【cfsc】La scuola alta

「L.s.a.」って?

 このページは「GM:とよしー」がお送りするカオスフレアSCのプライベートセッション用ハンドアウトや舞台設定などを掲載する為の物です。
 ここで紹介する舞台「学園都市型航空艦 ラクィラ・グランデ」は存分に使い回す予定。

シナリオ『黒炎の檻』ハンドアウト

それですべてが終わるはずだった。
学園は平和を取り戻すはずだった。
追い詰めたはずのそいつが放った最後の足掻きが、かつてない災厄を呼び起こす。
夕闇の炎は乗騎ごと姫を蝕み、学園そのものへと食指を伸ばす。
侵蝕に抗う学生たちの戦闘に灯るのは、4色の炎。
“未来”は“絶望”に打ち勝てるのか。
異界戦記カオスフレアSC 『黒炎の檻』
人よ、未来を侵略せよ!

PC1
パス:ゼノビア・フィエスキへの友誼
 あなたは生徒会役員である。生徒会長であるゼノビア王女や仲間のカオスフレアたちと共にとあるダスクフレアを追い詰めたあなたたちだったが、ヤツの最後の足掻きによってゼノビア、そして学園がかつてない危機に見舞われてしまう。プロミネンスによって彼女の乗騎がダスクフレアと化し、搭乗したままの彼女自身をも蝕み始めたのだ。そのうえプロミネンスの侵蝕は航空艦にまで及び始めた。このままではゼノビアは完全にダスクフレアに吸収され、学園そのものもダスクフレア化してしまう。学園を、そして何よりゼノビアを救うため、あなたは輝く炎を纏って巨悪の前に立ち塞がる。

PC2
パス:ユミカ・イシードラへの忠誠
 あなたは風紀委員会の幹部の1人である。長い戦いの果てに、あなたは学友のカオスフレアたちとともに、学園の平和を脅かすダスクフレアを追い詰めた。とどめを刺したかに思われたその時、ヤツが発動した装置によって新たな災厄が巻き起こる。あなたは風紀委員長ユミカの指示を受け、正義の心を胸に学園の秩序を守る風紀委員として災厄に立ち向かう。

PC3
パス:汀 叶他への尊敬
 あなたは図書委員会の幹部の1人である。長い戦いの果てに、あなたは学友のカオスフレアたちとともに、学園の平和を脅かすダスクフレアを追い詰めた。とどめを刺したかに思われたその時、ヤツが発動した装置によって新たな災厄が巻き起こる。あなたは図書委員長叶他の助けを得て、正義の心を胸に学園の叡智を司る図書委員として災厄に立ち向かう。

PC4
パス:ヘレナ・ファイルズへの請願
 あなたは部活動連合の末席に名を連ねる弱小部の部長だ。あなたの部はさしたる成果を挙げられていないために少額の部費しか得られず、常に施設や備品に困窮している。今回の事件は予断を許さぬ重大事だが、ここで活躍すれば部費を増額してもらえるかもしれない。無論、学園と人々、ひいては世界を護ることが最優先だが。あなたは大義と共に少しの我欲を胸に決戦に挑む。



学園都市型航空艦 ラクィラ・グランデ

 フェルティーレ王国が保有する航空艦。王立アルマトゥラ機甲学園とその学園城下町を乗せた都市型航空艦である。フェルティーレ王国は近年テオスから独立したばかりであり、国家を守護するためにMTを始めとしたロボット兵器の技術向上に力を入れている状態である。アルマトゥラ学園には操縦科、指揮科、整備科、開発科などのクラスが用意されており、MTや歩行戦車をはじめとした様々なロボット兵器について学ぶことができる。
 部活動が盛んなことでも知られており、各部の代表たちが集まって部費の分配や共有施設の運営について話し合う部活動連合は生徒会と双璧を成す組織。10機の歩行戦車でチームを組んで互いの陣地を奪い合う“ボーダーブレイク”やMTによる模擬戦“グラン・ムニエーカ”などアルマトゥラ学園ならではの部活動も多い。
 神炎同盟や他の反テオス勢力との交流を重視する現国王の方針により、様々なミームの留学生たちも通っている。
 要所に金の装飾が施された白い巨大な航空艦であり、艦上の街はオリジンとテオスの文化や技術が混ざり合って独特の雰囲気を醸し出している。

パーソナリティーズ


“煉獄の四公”

