
大燦寺:ではそんなシャルを見て、なかなか日常に適応してきたじゃないか、と。それで、GM。ちょっとやりたいことがあるんだけれど。次の俺の言動にシャルがドギマギしてくれればいい。
GM:え? あ、はい、どうぞ。
大燦寺:ではシャルの湖面のように澄んだ瞳を覗き込む。
ヨシノ、相変わらず美しいな……
GM:その言葉を聴くとシャルは少し後ろにのけぞって、汗を浮かべながら「な、なにをい……
大燦寺:俺が! 湖面のように透き通ったシャルの瞳に移っているのは俺の姿だ(爆笑)!
GM:そ、そうか。……ところでよい病院を知っているのだが紹介しようか? 心の病は専門ではないらしいが何とかしてくれるはずだ。
九頭:精神科に対応してないけど何とかしてくれるってそれどう考えても……(笑)。
八ッ尾:ロボトミ~♪ ロボトミー(爆笑)♪
大燦寺:私は生まれてこのかた風邪も引いた事はない! まぁ、今日はそんな当たり前の話をしに来たんじゃないんだ。(紙袋を開けながら)これはゴットフリート学園の留学生用の資料、パンフレットと教科書一式になるわけだな、後これが制服。
GM:あ、制服あるんですね。
大燦寺:(力強く)あるとも! 普通のブレザーだが。それから体操服に……、ABC防護服。
GM:……ではシャルはABC防護服を物珍しそうに摘み上げつつ「これはありがたい、と言いたいところだがこれは何のために使うものなのだ?」と尋ねます。
大燦寺:それはな、入ればわかる(低い声で)。
ま、それはそれとしてだ。あとは、女子用の部活と言うものが高校だと今のところ3つあるのだが。と言ってパンフレットを開く。
まず女子バレー(volley)部。これは全国大会でもいいところまで行っていてな。
そしてこれが女子バレエ(ballet)部。これも全国大会でもいいところまで行くんだ。
そしてこれが女子バレー(valley)部。谷底を降りてこれも全国大会でいいところまで行くんだ。
九頭:谷底って何処だよ!?
Duds:男女別れてるんだバレー(Valley)部(笑)。
GM:「うーむ、そのバレー(Valley)部というのはなかなか面白そうではあるが……」
九頭:マジで!? 興味惹かれるんだそこ。
大燦寺:谷底を降りると言うのはなかなかエキサイティングなものらしいからな。
九頭:そんなものは源義経にでもやらしておけ(笑)!
大燦寺:あ、ちゃんと一の谷も降りるよ、馬で。あと渡すのは分かりやすい日本語教材とかだな。
GM:「ああ、それはありがたい。正直に言うと困っていたところだ」
大燦寺:これには例えば使いやすい挨拶とかも色々乗っているんだ。ワレワレハウチュウジンダとか。
GM:「……常識をあなたの口から聞くのは諦めている」
九頭:挨拶周りはちゃんとこっちが教えてるよ。
GM:(聞き流しつつ)「そういったものは管理人殿に教わるのが一番良いのだろうな」
Duds:暇してますよー。
大燦寺:渡すものはこれで全部だが、まぁ、これだけあれば不自由はしないだろう。
GM:「そうだな、助かる。レンブラントは悪い男ではないが、こういったことまでは気が回っていないようでな」
九頭:ごめん、学校周りは普通に気が付いてなかったわ。日用品周りとかとりあえず生活に必要なものだけ考えてた。
大燦寺:ははは、ココナッツ先生は詰めが甘いからな。あの人学校に通った事は無いし。来月には来学期が始まるからな。それまでにはこのあたりも安全になっていればいいのだが。最近俺もやたらとトッキーに連れまわされて、あっちに奈落が出たとか、こっちに奈落が出たお前どうにかしろとか忙しいんだ。
GM:「トッキーは弱いからな。それに苦労性だ」
九頭:あぁ、シャル様にまで認識されてる。トッキーなんて不憫(笑)。
大燦寺:ま、俺の美しさを持ってすれば何とかなるだろう。
GM:「そうだな。トッキーについては、ミッシェルの隣やってきたのが運のつきということだろうな」
大燦寺:なんだ、その諦めの口調は(笑)。
GM;「私は真理を語ったつもりだが(笑)?」
大燦寺:随分とあっさりこの世界の真理を看破しおって(爆笑)。
Duds;いや、否定してあげてくださいよ!
八ッ尾:申し訳ないがWikiのトッキーのところには当たり前のように苦労性 と書かせていただいた(爆笑)。
大燦寺:まぁいい、問題はなさそうで安心したぞ。と言いながら立ち上がるけど。
GM:では、あなたが席を立とうとしたそのとき、突然またあなたの何処にあるか分からないシャードが輝き始めます。
大燦寺:(シャードを取り出して)あ、やべ。カラータイマーなってる。
Duds:あれ、一発で場所分かってません?
GM:シャードは何処にあるのかわからないのでは?
