ALG17_replay2_cl1

Climax.01

GM:ではクライマックスに移ります! 先ほど中断した八ッ尾さんのシーンの続きからになりますね。大燦寺とDudsは何時登場しても構いません。
大燦寺:了解。
GM:魅希は掠れそうな声で二人に話しかけます。
「二人とも、離れていてください。ちょっと、もう、押さえられそうにありません」
九頭:なに、暴れだした患者をとめるのも、医者の仕事なんですよ? とぎゅっと押さえつけましょう・
八ッ尾:先生もまた然り、だな。
GM:(ため息をついて)「本当にすみません。私、二人には迷惑かけてばっかりで・・・・・・」
九頭:・・・・・・・・・・・・
八ッ尾:・・・・・・・・・・・
GM:「あ、迷惑ついでに、また虫のいいお願いをしていいですか?」
九頭:なんですか?
GM:「もう1人の私のこと、お願いできますか? 私はもう会うことも無いでしょうけれど」と言うと彼女はまぶたを閉じて
「多分、あの子はまだ、全部は失くして無いはずですから」と場違いに優しい声で口にします。

九頭:GM質問! ガイアで精霊どっかいけ! っていったらどっかに行きますか?
GM:ガイアで魅希から精霊を取り除くと言う事は可能です。ただ、それでもこれまでに失ったものは直ぐには戻ってこないでしょう。その二つは別の次元のものとして扱います。
Duds:2発必要、ってこと?
大燦寺:リハビリは出来そうなのか?
GM:そうですね、長い努力によって取り戻す事は出来るでしょう。
大燦寺:なら、やる価値はある。
GM:ただ、魅希の精霊は飽和状態で、ずでに尸解は始まっています。彼女はデータ的には死亡状態になるので、イドゥンも必要となるでしょう。
大燦寺:それは、少し厳しいな。
GM:既にサクセションイベントの要件を満たしているので幾らかは余裕は出ますよ。その分対すべき敵のデータもそれなりですが。
九頭:それでも、そこに希望をかけないわけが無いだろう。私を誰だと思っているんだ。
八ッ尾:当たり前だ、イドゥンなんていくらでもツクヨミで複製してみせる。
九頭:この段階でガイアイドゥンは出来るの?
GM:それはお勧めしません。精霊にとってはそれは致命的ですから、恐らくガイアをオーディンで打ち消そうとするでしょうね。
九頭:なら、その前に一回ぶちのめさないといけないって事か。

九頭:なに。あなたのことを頼む、と言われても。あなた自身のことはどうするんですか? 医者に対してこのまま見殺しにしろというほどバカらしい事は無いでしょう?
GM:「でも、本当ならもう少しやりようとかあったのかもしれないですけれど、でも、もう・・・・・」
と魅希は泣きそうに顔を引きつらせ最期に強がろうとするんですけれどそこで、崩れてしまいます。
「ごめんなさい。やっぱり、いやです、こんなのは。ここで終わりなのは、イヤだ」
「助けてください、先生。無理なのは分かっています。でも・・・・・・」
九頭:(苦笑して)八ッ尾さん、あなたの生徒さんはバカですねぇ。
八ッ尾:こうしてしまったのは、私なのかもしれないけれどね。
九頭:なら、意識のあるうちにこの言葉を聴いてください。さっき私の目の届かないところで死んで欲しくない、と言いましたけれどね。私の目の届くところだったら、死なせるわけが無いじゃないですか。
八ッ尾:・・・・・・鬼塚君、これは私のわがままかもしれないが、1つだけ答えてくれないか?
GM:「なん、でしょう。せんせい」
八ッ尾:君は戦うすべを得た事で何かを手にすることが出来ただろうか。
GM:鬼塚さんはその言葉にはっとして、しばらく固まります。ですが、すぐに何かに気づいたように八ッ尾さんのほうを見て少しだけ穏やかな表情になって言います。
「ありますよ、先生」
八ッ尾:も、もう、プレイヤーが駄目だ(泣
GM:「戦いたいと願ったことで、先生と会うことが出来ました。先生に会えたから私はここまで走ってこれたんです。
だから、これまで手にした何もかもが、そのおかげみたいなものです」
八ッ尾:その言葉を聞いたら、ぶわっと来るよな実際。というかプレイヤーももう駄目だ(泣
(涙混じりに)ありがとう、な。
GM:「いえ、こちらこそ。 でも・・・・・・ごめんなさい」
と彼女が穏やかな、でも悲しげな表情で最期の言葉を口にすると、魅希の身体が光に包まれ、尸解がついに始まります。
それと同時に皆さんシャードが共鳴するように輝きだします。
ここで、皆さんにクエスト【鬼塚魅希 を 助ける】を差し上げます。そしてそのクエストに対してサクセションが発生します。
彼女の願い、あなた方の願いにシャードが応えたのでしょう。
どの加護を選ぶかについては自由です。
九頭:ここは勿論イドゥン。
八ッ尾:(かなり考えて)フレイアにしよう。正しいかは分からないが。
Duds:こちらもフレイアを選択ですね。相手が動ききる前に畳み掛けてしまいまうのは正しいと思いますよ。
大燦寺:俺はエーギルを戴く。 では、尸解が始まるあたりでこちらも駆け込んでこよう。
先生、八ッ尾さん。何があったんだ!?
Duds:遅くなりました。
九頭:なに、丁度いい頃合さ。
Duds:出待ちにしか見えないかもしれませんが、そんな事は無いですよ(爆笑)。
九頭:なに、私たちの恥ずかしいところを見られなかっただけ重畳というものですよ。
Duds:すみません、耳はいいんです(爆笑)。
九頭:そんな(笑)。あとで、スコーンを作ってくれたらチャラにします(笑)。
大燦寺:あとは、前を見て、始まったのか、とつぶやく
GM:そうやって魅希を見やると、尸解は終わりへと近づいていっています。
魅希の命が失われていくと共に、彼女が自身にかけていた《千変万化》が解けていくんですが
元の姿には人間らしいところがほとんどなくなっているくらいに《異形化》が進行しています。
身体を覆っている昆虫の外骨格のようなものにピシピシと少しづつヒビが入っていき、
その中から魅希によく似た姿をした精霊が脱皮をするように現れてきます。
身体は炎や、雷、そして冷気によってめまぐるしく覆われていて、一目でそれが精霊である事が分かります。
具体的には・・・・・・気合で分かってください(笑)!
八ッ尾:ヴァリガルマンダだろ?
GM:GMもそんなイメージでいます(笑)。
そして、その精霊の誕生と同時に、それに呼ばれたかのように、あたりから精霊が湧き出てきます。
それではクライマックス戦闘を開始しますよ!


最終更新:2008年01月27日 00:11
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