“学園王女” ゼノビア・フィエスキ
ミーム:テオス
フェルティーレ王国第1王女にして王立アルマトゥラ機甲学園生徒会長。操縦科のトップエース。現国王の孫娘。独立戦争を経て生存している王族は国王と彼女の2人のみである。特に、彼女の母親は独立戦争が始まった際に星王の後宮で彼に刃を向けて死んだ。つまり、彼女の父親は星王ディオスその人である。彼女の出自を知る者はごく僅かであり、彼女自身は母を殺したディオスと祖国を蹂躙したテオスに激しい怒りを抱いている。
彼女は優れたモナドライダーであるが、軍団指揮は不得手である。そのため、作戦の際は専らワンマンアーミーとして行動することが多い。彼女自身はカオスフレアではないのだが、稀に聖戦士の如き力を発揮してダスクフレアに傷を与えることがある。その存在を知るダスクフレアたちからは警戒されている。

“隣界の法” ユミカ・イシードラ
ミーム:オリジン(オルタ)
風紀委員長を務める生徒。相似世界(オリジン・オルタナティブ)なる孤界から愛機と共に転生して来たと噂されるが、彼女自身は黙して語らない。彼女の駆る“ジュピター”と呼ばれるロボットは既存の技術体系に属さない未知の機体であり、よく整備科や開発科の生徒たちに分析させて欲しいとせがまれている。そのたびに困ったような顔をしつつも承諾してくれるため、彼らからの人気は非常に高い。

図書館の主(リブロマスター)” (みぎわ) 叶他(かなた)
ミーム:アンゲロイ
図書委員長を務める指揮科の生徒。テオスの陰謀によって恋人をダスクフレア化され、喪っている。その際に自分では何もしてあげられなかった無力感と、彼にとどめを刺してくれたことへの感謝からカオスフレアに対して非常に好意的。
普段は穏やかな人物であるが、一度戦場に出ると天奏機部隊を率いて誰よりも苛烈に戦う。敵の攻め手を逆手にとって包囲、殲滅する作戦を得意とし、特にテオスとの戦いでは兵士の1人も逃がしたことがないと噂される。

“恩寵の騎士” ヘレナ・ファイルズ
ミーム:テオス
フェルティーレ王国4大貴族の1つファイルズ公爵家の長女。学園では部活動連合総長を務める。自身もボーダーブレイク部の部長であり、優れた歩行戦車乗り。ゼノビア王女とは長年の親友であり、彼女が公務で出かける際には護衛を務めることもある。豪快で細かいことは気にしない性格だが、面倒見は良い。そのため部の仲間や科の後輩たちからは慕われている。

その他の人物

“ハックジャンキー” ラーナ・アリ・ラーイ
ミーム:グレズ
放送委員会委員長を務める支援科の生徒。自我を持つ巨大ロボット「メルティオン」の駆り手。放送委員長として放送室の正式な使用権限を持っているにも関わらず、校内のあちらこちらから電波をハッキングして好き勝手に喋り散らすことを趣味とするはた迷惑な人物。

逆さ時計(リバースクロック)” 新月(にいづき) (みやこ)
ミーム:フォーリナー
保険委員長を務める看護科の生徒。時の結晶のマーキュリーを持つフォーリナー。生物のみならず、無生物までもをそのマーキュリーによって治癒させる絶対の癒し手。時々やり過ぎて患者の年齢まで巻き戻してしまうことも。しかし、その献身的で一生懸命な姿から大抵のミスは許されている。それでも本人は毎回かなりへこむ。

“無明の導” 御鏡(みかがみ) リンナ
ミーム:パンデモニウム
学園の城下町で営業している銭湯“鷹の湯”の娘。常に目を瞑っており、彼女が目を開けているところを見たものはいない。彼女が実際に目が見えないのか、あるいは何らかの理由で目を開かないことにしているのかは不明だが、まるで目が見えているかのように行動する。優れたガンダンサーであり、噂では1撃で戦艦を撃沈させるとも。

“G01-A” アイギス・ミラー
ミーム:オルファン
滅びた孤界から流れ着いたオートマタ。自我に目覚め、現在は学園の警備と保守を担当している。

“グラシャリオ” フィアールカ・ポーラ
ミーム:オリジン
スノーヴェイル族のモナドライダーにして操縦科の主任教員。未亡人で一児の母。おっとりした優しそうな雰囲気の美女だが、その授業は元気盛りの青少年が1人残らず地に倒れ伏すほどだという。

“欠落博士” アルダミラ・アルダミシア
ミーム:ロンデミニオン
整備課と開発科の主任を務める女教師。カスタフィオーレ博士に師事していたこともある優れた技術者だったが、いつしか「究極の機体を作り上げる」という欲望に取りつかれてダスクフレア化。学園を我が物とすべく陰謀を張り巡らせるが、とあるカオスフレアたちによって追い詰められた。
最終更新:2018年10月13日 11:29
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