大燦寺:いや、あるような気がしただけだ(笑)。
GM;ではそれから間髪いれずにトッキーがあわてた感じでガラガラっと部屋の扉を開けて入ってきます。
「ちょっ、ちょ、またっ、またですかぁ!?」
大燦寺:(慌てず騒がず)ああ、またのようだ。
九頭:ちゃんとエマージェンシーなるようになってるんだ。便利便利。
大燦寺:ああ、トッキー。人の部屋にはいるときはちゃんとノックをしろ。
GM;「いや、あの、その。そういう場合じゃなくてさぁ」とトッキーがあたふたしていると、部屋の中でカッという音と共にちょっとした爆発が起こります。
一同;部屋の中で!?
九頭:うう、せっかくこの間ちゃんと綺麗の整えたのに……。
大燦寺:爆発する前に一応結界張っていい?
GM:それはかまいません。
大燦寺:じゃぁその瞬間にビューティフル! と叫んでビューティフルな《イノセントソーン》をはる。
八ッ尾:ビューティフルなのかイノセントなのかはっきりしなさい(笑)。
大燦寺:(力強く)どっちもだ!
GM:結界の中にいるのはさっきまでこの場にいた全員ですね?
八ッ尾:いかん、シャルがアフロに(笑)。
九頭:あぁ、せっかく丹精こめて梳かしたのに……。
大燦寺:どこまでやってるんだお前は(笑)。
GM:爆発はそこまでの規模ではありません。あとこの展開で一番被害を受けそうなのはトッキーな気がしますね。根拠は無いけど。
大燦寺:では シャル危ない! と言いながらシャルの前にトッキーを……。
九頭:君が前に出るちゃうんか(笑)!
Duds&大燦寺:(ハモりつつ)いや、トッキーだろう!
大燦寺:ほら、トッキー《時空障壁》あるから~。
九頭:君はないんか?
大燦寺:あるけどぉ~。
GM:爆発が収まると結界の中に煙が立ち込めていて、内には延焼してブスブスと燻っているところももあります。
大燦寺:無事か!? 二人とも!
GM:「目の前にいるんだから無事かどうかは見ればわかるんじゃないかなぁ~?」とちょっと黒っぽくなったトッキーが答えます。シャルは無事のようですね。
Duds:では何が起こったんですか? と結界を破って後ろから登場しておきます。
大燦寺:とりあえず何かが出てきたのは間違いないようだが。
GM:そうですね、煙が収まると爆発が起こったあたりに女の子がうずくまっています。簡単に描写すると……。
九頭:(間髪いれず)ポニーテイル、ポニーテイル。
GM:では髪型はポニーテイルです。
大燦寺:そんなあっさり(笑)。
九頭:なんか魅希ちゃんはポニーテイルなイメージでいた。
八ッ尾:いや、こっちもそんなイメージではいたけれど(笑)。
GM:ではポニーテイルな彼女は背を向けてうずくまっているせいで顔とかはまだ分からないんですが、服が肌が露になる位に焼け焦げでしまっているのがわかります。かなり肌は焼け爛れてしまっていて、出血もかなりしているようです。
八ッ尾:それは、酷い。
GM:暫く時間が経っても彼女は動く様子はありません。意識を失っているようですね。
Duds:……これは、九頭先生を呼んできたほうが?
大燦寺:そうだな、三ツ橋さんはココナッツ先生を呼んできてもらえますか?
DUDS:分かりました、行ってきます(退場)。
大燦寺:その間に俺は結界内の炎を消して、一応《ヒール》を掛けておこうか。
GM:《ヒール》を掛けてもらうと、火傷の痕もかなり直っていきますね。かなり苦しそうだった表情も幾分安らいで行きます。
九頭:火傷の後にはキチン質が?
GM:いえ、そんなことはありません。ですが、顔を見るとあなたの知っている人であることがわかります。顔は前回のセッションで会った鬼塚魅希さんそのものですね。
大燦寺:彼女の年齢は?
GM:まず、前回のセッションではあまり触れて無かったので確認しておくと、鬼塚さんの年齢は21歳という事ですが、外見年齢は15歳のままです。これはエレメンタラーの異形を隠すために変化の術を使っていること、その際に自分の成長した姿を上手く想像出来なかったので、写真などで確認できる昔の姿を使っていると言うのが建前になっています。そして、今あなたの目の前にいる彼女も、15歳くらいに見えます。ですから、外見はほぼ同じですね。
大燦寺:ではそれをみて、おや? これは鬼塚さんではないかとつぶやく。
GM:彼女はそれに答える事も無く、意識を失ったままうわ言をつぶやいています。
九頭:うう、とうさん、かぁさん……、
一同:しげる……!!
大燦寺:しげる……?
GM:なんで茂そんな大人気なんですか(笑)。でも言葉はその通りです。それから目から涙を流していますね。
大燦寺:……すまないが、シャル。君の服を貸してやってもらえないか? 同年代っぽいし。
GM:では「ああ、構わんよ」とシャルがトッキーに服をとりにやらせたあたりでオープニングを終わります。
最終更新:2008年03月11日 23:26